◆中級者向け〜丸スツールの作り方〜その5完成編!!◆

丸スツールの作り方の第5回になります。
今回は前回取付した4本の脚の間に
十字に組んだ幕板の取り付け方を
紹介していきたいと思います。

幕板をつけ終わったら
以前に紹介した座面の布張りの記事を
参考していただいて座面を作って
組み合わせたら完成です!

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これまで組み上げた脚の部分を
逆さまに置きます。
その上に十字の幕板を置いてみて
脚とのズレが一番少なくなるように
幕板の向きを変えていきましょう。

Photo by YUKI

次に置いた幕板がちゃんと
地面と平行になっているか
水平器を色々な向きに置いて確認します。

使うのは100円ショップや
ホームセンターで売っているPB商品など
一番安い水平器で十分です。

Photo by YUKI

大体水平になっているのを確認出来たら

その位置に印をつけて
ビス頭を隠すためダボ用ビットで座掘りをします。

ダボ用ビットがない場合は
10ミリのビットでもOKです。
その時は埋め木するものをダボではなく
10ミリのラワンの丸棒で代用しましょう。

Photo by YUKI
埋め木する穴をあけるための墨付け。
今回は木材に捻じれがあったためそれを引っ張って
修正できるようにビスを斜めに2本打つことにしました。

なぜ数字ではなく部材合わせで
取り付け位置を決めるのかというと
木が天然木の1本ものなので
材の曲りなどの狂いがある可能性があるのと、
脚の組み付け時に微妙な位置の狂いで
取り付け位置が多少変わってくるからです。

脚と幕板が左右に位置がずれている場合は
多少強引に脚を引っ張って
材料の位置を合わせて
ビス留めしてしまってOK!!

Photo by YUKI

固定には65ミリのスリムビスを使用しています。

埋め木をしない場合は90ミリの
スリムビスを頭が1ミリぐらい埋まるところまで
打ち込んでその上を木パテや
前の記事で紹介した木くずと木工用ボンドで
埋めるとキレイに仕上がります。

斜めに切った幕板と脚の間に
すき間ができてしまった時は
やはり木パテか木くずを詰めて
すき間を埋めます。
一度にやると固まりにくかったり
中に空洞ができてあとから沈んだり
取れてしまって隙間が目立ってしまう
ことがありますのですき間が大きかったり
広い範囲をやるときは数回に分けて
しっかり奥まで埋めてあげると
失敗しません。

Photo by YUKI
一通り組み上がったところです

すき間を埋め終わったら
イスを床に置いてみてガタツキがないか確認して
がたつくときは脚の裏をヤスリで削って調整して
ガタガタしないようにしましょう。

あとは見えるところの鉛筆の線など
を消して、パテなどが十分に乾いたのを
確認して好みの塗料で色を塗っていきます。

幕板と脚の接合部分など角度がついているところは
塗り残ししやすいので色々な角度、
向きから見て塗り残しやムラがないように
しっかり確認してから乾かしましょう。

脚が乾いたら以前に紹介した
こちら↓の記事を参考に
好みの布で座面を張って
脚と座面を裏側から4、5か所
2.7×20ミリの皿木ネジで
固定したら完成となります!

過去に作った丸スツールたちです。
ニス仕上げ以外にも座面に使う布との組み合わせで

色々なカラーを作ると楽しいですよ。

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DIYアドバイザーです。他に自転車安全整備士、自転車技士を持ってます。前職はハウスメーカー、家電店に勤めていたのでその知識を活かして現在はホームセンターに勤務し…

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