外壁塗装の本当の費用相場は?リフォーム費用を安くする方法まで徹底まとめ

外壁塗装を行う上で気になるのが費用の相場です。どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。今回は、外壁塗装で必要な費用の相場のほか、坪数や塗料による金額の違い紹介します。外壁塗装にかかる費用の相場が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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外壁塗装にかかる費用の相場はいくら?

外壁塗装にかかる費用の相場は、戸建てでおよそ50万円~100万円ほどといわれています。使う塗料やお願いする業者によっても金額は変わるので、一概にはいえませんが、たくさんのお金がかかることは間違いありません。

住居にとって外壁は重要ですが、いきなりポンと出せる金額ではないですよね……。

また、格安の費用で外壁塗装を承る業者がいますが、雑な工事をされるという被害が跡をたちませんので、絶対に避けましょう!

再工事が必要になり、本来の費用よりも大きなお金がかかってしまったというケースがほとんどです。

また、そういった業者に騙されないためにも、外壁塗装にかかる費用の相場を把握しておくことは大切。しっかりと相場を把握して悪徳業者を見分けましょう!

家の外壁を塗り替える周期は?

家の外壁を塗り替える周期というのはどれくらいなのでしょうか? 目に見える劣化の場合は分かりやすいので迷うことがありませんが、目に見えぬまま劣化することもありますので、定期的に塗り替えが必要です!

家の外壁というのは、およそ10年ほどの周期で塗り替えることが推奨されています。何故かというと、10年ほどの周期で塗装を塗り替えれば、塗装のもつ機能が長期間持つといわれているからです。

外壁に使用されている塗料などによっても周期は前後しますが、およそ10年を目安に塗り替えることがおすすめです♪

外壁塗装が必要な劣化の種類

それでは、10年という周期を超えてしまうと、どのような劣化が始まるのでしょうか? また、10年は経っていなくても、施工不良や環境が原因で劣化が起きていることがありますので、劣化の種類を把握しておくことは重要です。

以下に、代表的な劣化の種類を2つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

1.チョーキング

チョーキングとは、外壁を手で触ったときに白い粉が手についてしまう劣化現象です。外壁の劣化現象の中でも比較的軽い症状で、今すぐに外壁塗装を塗りなおさなければいけないということはありません。

しかし、あまりにも白い粉が多い場合は、早めに工事をすることでさらなる劣化を防ぐことができます。およそ10年くらいで現れ始める現象ですが、3年ほどで現れた場合には施工不良の可能性も考えられます。

2.クラック

クラックとは、外壁にひび割れが入ってしまう現象です。クラックの中にも、ヘアクラックや乾燥クラックなどさまざまな種類がありますが、ひびの幅が広い場合は注意が必要です!

そのまま放置してしまうと、ひび割れから雨水が侵入して内部の木材を腐らせる可能性がああるからです。そうなると、外壁塗装だけではなく外壁そのものをリフォームしなければいけない可能性があるので、外壁塗装よりも多額のお金が必要になってしまいます……。

外壁塗装は早めの対策が大切

先ほども説明した通り、外壁の劣化を放置してしまうと、最悪の場合外壁そのものをリフォームしなければいけません。外壁塗装にも多額の費用がかかりますが、それ以上のお金がかかってしまいます……。

自宅の住居を確認し、チョーキングやクラックの劣化現象がみられる場合は、少しでも早い対策をすることが大切です。また、目に見えて劣化が始まっていなくても、10年ほどの周期で塗装を塗り替えましょう! 

それ以降は、塗装の性能が落ちてしまい、外壁を守る力がなくなってしまいます。

外壁塗装にかかる費用の相場は坪数と塗料で変わる

戸建ての外壁塗装には、およそ50万円~100万円ほどの費用がかかると説明しました。この金額に幅があるのは、戸建ての坪数や使用する塗料でかかる費用が違うからです。

それぞれ「何坪ならどれくらいかかるのか?どんな塗料を使えば安く済むのか?」について説明していきます♪

坪数によって外壁塗装にかかる費用の相場は違う

外壁塗装を施す建物の坪数によって、かかる費用が変わってきます。大体、以下のような相場になっています。

▶坪数ごとの費用の相場

✔ 20坪:50万円~
✔ 40坪:90万円~
✔ 30坪:70万円~
✔ 50坪:110万円~

上記の表からも分かるように、坪数が大きくなるほど費用の相場も高くなっていきます。また、使用する塗料がいいものになれば、その分費用が上乗せされますので、プラスアルファで費用がかかる可能性があることをおさえておきましょう!

ちなみに、劣化現象が軽いものであれば30万円ほどで済む可能性もあります。住居の外壁状況をしっかりと把握しておけば、余計な工事をせずに済むので節約につながりますよ♪

選ぶ塗料によって外壁塗装にかかる費用の相場は違う

外壁塗装にかかる費用は、使用される塗料によっても違います!

また、塗料には耐用年数というものがあり、耐用年数がすぐれている塗料ほど高額になる傾向があるので、住居に合った塗料を選びましょう。

シリコン塗料の費用相場と耐用年数

✔ 費用:2500円~3500円/平方メートル
✔ 耐用年数:10年~15年

シリコン塗料は、外壁塗装に使われる塗料の中で最もポピュラーな塗料です。比較的費用も安価で耐用年数が長いので、一般的な外壁塗装であればシリコン塗料で十分という意見もあります。また、汚れや紫外線に強いので、使い勝手のいい塗料といえます。

ラジカル制御形塗料の費用相場と耐用年数

✔ 費用:2500円~3500円/平方メートル
✔ 耐用年数:12年~15年

ラジカル制御形塗料は、最近になって注目され始めた塗料です。ラジカルといわれる現象をおさえることで外壁の劣化を防ぎます。シリコン塗料よりも耐用年数がすぐれていながら、費用に差がないので、注目を集めています。

しかし、発売されてからの日が浅いため、実際に10年以上耐用している実績がなく、そこがネックといえるかもしれません。

フッ素塗料の費用相場と耐用年数

✔ 費用:3500円~4500円/平方メートル
✔ 耐用年数:15年~20年

フッ素塗料は、シリコン塗料のワンランク上の塗料です。耐久性の高さが特徴で、15年~20年ほど耐用するといわれています。その耐久性の高さから屋根に用いられることも多く、屋根はフッ素塗料でそのほかはシリコン塗料というような使われ方をすることが多いです。

光触媒塗料の費用相場と耐用年数

✔ 費用:4500円~5500円/平方メートル
✔ 耐用年数:16年~21年

光触媒塗料の特筆すべき点は、汚れがとてもつきづらいという点です!

セルフクリーニング効果ともいわれ、汚れがついても自ら分解します。また、雨水との親和性が高いので、分解された汚れは雨水と一緒に流されていきます。そのようなメカニズムのおかげで、光触媒塗料は汚れがつきづらいです。

耐用年数もフッ素塗料よりすぐれていて、その分、費用も今回紹介した中で一番高額になります。

▽塗料の種類についてはこちらでも紹介しています

外壁塗装にかかる費用を安くするためには?

外壁塗装にかかる費用の相場を変化させる要因として、坪数と塗料について説明しました。2種類とも、外壁塗装を考えるうえで欠かせない要素です。

それでは、以上を踏まえたうえで外壁塗装の費用を安くするためには、どうすればいいのでしょうか? 主に2つのポイントがありますので、それぞれ説明していきたいと思います♪

1.耐用年数の長い塗料を選ぶ

外壁塗料の費用をおさえるポイントの1つ目は、耐用年数の長い塗料を選ぶことです。外壁塗装の工事においては、塗料以外にも足場や手間賃などさまざまな費用がかかります。

塗料代の安い耐用年数の短い塗料を選択して、その都度外壁塗装の工事を行っていたのでは、毎回にかかる工事賃がふくれ上がってしまうのです……。

それならば、初めから耐用年数の長いすぐれた塗料を選択し工事賃を節約するほうが、結果的には費用が安くおさまるでしょう!

2.外壁塗装のタイミングを早くする

外壁塗装の費用をおさえるポイント2つ目は、外壁塗装のタイミングを早くすることです。

外壁の状況にもよりますが、劣化した状態で放置すればするほど悪い状態になります。劣化がひどくなるほどその分の補修費用がかかりますので、ひどくなる前に工事を行うことで節約につながります。

ただ、外壁は明日明後日にいきなりひどくなるというケースが少ないので、なるべく早いに越したことはありませんが、焦りは禁物です!

悪い業者に捕まってしまい、いい加減な工事をされてしまうことだけは絶対に避けましょう。

外壁塗装の費用相場についてまとめ

外壁の塗装の劣化は、長い間放置してしまうと外壁そのものにダメージを及ぼします。内部の木材や柱が侵食されてしまったら、それこそとんでもない額の費用がかかってしまうことも……。

外壁塗装にかかる費用の相場は坪数や塗料によっても変わりますが、いずれにしても安いものではありません。

しかし、外壁そのものを守るためと考えれば、相対的に費用は安くなります。住居の外壁に異変を感じたら、放置せずにしっかりと確認をしましょう!

また、外壁塗装の費用は業者によってもまちまちです。中には、格安で適当な工事をする悪徳業者もいます。そのような業者を避けるためにも、複数の業者を比較することが大切です。

インターネットから複数の業者に一括で見積もりを依頼できるサービスもありますので、ぜひ活用してみてください。もちろん無料です。

外壁塗装のトラブルは重大な事態に発展するまでトラブルの実感がわきづらいです。しかし、放置してしまうと外壁そのものがダメになってしまいますので、よく確認されることをおすすめします♪

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