「建築家日記」アトリエの小屋を実現 10坪くらいで予算は1000万円以内で

誰もが憧れる、自分が何かに没頭できる空間!そんな、アトリエの小屋を作りたいというご要望をますいいに相談に来てくださりました。ますいいでは、以前に、畑のための小屋作りをしたことがあります。素敵な事例をご紹介しながら、建築家の考えていることをご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 2852
  • 9
  • 0
  • いいね
  • クリップ

ますいい建築家日誌 アトリエ小屋作りについて


11時、埼玉県川口市にてアトリエの新築を検討しているSさん打ち合わせ。Sさんは映像関係の仕事をしていて、作業をしたり、打ち合わせをしたりの自由にできる自分自身の秘密基地のごとき小屋が欲しいとのことである。広さにして約10坪ほど、1000万円以内で外構工事も含めて建築したいというから何ともロマンチックな仕事なのだ。


以前に製作した、ガーデニングを楽しむための小屋作り

有限会社ますいいリビングカンパニー masuii.co.jp

今から10年ほど前に、川口市の安行というところに小さな小屋を作った。ガーデニングを楽しみながら日曜日を過ごすための小さな小屋であるが、小屋としては大きいほうであろうか、約50㎡ほどの小屋である。小さなキッチンとトイレがあるだけの小屋だけれど、庭に対して開かれた様子はとても魅力的だ。


Sさんの小屋はここまで開放的ではない。映像の製作っ作業をしたりのスペースと打ち合わせを行うスペース、他にはシャワーブースや仮眠室などがある。大きさはもう少々大きいけれど、壁に小さな窓が開けられている様子はコルビジェがカップマルタンに造った休暇小屋のごときものかもしれない。小屋というのは住宅と違い、個人の趣味の実現や思考の活動の場というような側面が強いので、自分自身のこだわりが思いっきり影響する建築だと思う。天井を高く、木をふんだんに使って・・・イメージはいろいろと膨らんでいるので、これから先が楽しみなところである。

  • 2852
  • 9
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

埼玉県川口市にある工務店機能を兼ね備えた設計事務所です家は家族の生活する大切な場所です。日本という文化の中で、伝統や既成概念にとらわれることなくこれからの日本の…

有限会社ますいいリビングカンパニーさんの他のアイデア

DIY・工具のデイリーランキング

おすすめのアイデア