シャキッと新生姜の美味しい使い道、豚バラとの相性バツグン「新生姜の豚バラ照り巻き」

次々お箸が伸びる美味しいおかず

照りのあるおかずって魅力的ですよね。
ごはんもお酒も進みます。
じゅわっと美味しい豚肉を噛んだら、
意外にもしゃきっと爽やかな新生姜の食感と香り！
これは、簡単なのにクセニナル美味しいおかずですよ～♪

新生姜

新生姜の旬って、本当は秋だってご存知でしたか？
今はハウス栽培や、保存技術の進化で年中見かけるようになりました。

根生姜との大きな違いは、
繊維の柔らかさ、辛味が弱いこと、みずみずしいこと
ひとくくりで言うと、「さわやか」な印象です。
水分が多い分、すりおろしたりして薬味としてはあまり使いませんが
ジンジャエールや、甘酢漬け、そのままお味噌をつけて食べるなど
お好きな方も多いと思います。

今日のレシピは、この「新生姜」ならではの特徴が
美味しさに直結です♪

櫛形に切る

・新生姜、２カケ
薄く皮を剥いてタテに６つ割り～８つ割りにし櫛形に切っておきます。

豚バラスライスで巻く

・豚バラスライス、１４０ｇ程度
長い状態のものを半分に切って横並びに２枚重ねにして
・黒胡椒、上面全体にふりかかる程度ミルでガリガリ
・塩（テキサスの塩を使いました）、上面全体にふりかかる程度ミルでガリガリ

豚バラの端に
・切った新生姜、各１切れ
を置いて、くるくると巻き付けて巻き終わりを下にします。

油を引かないフライパンで焼く

豚バラの巻き終わりをくっつけるために、
巻き終わりを下にして先に焼きます。
強く焦がさないように、弱火で
軽く焼き色が入る程度、また全体の生肉の色がなくなるまで焼きます。

脂は拭き取る

焼いていると豚バラから脂が出てきますが
このままにしておくと、一旦出た脂がまとわりついて
ヌラっとして美味しくないので、
キッチンペーパーなどで拭き取ってしまいます。

拭き取りながら焼き上がりまですすめます。

味付け

きれいに脂を拭き取って、生の肉の色が見えなくなったら
・ハチミツ、小さじ２強
・薄口醤油、小さじ２強
を入れて、火加減を中火に上げて炒りつけます。

次第にお醤油色が濃くなって
ジュワジュワと小さい気泡が出てきますので、これをまんべんなく絡めます。

もう少し絡めたら全部なくなるといったところで火を止めて
コンロから離します。

最後までコンロの上に置いてしまうと、余熱が通り過ぎて
ニチニチとアメのようにまとまって絡み、焦げたエグミを感じるようになります。

手早くするのが、勝負どころです。

盛り付け

好みのお皿に盛り付けます。
お好みで、「白いりごま」をふりかけても美味しいです。

実食

お橋の先で持ち上がる程度の大きさで、取りやすいですし
一口で口に入る大きさが、また嬉しいですよね。
甘辛い良い香りが広がります。

この、照りってりが
目からの食欲もそそります。

噛んだら

シャクッととてもいい音がします。
脂が多めの豚バラスライスも、新生姜の爽やかさでスッキリといただけます。
奥歯で噛むとコリコリと気持ちの良い音！
そして、口の中がまた爽やかで
そこに甘辛さの余韻が残ります。

お弁当のおかずにも、
お父さんのお酒のアテにも
お箸の止まらない美味しさです♪

材料安上がりでとっても簡単な美味しいおかず
『新生姜の豚バラ照り巻き』の作り方のご紹介でした♪