朝、布団から出るのがつらくない! エアコンつけっぱなしでも暖房費が節約できる方法

暮らしのベースになる住まいは、なるべく快適な場所にしたいですよね。ストレスフリーな暮らしを実現するなら、気温や湿度、開放感といった要素にも気を配ることが大切。Yさんの住まいを例に、快適空間のつくり方を見ていきましょう!

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寝室もドア無し!家族の気配が伝わる大空間

古い木造住宅を二世帯住宅に建て替えたYさん。大きな吹き抜けがあるリビングは、明るく開放感いっぱいです! リビングが明るいのは、南面に大きな窓があるから。冬場は日差しで室内があたたまるので、暖房費を減らす効果も。

Yさん宅は完全分離型の二世帯住宅で、それぞれの世帯は、水まわり以外はドアや引き戸がない開放的な間取りになっています。

寝室にもドアはありません。Yさんの住む子世帯は、大きな吹き抜けがあり、どこにいても家族の気配を感じ取ることができます。

見た目だけじゃない!機能性に優れた無垢の床

木をふんだんに使っているのも、この家の特徴です。1階にはアカマツ、2階にはスギのフローリングを採用。どちらも広葉樹に比べて肌触りがソフトで、「裸足で歩くと気持ちいいんですよ」とYさん。

無垢の木は、湿気を吸ったり吐いたりして室内の湿度を一定に保つ効果や、ナチュラルな木目の表情があるのも魅力です。

どこでも快適だから階段で勉強も!?

階段の学習コーナーや2階の子ども部屋など、あちこちに子どもの居場所があり、子どもたちはその時の気分で好きな場所を選んで過ごせるのも素敵です。

冬でも布団から出るのがつらくない!

「冬の朝、布団から出るときにつらくないのがうれしいですね」と言うYさん。この家の最大の特徴は、断熱性と気密性が高いこと。

家族がどこにいても気持ち良く過ごせる秘密は、室内の温度が一年を通して変動が少なく、しかも場所ごとのばらつきが小さいことにあったんです。

Yさん宅では、屋根に210mm、壁に120mmのグラスウールの断熱材を使用しています。さらに、換気扇などを除く「意図しないすき間」を極力少なくして気密性を高めました。

エアコンを24時間つけっぱなしにすることが前提の設計も特徴的。建物の断熱性・気密性が高いので、いったん適温になればそれを維持するエネルギーはごくわずか。

冷暖房費はむしろ割安といえます。「帰宅した瞬間から冬はあたたかく、夏は涼しい。一年中、寒さや暑さをがまんしなくていいんです」とYさん。

断熱材「グラスウール」ってどんなもの!?

グラスウールとは、ガラスを繊維状にした断熱材のこと。高い断熱性を、ほかの断熱材よりも低いコストで実現できます。また、不燃材に指定されるほど燃えにくく、シロアリ被害に強く、長い間使っても劣化しにくいなど、優れた特徴がいっぱい!

Yさん宅を設計した建築家・村上あさひさん(一級建築士事務所MUK)も、「断熱性が高く、比較的安価で、施工もしやすいので、いつも採用しています」と太鼓判を押しています。

高性能で人にも環境にもやさしい

「グラスウールって、アスベストとは違うの?」と思う人は少なくないでしょう。同じような繊維状をしているので誤解されがちですが、実はまったくの別物。グラスウールはガラスが主原料で、高性能で安全性も高いのです。


なかでもパラマウント硝子工業の高性能グラスウールは、通常品にくらべてすき間が小さいので、多くの空気室ができ、空気が逃げにくく熱を通しにくいのが特徴です。

いかがでしたか。家族みんなが気持ち良く過ごせる快適な空間をつくるには、断熱性・気密性を高めることが欠かせません。

新築やリフォームをする際には、断熱材選びにも気を配ってみましょう。きっと体も心もあたたまる住まいができますよ。

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