避難用リュックに必要なもの

2018年9月6日に北海道で地震がありました。札幌市内でも家が傾いた地域もありますが私が住むところは震度5で、建物に被害はありませんでした。しかし北海道全域が停電。数時間で回復した場所もありましたが、我が家では約2日間停電したままでした。あってよかった物、必要だと思った物をご紹介します。

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寝室に避難用リュック

2018年9月に北海道で震災がありました。
大きく揺れたのは夜中の3時。

我が家では、防災対策として、避難用リュックを各自用意し、
寝室のベッドのそばに置いています。

夫は、夫のベッド側に。
万が一のときにすぐに持ち出せるように床置きしています。
(ふだんはもう少し端に寄せています。)

私も自分のベッド脇に置いています。
しまい込まず、すぐ取れるようにしています。

あってよかった物①避難用リュック

まず、あってよかった物は
この『避難用リュック』です。
周りの人たちとの会話でも、
避難用リュックを用意しているというだけで、
不安感はかなり減るとわかりました。

なにも用意していなかった方は、
リュックがある人よりも焦ったり、
パニックになったり、
ちょっとした余震でもかなりの不安を感じていたようです。

あってよかった物②小銭

震災直後のスーパーやコンビニ、
ガソリンスタンドは長蛇の列ができていました。

私は防災用に食料や水を備蓄していたので、
慌てて買い物に行く必要はありませんでした。
運良く車のガソリンも満タンでした。

行列に並んだ人から聞きましたが、
「並ぶことは覚悟していたから苦痛じゃなかった。
すぐにお店を開けて対応してくれた
企業、職員の方々に感謝の気持ちでいっぱいだったよ」とのことです。

ただ困ったのは、停電でクレジットカードや電子マネーが使えず、
現金が必要だったこと。
地震直後は、おつりがいらないよう小銭があればよかったとの声をよく聞きます。

今回、札幌では地震から2~3日で
カード類も使えるようになったので大混乱にはなりませんでした。

我が家は避難用リュックに小銭を入れています。
100円ショップで手に入る『小銭用ケース』が便利です。

小銭が入っているプレートを上げると、
お札も入れられます。
名刺も入れています。
免許証のコピーや家族で撮ったプリクラも貼っています。
というのも、もし避難中に息絶えて、
この人はどこの誰だろうというときに
身元がすぐわかっていいかなと思っています。

実は中身は足りない物だらけでした

「避難用リュックがある」ということで安心感が得られ、
落ち着いて行動できたという点では、
リュックを用意することは効果大と実感しました。

ただし、余震がおさまったころに改めて中身を確認すると、
これで命が守られるとは到底思えない残念な内容でした。
もし避難生活をしていたら、
リュックに必要な物がなくて「私のアホ!」と後悔したことでしょう。

夫のリュックの中身は、
替えの下着もなく、Tシャツ1枚。

私のリュックには衣類がまったくなく、
替えの下着もTシャツもありませんでした。

替えの衣類を入れ、飲料水も1本だけ入れました。
数日後に、100円ショップで
ホイッスルを買って、リュックにぶら下げました。

必要な物①ラジオ

地震後の情報源はラジオでした。
ラジオがこんなに役に立つメディアだと初めて気づかされました。

数日間停電するという発想がなく、
スマホのアプリでラジオを聞きました。

車から電源をとって充電していましたが、
震災後にソーラー電池式のラジオを購入しました。

必要な物②カセットコンロ

「カセットコンロの爆発事故が多いから」
という理由で、我が家にはカセットコンロがありません。

今回の地震で停電にはなりましたが、
幸い水道とガスは使用できました。

お陰さまでガスが通っていたから、
地震のあった日から自炊できました。

停電で夜は暗くなるので
明るいうちに晩御飯も作っておきました。

もしガスが不通だったら、
停電している冷蔵庫や冷凍庫の食品を調理できず、
腐らせてしまうところでした。

カセットコンロの爆発事故への恐れがあるので
ふだんは使わないけれど、
防災グッズとして購入することになりました。

気付いたこと

我が家の場合、
あってよかった&あるといいなと思ったのは
◎避難用リュック
◎小銭
◎ソーラー電池式ラジオ
◎カセットコンロ
でした。

震災後に買い足したのは
◎ホイッスル
でした。
救助をお願いする状況になったら
役立つと思います。

その他に気付いたことは、
◎避難リュックのそばにスポーツシューズを置いていることも
もし避難するならと考えると安心です。
◎スマホの充電は車でできましたが、
立体駐車場を利用している友人は
車を使うことができませんでした。
◎高層階に住む人はエレベーターが使えず、
懐中電灯片手に非常階段を上り下りしていました。
◎高層マンションは水を汲み上げられずに断水していました。
高層マンションにお住まいの方は対策が必要です。

部屋を片付けることも防災

家具の上に物をたくさん置いていると、
揺れたときに落下して足の踏み場がなくなり、
家具が多いと家具が移動したり倒れたりして、
避難経路がふさがれます。

寝室の足元に、ぎっしり詰まった本棚があった知人は、
本が床に散乱しました。
「もしこの本棚が枕元にあったら、
頭に本が落ちてけがをしたかもしれない」
と言っていました。
足元でも落下してくる本に恐怖を感じたそうで、
震災後には本の冊数をかなり減らしていました。

寝室の枕元に本棚を置いていた人もいました。
昔からここに置いているし、
そんなに大きな地震が来る地区ではないから大丈夫だと思っていたそうです。
年配の方なので、模様替えをする気力や体力がなかったということもあるでしょう。
平穏に暮らしているときは、
他の人を寝室に入れて模様替えを頼む
という発想はなかなか出てこないようですが、
今回を機に寝室の家具を安全な配置にしました。

親子であっても、ふだんならあれこれと口出しするのは難しいかもしれませんが、
地震対策として親御さんやご親戚に家具の配置を見せてもらって
安全な部屋づくりをサポートしていただければと思います。
まずは身近な人から。

北海道は元気です

さいごに・・・

多くの方にご心配をおかけしていますが、
北海道は元気です。

私が住む地域は、地震から3日くらいで
わりと普段の暮らしに戻っていて、
1週間もしたらすっかりいつもと変わらない生活に戻りました。

地震直後の停電で私がテレビが見られなかった頃、
マスコミでは北海道が壊滅的と思われるような報道がされたとSNSで知りました。
被害の大きい地域はもちろんありましたが、
北海道は広いので、そうでもない地域に住んでいる者としては
『北海道は壊滅的』という情報に、正直に言うと違和感を感じています。

一部地域は確かに家が倒壊の危機にあって、
避難生活をされている方もいます。

いただいた義援金は、ほんとうに困っている人のところに届くはずです。
(私も寄付をする立場です。)

北海道はとても広いです。
温泉やグルメをじゅうぶん味わえる季節になりますので、
ぜひ北海道に遊びに来てくださいね。

本日もお読みいただきありがとうございました。

地震の3日後にスーパーへ行ったら、
隣接するお花屋さんも営業中でした。
停電で温度変化があって弱りかけたお花をサービスしてもらえました。

いつものように部屋にお花を飾って、落ち着いて暮らしています(^▽^)/
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