服の大整理とクローゼットの大掃除

今回は多くて困っているものの代表『衣類』について、整理の手順と、残すものと手放すもののヒントをご紹介いたします。

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衣類の大整理

クローゼットのゴールを決める

まずはじめに目的(ゴール)を決めることが重要です。

整理を始めるときにやりがちなのが、ゴミ袋片手にどんどん要らないものを詰めていくこと。
ただ単に数を減らすことを目的に進めていくと、自分の価値観や暮らしのことが抜け落ちてしまうので、結局また手放すはずの袋の中から、必要なものを取り出すはめになります。(もしくは完全に捨ててしまい大後悔)

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どんなクローゼットにしたいですか?

あなたにとってのクローゼットの目的(ゴール・役目)とは何でしょう?

見た目はどんなか?
機能性は?
洗濯動線との関係
取り出しやすさ、しまいやすさ、
着替えやすさ、
など考えればきりがありませんね。。。

どんな服を着たいか?

では、はじめに一番シンプルな目的から考えていきましょう。

【私はどんな服が着たいですか?】

そう自分に聞いてみてください。
・色は、素材、、柄は?
・形は、大きさは?
・着心地は?
・価格帯は?
・ブランドは?
・劣化具合は?(新しい方がすき 着古した方がすき)

上記を暮らしのシーン(仕事・外出・近所に外出・日常・フォーマル)に分けて
自分の好みをノートに書いてみましょう。

最初から、目的を明確にするのは難しいかもしれませんので、よく着る服、着たい服だけを収納することを、ひとつのゴールとしてみるのも良いと思います。

クローゼットの大掃除

中に入っているものを全部出す

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整理をするときに大切なのは、『全部出す』ことです。
全部出すことで、自分の持っている全体量を体で感じることができます。
山積みになった衣類を目の前にして、多少ショックを受けることがあるかもしれません。

とはいえ、クローゼットの中を全て出して整理をするのは、気力、体力、時間的に難しい場合があります。
それから、あまりの量に疲れてしまい、途中で投げ出してしまっては元も子もありません。
その日の体調やできる時間に合わせて、
・引き出し一段
・棚一段
・吊るしてある服だけ
など、部分的に行い、少しずつ完成させていくのも継続するポイントです。


クローゼット内の掃除

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クローゼット内の掃除は基本的にホコリ取り。棚やポールや床のホコリを丁寧に取ります。
カーペットのホコリはゴム手袋で優しく擦ると簡単に取れます。

全部出した部分を掃除します。
クローゼットは衣類のお部屋なので、埃の量が多いと思われます。
壁やポールなども乾拭きし、掃除機をかけます。
収納ケース内も小さなゴミなどを払いましょう。

衣類の分類

冠婚葬祭用の服をチェックして戻す

冠婚葬祭用の服を残します。
たくさんある場合は見直して、今後着るものだけを残します。
しばらく着ていない場合は、生地の状態などもチェックします。
一緒に使うアクセサリーやバッグなどは、近くにまとめておくといざという時にあわてません。

今後着る服を選ぶ

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上記の表を参考に今後着る服を選びましょう!
1年間で1度以上着た服と、着ていない服を分けます。
着た服は基本的にはクローゼットへ。
着ていない服は、
【手放す】【思い出】【保留】の3つに分けていきます。

整理していくと必ず今判断できないものが出てきます。
残すか手放すか決められない場合は、いったん保留にし、一か所にまとめて置き1~2か月以内(自分で期限を決めて書いておく)に見直します。

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処分対象のポイント

去年一度も着なかった服

1シーズン着なかった服は、今後も着る可能性が低いと思われます。

自分のサイズに合わない服

やせたら着る服、洗ったら縮んでしまった服、伸びてしまった服など。

素材、色、柄など、どこかに違和感がある服

違和感がある服は、着ているときに常に落ち着きません。

役目を果たしたであろう服

流行が過ぎた服、年齢的に合わない服、毛玉や色あせや傷みの激しい服。

選ばれなかった服のセカンドライフを探す

お店に売る・自分で売る

リサイクルショップに売りにいく。
フリーマーケットに参加する。
ネットで個人販売する。
ネットオークションに出す。
など

譲る・寄付する

家族、友人、知人に譲る。
地域の図書館に本を寄付する。
ボランティア団体に寄付する。
など

資源としてリサイクル、または処分

リメイクする。
資源回収に出す。
自治体のルールに従って処分する。
など

まとめ 人それぞれの暮らしのシーン

クローゼットはその人の個性が凝縮している場所。
その個性は大切にしつつも、スムーズな着替え、服選びができるような使いやすい収納を心がけます。

洋服が好きだからと、クローゼットに満員電車状態では、着るときにしわしわになってしまいますし、たくさん服があればオシャレができるというわけでもありません。
自分に似合う、自分らしい衣類が、いちばん最適な状態で収納してあることが大切です。

目的には様々な要素がありますが、すべてを網羅することは一朝一夕にできることではありません。
暮らしの中で少しずつ調整をしながら、自分らしい衣類との関わり方を作り出していただきたいと思います。

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