光と風の抜け道をつくる

光りと風を考慮した計画をするには

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壁に光りの通り道をつくる

住宅を計画する上で、重要な要素のひとつとして どう外光を屋内に取り込むか ということがあります。
外の光りをどのように屋内に取り込むのか、どの時間帯の外光を、どの部屋にどう取り込みたいのか、
施主の要望やライフスタイルを基に、周辺の環境や方位を考慮しながら綿密な計画を立ててゆきます。

屋内に面した部屋に外光を入れるのであれば、窓などの開口部を設けることで光を入れることもできますが、
廊下など、外部に面してないことの多いスペースもあります。
特にマンション等、最初から窓の位置が決められてしまっている場合は、全ての空間に外光を直接取り込むことはなかなか難しいものです。

上の二つの写真はAIDAHOが手がけたマンションリノベーションの事例(家族の暮らしを大らかに包む家)ですが、窓に面した部屋と廊下、ダイニングキッチンとの間の仕切りを造作家具で製作し、上部にはガラスをはめ込みました。
上部のガラスを通して部屋側の窓から入った外光が廊下まで入り込み、暗くなりがちな廊下が明るく快適な空間となっています。
また、壁ではなく家具で間仕切りをしたことで、廊下と部屋の双方から使用できる収納を実現しています。

上の写真はAIDAHOの設計した戸建て住宅の事例ですが、この住宅では広めの玄関スペースの明るさを補う為に、横の子供部屋から室内用の木製窓を活用して外光を取り込んでいます。
また、この窓のように開閉する窓を設置することで、各部屋の間の通気性をよくすることができます。

住宅を計画する場合は、仕上げ材など見えるもののデザインも大切ですが、光りや空気の流れなど、図面上では見えないものについて考えることで、より快適な空間をつくることができます。

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建築士・建築デザイナー

AIDAHO設計の戸建リノベーション「深沢の家」が、リノベーションオブザイヤー2018にエントリーしています。https://www.renovation.or…

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