脱nLDKってどういうこと?

家の指標として、「nLDK」が戸建て・マンション問わず用いられています。nとは個室の数を指し、3部屋であれば3LDKとなり、一般的には主寝室が1つ、子供部屋が2つと解されております。こちらは、家族のモデルケースを4人(夫婦+子供2人)として設定した場合にちょうど良いと感じますが、果たしてそうでしょうか?

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 3181
  • 8
  • 0
  • いいね
  • クリップ

子供は成長し、いつかは家を巣立っていきます。
それは、進学や就職、結婚などタイミングは様々です。
巣立っていった子供たちが再び同居をするケースも少ないと思われます。
そうなると、子供部屋であった個室が使われないまま放置されることが多いでしょう。
モデルケースによるnLDKの間取りは、こうした家族構成の変化や
年齢構成の変化に対応できているとはいえないのです。

もともと日本の住宅は、ひとつの家にお年寄りから幼い子供まで、
家族構成や年齢の変化に対応させながら、
3世代が生活していることが一般的でした。
そこで「家」を個室の集合体ではなく、
大きなひとつの空間を区切ることで自由自在に変化させていたのです。


nLDKという考え方(家族の人数=部屋数)を切り替えてみることで、
もっと自由な家作りをしてみませんか?

  • 3181
  • 8
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

小さいを楽しむ小さな空間だからこそできることがあります茶室を愛してきた日本人ならではの価値観、美意識の可能性を私たちは信じています狭小住宅をつくり続けてきた私た…

小さいを楽しむ COHACO 狭小住宅さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア