石鹸マイスターに聞く!コスパ最高&肌に優しい「バスボム」の失敗しない作りかた

ふくよかな香り、シュワシュワ体に付着する優しい泡。いつものバスタイムを優雅な気分にさせてくれるバスボムは、一度使うとやみつきになりますよね。できれば毎日使いたいバスボムですが、値段も高いし毎日使うのは……とためらっていませんか。

実は、バスボムはとっても簡単に作ることができるアイテム。そこで、今回は神戸の石鹸専門店〔サンデーサボン〕でオーナーを務める石鹸マイスターの田中さんにバスボム作りかたのコツを教えていただきました。思わず人に教えたくなる雑学や豆知識もご紹介しますよ!

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神戸で日曜日だけ営業。だけど愛され続ける石鹸専門店〔サンデーサボン〕

〔サンデーサボン(SUNDAY SAVON)〕は、もともと化粧品開発に携わっていた田中光城さんが、2013年にオープンさせた手作り石鹸専門店。天然精油を主に使ったラベンダー、ユーカリなどの他に、季節限定の香りが楽しめる石鹸も人気です。

人気の秘密は、ふくよかな香りや保湿成分が持続すること。ノンドライ製法の《水入りせっけん》を田中さん自ら開発。石鹸内の水分に香りや保湿成分を閉じ込めるから、袋を開けた後でもその効果が持続しやすくなるんです。

しかもこちらは、神戸で日曜日しか営業していない超プレミアムなお店! その特別感が多くの女性を虜にしています。

教えて、田中さん! バスボム作りを楽しむ前に知っておきたいポイント

そんな〔サンデーサボン〕では、3周年記念でバスボムのワークショップを開催。美意識が高いママや女子たちが集まり、楽しいバスボム作りにチャレンジしました。講師を努めたのは、〔サンデーサボン〕オーナーの田中さん。大手化粧品メーカーで長年化粧品開発をしてきた大ベテランです。

それでは、田中さんにバスボム作りのイロハを教わりましょう!

——バスボム作りって、難しそう……というイメージですが、実は簡単に作れるって本当ですか?

田中さん:はい。バスボムは、材料や素材、色、香りを自分で選ぶことができるうえに、混ぜるだけで簡単に作ることができるんですよ。

——そうなんですね! それなら誰でも気軽に作れそう。

田中さん:バスボムはいろいろ入っているように思われがちですが、基本的に「重曹」と「クエン酸」があって、この2つの間に、固める成分や色や香りのもとを入れているんです。

——えっ、意外とシンプル!

田中さん:そうなんですよ。この「重曹」と「クエン酸」は、泡をつくるために欠かせない材料なのです。バスボムがシュワシュワする理由は、「重曹」と反応を促す「クエン酸」。この2つを混ぜただけでは、シュワシュワの泡(炭酸ガス)は発生しませんが、さらに水を加えることで、分解反応が起きて泡が発生するんですよ。

——それが湯船に入れるとシュワシュワする原因なんですね!

田中さん:はい。それから、バスボムに色をつけたいときは天然色素をつかいます。そのときには、由来がはっきりしているクチナシなど植物性のものがおすすめですよ。

——バスボムは洗い流すものとはいえ、やっぱり中に入れる素材は気になります。参考にしてみます!

田中さん:材料を固めるには「水」が必要ですが、「水」だとバスボムの制作過程で発泡してしまうため、泡が出にくい「無水エタノール」がおすすめです。さらに、「塩」を加えることで、スペーサーの役割りが出て発泡しにくくなるんですよ。「塩」にはミネラルもたっぷり!美容効果も期待できる名脇役といえるでしょう。バスソルト感覚でバスボムに「塩」を入れてみてくださいね。

——ちなみに、「塩」には粒の大きなもから細かいものまでいろんな種類がありますが、どのような「塩」がバスボムに合っているのでしょうか?

田中さん:大きな粒の「塩」は、固まりにくいためバスボム作りには適しません。できるだけ粒が細かい塩を使うようにしてくださいね。

——大変参考になりました! ありがとうございます。

バスボム作りに必要な材料&アイテム

百聞は一見にしかず! ここからは、実際にバスボムを作っていきましょう。まずは、田中さんに教えていただいた内容をもとに、基本材料&アイテムをご紹介します。バスボム作りに必要な道具のほとんどは、嬉しいことに100円ショップでも手に入れることができます。自分にとって使いやすい、ピン! とくるものを探してくださいね。

なお、「植物性の色素」など、こだわりのものを探す場合は、ネットショップも活用してくださいね。

●バスボム作りの道具
・ポリ袋
・ガチャガチャのケース
・スポイト
・軽量スプーン
・シリコン 焼き型(必要であれば)

●ポイント
固めるための道具は、100円で買えるガチャガチャのケースがオススメです。ケースに詰めてフタをすれば、綺麗に簡単に作ることができますよ。もし固める道具がなければ、何に詰めてもOK。例えば、お弁当箱でも良いんです。また、道具を使わず手でギュッと丸めえるのもオススメ。表面は凸凹しますが、逆に良い味がでます。

●材料
100gのバスボム3個分を想定しています。たくさん作りたい場合は、倍数で考えてください。

・重曹……15mlスプーン2.5杯
・クエン酸……15mlスプーン2杯
・塩……15mlスプーン2杯
・色素……5ml(耳かき5杯くらい)
・無水エタノール(つなぎ)……スポイト上限
・香り……5~10滴(お好みの量で。入れすぎには注意しましょう)

バスボムを作ってみよう

1. 重曹・クエン酸・塩・色素をビニール袋にいれて、振り混ぜる。そのとき、袋に空気を入れた状態にしておくと混ざりやすくなります。

実は、このように粉をまぜただけの状態でも、お湯にドボンと入れれば、シュワシュワの炭酸が発生します。固めるのが面倒な人は、この状態で発泡入浴剤として使ってもOK。おしゃれな瓶に入れて入れておけば、“マイ・発泡入浴剤”としていつでも使うことができますよ。

2. さらにエタノールと香りを加えて混ぜると、徐々にしっとりしてきます。このとき手で軽く握って固まるようならOK。サラサラしすぎているようであれば、エタノールの量を増やして調整しましょう。

3. 型に入れて一晩放置。翌日型から取り出します。中途半端な量が残ったら、手でまるめてミニバスボムを作ったり、シリコン型ケースに入れると無駄にはなりません。

完成です! ご覧のとおり、かわいくラッピングすれば贈り物にもグッド。秋が深まればじっくりお風呂に浸かりたくなりますので、自分で楽しむだけでなく、お誕生日や、敬老の日のプレゼントとしてもご活用いただけますよ。

バスボム作りは、お子さんと一緒に楽しむのもオススメ。材料は、基本的に体に優しいものばかり。ちょっとぐらい材料を図り間違えても、危険なことはありません。作業自体がとっても簡単なので、親子でチャレンジすれば、楽しい思い出をつくることができますよ!

【取材協力】
〔Sunday Savon(サンデーサボン神戸元町)〕
●住所:兵庫県神戸市中央区 栄町通1-1-10-2F
●連絡先:078-771-2511
●営業時間:12:00~18:00
●営業日 日曜日

●写真・文 安藤美紀


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