家づくりは「決める」の連続。自分で納得して決められたか、それが大事

あんなに夢見ていたマイホームだけど、いざはじめてみると、家づくりは迷いと悩みの連続。間取り迷子やマイホームブルーに陥っている人も多いのではないでしょうか。
そんな迷える子羊たちに送る「家づくりの哲学」コラム。
誰かの判断を信じるだけで、自分で納得して決められなかったら、あとあと必ずしこりが残ります。
少し深呼吸して、自分の悩みを整理していくだけで、マイホームブルーから一歩前に進めるかも!今日はそんなお話です。

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@erisa.ina everythank.com

「子供がいるとピットリビングやアイアン階段は危険じゃないですか?」



はい。

すごく聞かれます。

フォロワーさんにもお友達にもすごく聞かれます。

結論。

「危険です!」

そりゃそうだwww

段差があるのとないのでは、あるほうが落ちる確率は高まります。

吹き抜けに面した、スケスケのアイアン手すりのある階段があるのとないのでは、あるほうが落ちる確率は高まります。

平屋と二階建てでは、階段がある二階建てのほうが落ちる確率は高まります。

マンションのほうが高層階から転落する確率は高まります。

一戸建てのほうが目の前の道路に飛び出す確率は高まります。

・・・・・

だけどね。

たぶんね、確率論で話をしてもしかたがないということです。



何を選択するか、何をしないと選択するか。

それは確率で決めるものじゃなくて、自分の考え方や好みや信念やこだわりで決めるもの。



どこかのママが「絶対こっちがいい」と言っていたからって、

あなたの家族にとってそれがベストなわけではない。



うちの子はまだズリバイしかできない、6~7か月くらいから、おなかで回転して器用に後ろむきに足から段差を降りるという方法をマスターしていました。

数回は落ちましたが、それで学習したようで、

今ではこんな段差だらけのおうちを、落ちたりせずに縦横無尽にぐるぐる動き回っています。

(爆発的なスペックの学習機能をもったスーパーAIですからね!笑)

@erisa.ina everythank.com

あなたの家族にフィットすることが最優先

もちろん、わたしが経験してきた中で、勉強してきた中で、

おうちがより気持ちよくなるであろう考え方やテクニックはご紹介していきます。

工務店さんやハウスメーカーさんもいろいろとプロなりのご提案をしてくれると思います。

質問もどんどんしてください。



だけど、そこに暮らすのはあなたたち家族。

あなたたちの家族にフィットすること、あなたたち家族が気持ちがいいと感じること。

それ以上に優先されることは何もないんですよ。



メリットやデメリットの情報を調べて「知る」ということはとても素晴らしいこと。

やっぱり知らないと、あとになって

「え、そんなプランや提案もあったんだ~。」って悲しくなってしまうこともあります。

だから、信頼できる人から、最適な選択肢のカードを手に入れたうえで、

そのあとに一枚を「決める」という行為は、やっぱり自分たちで下すしかない。



家づくりって「決める」の連続です。

決めるって責任も伴うし、プレッシャーもかかるし、頭がパンクしそうになるし、

すっごく大変。

だけど、「決める」っていう行為が大人への階段だと思うんです。

(年齢的にはもう立派な大人ですが…心はまだまだ笑)

家づくりを通して、ものすごい数の「決める」を経験する中で、きっとすごく成長できるんじゃないかなって思います。(私はそうでした)

悩みの整理と言語化

わたしがしている家づくりのアドバイスって、

その方にフィットする「選択肢カード」を出してあげることももちろん大きな役割なのですが

その方が自分で納得して「決める」ための、悩みの整理と言語化のほうが実は裏側にありながらすごく喜ばれている気がします。





そういえば、いつからか「○○(地域名)の母w」とか呼ばれて、

悩みや人生相談を受けることが多くなりました。

年齢は新入社員の女子から、20以上年上の偉い男性の方々までさまざま。

(最初に言っておきますが、占いとかまったくできないので!)



だけどその時にやっていたこととすれば、分解作業のみ。



こんがらがった悩みって、からまったネックレスみたいなもので

いくつかの悩みや選択肢がごちゃまぜになって大きく複雑にみえるだけなんですよね。

だから、それを分解して、悩み①・悩み②・悩み③という風に順番をつけてあげて、

それぞれに選択肢A・選択肢Bを書いてあげる。



簡単に書くとそんな感じなんです。そうすることで悩みの一つ一つは自分で手に負える範囲のものにできるので、

あとは悩み①から順番に決めていくだけ。

その道筋を一緒に立てるだけで、相談するほうの方はだいぶ気が楽になって、

しっかり自分で決めて、次のステップにすすめるみたいです。

そして、友達にそれが伝わって、また違う知り合いから相談に乗ってくださいと言われる。笑



先日、家づくりをアドバイスした方から、

「erisaさんの悩みの整理能力と言語化能力、偉大すぎます」

となんともありがたいお言葉をいただいて、

そういえばわたし昔からそんなところを褒めていただいてたな、と思い出したので書いてみました。

@erisa.ina everythank.com

自分で納得して決める

なんだか精神論になっちゃいましたけど。


何千万も払う家づくりにおいて、自分で納得して「決める」ことはすごく大切なことだと思うんですよね。

もういやだ~となったときは、まずはその悩みを分解して整理してみてください!



こんなわたしの間取りアドバイスに興味がある方は、下のボタンからホームページへどうぞ!

@erisa.ina everythank.com

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