子育てがラクになる東京の街ってどこ?②
市や区ごとに違う行政サービス
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せっかくだから助けてもらえる街に住みたい
子育て家族にとって、住む場所をどの街にするか選ぶのはとても大変な作業。公園の多さや、幼稚園、保育園などの入りやすさ、治安の面などなど。他にも、自分たちの通勤の問題もあります。
これらのことを考えるのはとても大切ですが、街によって行政サービスに大きな違いがあることを知っていたら、街の選び方も変わってくるかもしれません。
そこで今回は、前回に続き、子育て家族に向けて、行政サービスが充実している街をご紹介していきたいとおもいます。
警視庁OBがパトロール、安全の「杉並区」
「安全パトロール隊」と呼ばれる警視庁OBが区内を巡回し、防犯対策を進める杉並区。住宅街が多く、子育て家族にとって、安心して暮らせる街のひとつに数えられます。
また、杉並区は、保育園待機児童の解消に向けて、区保育室や認証保育所を増設しています。そして、年間を通してお祭りやイベントが比較的多いのも魅力のひとつ。
安全と地域のつながりは、子育て家族にとって魅力的な要素のひとつではないでしょうか。
高校卒業まで医療費無料、文句なしの「北区」
子供の医療費を高校卒業まで無料にしている自治体は23区に2つしかなく、この条件だけでも、とても助かる家族は多いのではないでしょうか。
また、通勤・通学の面でもアクセスも悪くなく、家賃相場も23区内では比較的安め。ここまで条件が整っている街はなかなかありません。
そして、家族世帯の家賃や、転居費用の助成など、住まいにまつわる助成の種類が多いのも魅力のひとつ。どんな助成があり、何にあてはまるのか、調べてみてはいかがでしょうか。
都内有数の子育て支援ノウハウを持つ「三鷹市」
三鷹市は1950年代から、0歳児保育を行っており、子育て支援の歴史と実績は都内でも有数の街のひとつ。
子育て支援制度では、認定こども園、幼稚園、保育園に加え、小規模保育、家庭的保育などの、地域型保育を新設することで、過去5年間で、定員500名以上の拡大を達成しています。
共働きの家庭にとって、子供を預けられる場所が確保できないというのは怖いものです。その点三鷹市は施設数が増えていることからも心配は少ないのではないでしょうか。また、児童手当も各年齢ごとに手厚い金額となっていることからも、長年の子育てへの力の入れ具合が感じられます。
行政サービスや補助金、助成金を賢く使えば、節約できた分のお金を将来の教育費や、思い出づくりのレジャー費に使うことができます。
新しい住まいを検討している方は、住みたい街の行政サービスや助成金について調べてみると、うれしい発見があるかもしれません。
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