組立業者から見たIKEA家具が伴う引越し業者の選び方

IKEA家具をお持ちの方が引越しをされるとき、引越し業者さんへ見積りを頼めば多くは取り扱いを断られ、捨てることをすすめられるのが現状です。
【組立家具】は引越し業者さんの範囲外になってしまうので、断るのは仕方ないのですが、断り方によってその引越し業者さんが果たして信頼できる業者さんなのかどうかを判断することができます。
引越しは値段はもちろん大事ですが、安いなりの業者さんを選んでしまえば、大切なものを壊され引越し料金を下げた倍以上の出費になってしまう事も。
またそれが思い出の品、廃盤商品だったら・・・

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【引越し】と一言で言っても、実は様々なオプション料金が発生することをご存知でしょうか?
当たり前と思っていたことが、実はオプション対応になっていることもあり、思わぬ費用がかかることがあります。

例えばエアコン工事。
エアコンを工事するためには、電気工事士1級や2級といった資格が必要となりますので、専門家の数が限られており、オプション対応となる会社がほとんどです。

また、これは意外かもしれませんが、「IKEA」などの「組立家具」もオプションとなっていることがほとんどです。
その理由として、引越し業者の作業員さんは【引越しのプロ】であり、【組立家具のプロ】ではないからです。

【組立家具】は引越し業務の範囲外

組立家具を解体して、再度組み立てるという作業は引越し業者の守備範囲を外れている作業になります。
SNSなどでよく聞くのが
・解体はやってくれたけど、組立はできないと言って置きっぱなしにして帰られた。
・普通に使っていた家具なのに、新居で組み立ててもらうときに急にここの部品が弱くなっていて、壊れていましたと言われた。
などというウソのようなホントのトラブルです。

引越し屋さんは【引越しのプロ】であって【組立家具のプロ】ではない

何度も言いますが、引越し業者さんは【引越しのプロ】であり【組立家具のプロ】ではありません。
組立家具の構造知識について、詳しいスタッフもいらっしゃるでしょうが、専門業者と違い毎日家具に触れているわけではありません。
作業に要する時間も、必要な工具も、説明書がない場合の対応なども大きく変わってきます。
当然新居でも使うつもりで頼んでいるわけで、壊れてしまって補償しますと言われても新品全額というわけでもないので、壊れ損になってしまうことも。

IKEA PAXワードローブ

特にIKEA商品で言うと、PAXというワードローブシステムがあるのですが、高さ201cmのタイプと236cmのタイプ2種類の展開で、236cmのタイプなどは【これぞIKEA】というべき圧倒的な収納力を備えています。

写真に写っているスタッフの身長が173cmですのでその大きさを比較してください

しかしこの度、高さ236cmタイプは日本では販売が終了となりました。
例えばこういった廃盤商品が壊れてしまったら・・・。

引越しは何かと物入り

引越し時は何かと物入りで、予算を削れる部分は削りたいところです。
そのために引越し時は多くの引越し業者さんに見積もりを頼んで、安さと安心のバランスによって業者さんを選ぶわけです。
しかしながら削ってしまうことで、余計にお金がかかってしまうこともあります。

買う前に色々な商品を見比べて、また使っている風景を思い浮かべて考えて買った家具です。
そこで、組立家具を引越しする際に、組立業者から見た安全な引越し業者さんの選び方をお伝えしたいと思います。

組立業者から見た安全な引越し業者さんの選び方

もしも、お持ちの家具がIKEA家具であるならば、引越し業者さんの対応によって安心して任せることができるのか?再考すべきかを判断できます。

【引っ越し会社の選ぶポイントその①】

お見積もり時にIKEA家具があることを伝えた際に「大丈夫ですよ」と2つ返事をしてくれる業者さんの場合、「専門のスタッフさんがいらっしゃるのですか?」と聞いてみましょう。
「専門のスタッフが取り扱います」と即答で返ってくるのであればお任せしてもいいかもしれません。
「専門のスタッフというわけではないのですが~~」という返答が返ってきた場合は再考が必要です。

家具以外の金額面、対応などが一番良かったとしたら、その業者さんにはお引越しをお任せし、家具は専門業者またはご自身にて扱われた方がいいでしょう。

【引っ越し会社の選ぶポイントその②】

「専門スタッフというわけではないのですが、大丈夫だと思います。」と返答される業者さん、一見すごく親切に思えるのですが、組立家具の解体/再組立という作業から見た場合、曖昧な返答をされるときにはトラブルが起きる可能性があります。
引越しは終わっているのに、家具の組立に時間がかかり夜遅くに終了。
新居での生活が始まり間もなく部品が取れだす、背板が外れるなど。
組み立てができないとなって、放置されてしまう。

「IKEA家具はお断りしています」と言ってくれる業者さんの方が逆に親切であったりします。

まとめ

まとめると、組立家具を新居に持っていきたい場合、次の5つの方法が考えられます。
1.専門スタッフを持っている引越し業者さんに全てお願いする。
2.信頼できる引越し業者さんに運ぶのは任せて、家具の解体・組立はご自身にて行う。
3.信頼できる引越し業者さんに運ぶのは任せて、家具は専門業者に任せる。
4.信頼できる引越し業者さんに運ぶのは任せて、家具の解体だけを専門業者に任せ、組立はご自身にて行う。
5.組立家具専門業者に解体・組立、運ぶところまでを任せる。
カグッコシ!では2~5の方法で引越ししたいとお考えの方に向けたサポートやサービスを展開しています。
またお問い合わせいただきました際に、予算の関係であったり、関東~関西、またその逆の移動でお困りのお客様へは、4の解体だけを専門業者に任せるという選択肢もお勧めしています。

理由としては
組立には説明書があるが解体には説明書が無いこと。
解体がきれいにできていれば、組立は新品を組むのと変わらないので誰にでも(多少語弊はありますが)行うことができる。
予算を少しでも抑えていただける。
実際、解体時に比べ組立のみであれば、そこまで多くの種類の工具が必要というわけではないと考えているからです。

こんなにいっぱい種類はいりません

またカグッコシ!ではお客様ご自身にて解体・組立をされる際に、お困りごとをリアルタイムでアドバイスさせていただけるようLINE@による相談窓口も設けておりますので、安心して作業していただける環境をサポートいたします。

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