身近な材料とレンジで簡単に作れる♪七五三に手作りのかんたん千歳飴はいかが?

今年も七五三の季節になりました。七五三といえば、千歳飴を思い浮かべる人も多いのでは。千歳飴の発祥は江戸時代だと言われています。千歳飴は「長寿の願い」をかけたもので、そのため千歳飴は粘り強く細く長い棒状で、縁起の良い紅白になっているのだそうです。

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懐かしい味。千歳飴を作ろう

千歳飴も実は家庭で手作りができます。家庭ではツヤのある本格的な飴を作ることは難しいですが、スーパーで手に入る材料と電子レンジを使用して、紅白の飴を簡易で作ることは可能なのです。今回はコンデンスミルクとジャムを使用してミルク風味といちごミルク風味を作りましたが、他のジャムに変えたり、刻んだナッツを加えたりと応用も可能です。ぜひお好みでアレンジしてみてくださいね。

千歳飴の材料

※白と赤 各約2本(合計4本分)
・水飴……50g
・スキムミルク……40g
・コンデンスミルク……10g
・いちごジャム……5g
・食紅(赤)……少々
・粉糖……適量

千歳飴の作り方

1. 耐熱ボウルに水飴を入れてラップをし、600wで30〜40秒温める。水飴が沸騰してサラサラの状態になるまでが目安。

Photo by 木村幸子

2. スキムミルクを入れて軽くゴムべらで混ぜる。

Photo by 木村幸子

3. 半分に分け、片方にはコンデンスミルク、片方にはいちごジャムと食紅(赤)を入れて混ぜる。

Photo by 木村幸子
Photo by 木村幸子

4. 2をそれぞれクッキングシートの上に出して、手で触れる程度まで冷まし、粉糖(分量外)を打ち粉にしてこねながら、丸められるぐらいの状態になったら、直径1〜1.5cm長さ25~30cmくらいの棒状にする。ベタつきが強いときはスキムミルクを少し加えながらこねて。

Photo by 木村幸子
Photo by 木村幸子
Photo by 木村幸子

5. 半分に包丁でカットし、冷蔵庫で冷やし固める。

Photo by 木村幸子
Photo by 木村幸子

千歳飴のポイント

Photo by 木村幸子

行程3では、最初やわらかい状態です。粉糖を手にもつけて、弾力があって力を少し入れて丸められる状態になるまで、よくクッキングシートの上でこねてください。やわらかい状態で無理やり棒状にしても、時間が経つと薄く横に広がってしまうので、必ずある程度の固さになってから棒状に転がしてくださいね。柔らかすぎてまとまりにくいときは少量のスキムミルクを加えながらこねるとまとまりやすくなりますよ。

苺風味の飴のほうに食紅が入っています。これは苺ジャムのみだと色がくすんでしまうから。きれいな色を出す場合は食紅を入れたほうが良いです。混ぜている途中からでも追加できるので最初はごく微量ずつ加えて色味を調整してください。

●ライター 木村幸子(きむらさちこ)
料理家。洋菓子研究家。青山にて「洋菓子教室トロワ・スール」主宰。店舗や企業のレシピ・商品開発、TV・雑誌の監修・出演のほか、グルテンフリーや糖質オフ、はちみつを使用した体に優しい料理のレシピ開発実績多数。2012年2月に「最大のチョコレートキャンディーの彫刻」の分野にて、ギネス世界記録のお菓子の製作、世界記録と認定。著書『憧れのゴージャスチョコレシピ』他多数。
Instagramアカウント  trois_soeurs

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