【料理好き必見】圧力鍋の使い方とレシピをわかりやすく解説♪

普段何時間もかかってしまう豚の角煮も、圧力鍋を使えばラクに作ることができます。しかし、圧力鍋は使い方を誤ると、事故につながってしまうことも……。今回は圧力鍋の正しい使い方を解説します。〔ティファール〕や、普段料理をしない方でも簡単な電子レンジ圧力鍋〔マイヤー〕の使い方もレシピと一緒に紹介していますよ♪

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圧力鍋とは? 原理や構造を解説

圧力鍋とは、圧力を調整する機能がついた鍋のことです。圧力釜と呼ばれることもあります。時短能力にすぐれた調理器具で、時間のかかるような煮込み料理も大幅に時間を短縮することができます! 具体的には、調理時間が3分の1から4分の1くらいまで短縮されるので、忙しい主婦にピッタリのアイテムなんですよ♪

圧力鍋の原理や構造

圧力鍋は、鍋とふたが密閉されており、加熱によって圧力をかけるという構造になっています。また、調圧弁と安全弁という2つの弁を備えています。これらは、鍋内部の蒸気圧を調節するために必要な構造です。

食材の調理が早くなる原理ですが、それには「加圧によって水の沸点が上昇する」ことが大きく関係しているんです。本来、水の沸点とは100℃であり、いくら加熱してもそれ以上の温度にはなれません。蒸気になってしまうからです。

しかし、水の沸点には「加圧によって上昇する」という特性があります。本来、100℃以上にならないはずの水ですが、加圧されることによって120℃まで温度の上昇が可能になるのです。

圧力鍋は、その原理を利用した調理器具。鍋の内部に圧力をかけることで水の沸点を上昇させ、食材の内部にある水分を100℃以上にします。ほんの少し100℃を上回るだけでも、食材の調理時間は一気に短くなるので、圧力鍋は食材を早く調理できるというわけです!

圧力鍋はお金も時間も節約できる

圧力鍋には多くのメリットがありますが、中でも「節約」という点については大活躍のアイテムです。時短料理であっという間に料理が作れてしまうほか、ガスや電気などの節約にも役に立ちますよ♪

時短料理であっという間に

圧力鍋のメリットは、なんといっても調理の時間が短くなること! 豚の角煮のような煮込み料理ならおよそ4分の1、炊飯であれば炊飯ジャーの半分の時間で調理ができます。食材によっては向かないものもありますが、煮込み料理は大幅に時短できると考えて間違いありませんよ!

光熱費の節約にも♪

圧力鍋は内部を高圧にしてしまえば、弱火や内部の余熱で調理することができるので、普通の鍋で煮込むのに比べて、光熱費を抑えることができます。光熱費が少し高くて気になる……という方にも圧力鍋はおすすめのアイテムですよ。

圧力鍋の使い方

圧力鍋の使い方ですが、基本的に4つの段階があります。それをあらかじめ理解しておけば、実際の調理でも慌てずに済むはず! それぞれの段階の説明を下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ステップ1.加熱

食材を加熱する時間です。まずは、鍋を強火にかけます。この段階ではまだ食材を加熱しているだけで、圧力は加わっていません。加熱する前に、鍋とふたがしっかりとセットされているか、必ず確認してください! 密閉状態を作り出すことが肝なので、ここができていないと調理は失敗してしまいます。

ステップ2.加圧

加熱が進むと、鍋の内部に圧力がかかり始めます。圧力がかかったことを確認できたら、弱火に変えます。蒸気口から蒸気が噴出されるので、一目でわかるかと思います。

ステップ3.蒸らし

加圧が終わったら、火を止めて放置します。食材を蒸らす段階です。蒸らしている間も余熱で調理が進んでいるので、この工程も調理時間として計算に入れておきましょう! 

ステップ4.減圧

最後に、減圧の段階です。鍋の内部には高い圧力がかかっているので、それを抜く時間が必要です。蒸らしの段階で圧力は下降し始めるので、減圧と蒸らしはほとんど同じ。減圧が終わってはじめて、鍋のふたを開けることができます。

圧力鍋の注意点

食材の量

圧力鍋は構造上、一般的な鍋に比べて調理できる容量が少ないです。多くても鍋の3分の2までしか入れることができません。決められた容量を越えた調理をしてしまうと圧力鍋の故障や、鍋が爆発する事故につながる危険性もあるので、注意が必要です。

入れてはいけない食材

圧力鍋には危険なため入れることができない食材があるので把握しておく必要があります。重曹や多量の油は内部で膨らみ、蒸気の逃げ道を塞いでしまう危険があります。最悪の場合、内部の気圧が上がりすぎたことにより、壊れてしまうことも……。

圧力鍋を使うときには、付属の取扱説明書の守って使いましょう。

ティファール圧力鍋〔クリプソアーチ〕の使い方(豚の角煮編)

フランスの有名調理器具ブランド〔ティファール〕の《クリプソアーチ》の使い方を豚の角煮のレシピと一緒にご紹介します。これを使えば普段2〜3時間かかる豚の角煮が、半分の1時間ほどでトロトロに煮込むことができますよ♪

① 材料を入れる

まずは圧力鍋に豚肉ブロックと水、肉の臭みを消してくれる長ネギ、薄切りショウガ、もしくはチューブタイプのショウガを入れます。

●豚肉ブロック:お好みの量
●水:1000cc
●長ネギ:2/1本(青い部分)
●薄切りショウガ:3枚(チューブタイプの場合は約5cmほど)

② 20加圧調理

圧力鍋のフタを閉じ、圧力調整おもりを「肉」の図柄に合わせ、鍋を中火にかけます。しばらくするとフタ上部にある安全ロックピンが上がってきます。その後、「シューッ」と絶えず蒸気が吹き出るようになるので、これで内部の加圧が完了となります。火を弱火にして、ここから20分間煮込みます。

③ 急冷

20分後、加圧調整おもりを「水蒸気が吹き出る」図柄に合わせ内部の気圧を下げます。安全ロックピンが完全に下がったのを確認してからフタを開けます。

④ 豚肉をカットし調味料ととも鍋へ

ブロック肉を4〜5cmほどの大きさにカットし、調味料と先ほどの茹で汁と一緒に、もう一度圧力鍋へ入れます。

●茹で汁:200ml
●砂糖:大さじ1杯
●みりん:大さじ1杯
●酒:大さじ3杯
●醤油:大さじ3杯

⑤ 10分加圧調理→自然放置

②と同じ過程で鍋を加圧できたら、10分間煮込みます。その後鍋を火元から離し、安全ロックピンが下がるまで自然放置します。

⑥ フタを開けて煮詰めたら完成

安全ロックピンが下がっているのを確認したらフタを開け、そのままの状態で肉に煮汁を絡めながら少し煮たら完成です!

普段は時間がかかる豚の角煮も〔ティファール〕の《クリプソアーチ》を使えばあっという間に作ることができます。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね♪

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電子レンジ圧力鍋〔マイヤー〕の使い方(チキンカレー編)

もう一つ使い方を紹介するのは〔マイヤー〕の圧力鍋です。この圧力鍋の魅力はなんといっても、電子レンジで作れるということです!

面倒な設定は一切なく、具材を入れ、フタをしてレンジに入れる。たったそれだけです。毎日の料理が面倒という方もこれがあればすぐに作ることができますよ♪

① 材料を入れる

鶏肉を一口大に切り、臭みを消すためにんにく・ショウガ・はちみつ・こしょうとよく混ぜ合わせ圧力鍋へ入れます。混ぜたら、そこへさらに残りの具材を圧力鍋に入れフタをします。

○鶏肉:150g
○にんにく:1かけ
○ショウガ:1かけ
○はちみつ:小さじ1杯
○こしょう:少々
●玉ねぎ(すりおろし):1個
●人参:(すりおろし):1/4個
●みりん:小さじ1杯
●バター:5g
●水:300ml

② 13分加熱→10分自然放置

電子レンジへ入れ13分間(600Vの場合)加熱します。あたため終わったら10分間フタを開けずに蒸らします。

③フタを開けてルーを入れる→3分加熱したら完成

圧力が抜けているのを確認してからフタを開け、ルーなどの調味料を入れ、今度は3分間(600Vの場合)レンジであたためたら完成です!

誰でも簡単にできてしまう〔マイヤー〕は、価格も普通の圧力鍋に比べリーズナブルなので、試してみてください♪

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圧力鍋を使っておいしくかんたんに料理をしよう!

圧力鍋に危ないイメージを持っている人も多いかと思います。

しかし、使い方や注意点さえ押さえておけば、日々の料理において、これほど力強い味方になってくれる調理器具はありません。調理時間を大幅に短縮できますので、ぜひ圧力鍋を使ってみてください。

また、今回紹介したように、リミア内には圧力鍋を使ったレシピがたくさんあります。活用方法に悩んだときは、こちらも参考にしてくださいね♪

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