カラーボックスを扉付き古民家カフェ風キャビネットに変身させよう

カラーボックスを木材でおめかししてキャビネット風に♪

このキャビネット、実は中身がカラーボックスです。
カラーボックスの便利な中身はそのままに、安っぽい見た目を家にあった木材でカバーして、古民家カフェ風にしてみました。
一から木材を揃えて作るよりも簡単で、普通のカラーボックスよりも強度がアップします。

BEFORE

こちらがBEFOREです。お恥ずかしいですが、そのままこんな感じで玄関に置いていました。
いつも中身が見えてしまうのが気になっていたのですが、なかなか取り掛かれずにいました(;^_^A

作り方

私の家にあったカラーボックスは2段もので、幅420×奥行き420×高さ600（ミリ）というサイズでした。

私は、家にあった材料だけで作りたくて、数枚の板を合わせて取り付けていますが、
ホームセンターで木材を買われる場合は、ホームセンターのカットサービスなども利用されるとより簡単に作れるかと思います。

写真上から扉、下はサイドに取り付ける板のサイズになります。

扉部分は、厚みが9ミリの合板を使いました。サイズは600×418（ミリ）にしました。
扉にするので、少しぴったりサイズより横を小さくしています。

サイド部分は、厚みが18ミリの板を使いました。
サイズは600×305（ミリ）です。
18ミリの板が家にあったのですが、幅が足りなくて、不足部分は厚みが9ミリの板を2枚重ねて使うことにしました。

天板部は、320×460（ミリ）サイズになるように板を用意しました。厚みは18ミリです。
1枚物の板があればよかったのですが、家になかったので、数枚を合わせて天板として使います。

カラーボックスを倒して、インパクトドライバーを使って板を取り付けていきます。
カラーボックスぴったりではなく、扉を内側に入れ込むタイプにするため、立てたときに前になる部分が10ミリほど出るように取り付けました。

引き続き板を取り付けていきます。

反対側も同じようにしました。

続いて天板にする板も取り付けます。
1枚の板にビスを4ヵ所ずつ取り付けました。

調整のための細い木材は、1枚に付き２ヵ所ビスでとめております。

このようになりました。

好みの塗料で塗装をします。

私は、ターナー色彩さんから出ているオールドウッドワックスのチャコールグレーとホワイトを使いました。

サイドの部分にスポンジでチャコールグレーのオールドウッドワックスを伸ばしました。

上から、ホワイトを重ねて、スポンジで馴染ませると古材風になります。

無地の扉でもいいと思いますが、私は1枚の扉で2枚扉があるロッカーのように見せたかったので、鉛筆で描いて、彫刻刀で彫ることにしました。

まず、デザインを描いて・・・

彫刻刀で線の部分を彫りました。

上は無地、下はヘリンボーン風にしてみました。

サイド同様、オールドウッドワックスで塗装します。

ヘリンボーン風のところは、さらにアンティークワックスも使い、多色づかいにしています。

2段のロッカーのようにしたいので、ネームプレートを使うことにしました。
シルバー系の色にしたかったので、アイアンペイントマルチプライマーを塗って乾かしました。

マルチプライマーが乾いたら、アイアンペイントアンティークシルバーを塗りました。

乾いたら、ドライバーでネジを締めてネームプレートを取り付けます。

蝶番も2ヵ所取り付けました。

蝶番の上からアイアンペイントアンティークシルバーを重ねて、ネームプレートと統一感を出します。

できあがり

できあがりです。

カラーボックスがうまく隠れて、古民家カフェにありそうなキャビネットになりました。

中身は仕切りがあって、いつも通りの使いやすいカラーボックスです。



いかがでしたか？

カラーボックスに木材を取り付けて色を塗り、扉を付けただけですが、オリジナル感が出て、お気に入りの家具に生まれ変わります。

実際に作られる場合は、板の厚み等で多少大きさが変わることもありますので、実測して作られることをお勧めします。

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