和だんすのリメイク

古道具屋さんで買った古い和箪笥。
古い家具は無垢の木のみで作られた物が沢山あって、
愛着を持って大切に使えば長い年月使える上に、
リメイクで、その時の自分のライフスタイルに合わせて、全く違う新しい物にする事が出来るので、
リメイク好きな私は、同じ値段なら、新しい家具よりも使い込んだ古い家具を選んで買います。

この古い箪笥も、そうやって我が家に迎え入れた物の1つです。
我が家のリビングに置いても馴染むようにリメイクしました。

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古道具屋さんで格安で買った和だんす。
いわゆる和ダンスよりは、ピカピカの艶物じゃなかったので、
これからリメイクできる!と我が家にお迎えしました。
でもさすがに、そのままで家に置くには部屋に合わないので、
リメイクして我が家に合うチェスト風に変身!

かお

和のテイスト満載の箪笥は、それはそれで嫌いではないのですが、
リビングに置く事を考えて、レトロ感は残しつつ、リビングに合わせて塗装し直す事にしました。
上の写真は、まずは引き出しの前板にサンダーでやすりをかけました。
あまりサンダーを掛け過ぎてしまうと、真っ新の木地が出て新しいタンスになってしまうので、
年月を経たいい色になっている所で止めるのが難しい!
やすりの目をあまり荒い物にせず、地味にやすりました。
上の写真は、下2段だけ、まだサンダー処理が途中です。
更に、この黄色を取るのが、なかなかに手強かったです。

かお

引き出しの次に本体にもやすりをかけましたが、
本体はペンキで塗るつもりだったので、塗料が乗る位に塗装が取れてれば良し!
途中で台風が近づいたのと夜になって、さすがに家の中でサンダーは使えず、
紙やすりで黙々とやすり続けました。

そして、ミルキーホワイトの水性塗料を本体に塗装。
引き出しには、ワトコオイルの透明感のある白を塗装。
白っちゃけた感じになって、いい感じです。
全部白で塗らず、敢えてツートンで塗ったのは、
茶系の家具ばかりの我が家に真っ白な塊では悪目立ちするだろうし、
壁の白と他の家具の茶色の間にうまく溶け込んでくれるだろうと思ったからです。
本体を壁の白と同じ色で塗る事で、
遠くから見た時にタンスの大きさで圧迫感が出る事もなく、
なかなかいい選択だったな、と今でも思っています。

さて、最後の仕上げとして、
和ダンス特有の取っ手を外して、古い真鍮の取っ手を付けました。

本当は、取っ手を外してから塗装すれば良かったのですが、
元々付いている取っ手と新しい取っ手の幅がほぼ一緒だったので、
取っ手が付いている場所に、新しい取っ手をつけるのだから大丈夫、
と後回しにしたのが裏目に出て、
取っ手を外して残った、やすりを掛けていない部分が思いの外隠れなくて、
またやすりをかけて塗料を塗る部分も出てきました。
よく考えたら、一番上の段の小引き出し3つはネームプレート型の取っ手にしたので、
当たり前ですが、塗ってないところが残りました。
この辺に、行き当たりばったり気質が出てしまう、残念な私です。

でもまぁ、この程度なら許容範囲、チャチャッとやっちゃおう!と思っていたら…
なんと!
この取っ手、なかなかの難関でした。
よく考えたら、取っ手が余り簡単に取れては困るので当然なのですが、
割りピンと同じ要領で、引き出しの前板に開けた穴に刺して裏で開くタイプで、
ペンチ等ですくい起こして真っ直ぐにに立てて取っ手を引っ張ったら取れるはず…なのに、
すくえない~取れない~~~! そして固い!!!
結局、引き出しに傷を付けずに取っ手を取る作業で数時間かかりました。

もちろん、新しい取っ手はネジ止めだから楽々!
あっという間に完成でした。

この作業をしたのが9年前。
タンスは、この後、あちこちに移動して使っています。

これはリビングで。

かお

キッチンで使ったこともあります。

かお

そして今は、ダイニングで使っています。

この配色だと、どこに持って行っても違和感がないので、
これからも愛用していくと思います。

かお
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普通の建売住宅を、心が落ち着くレトロ懐かしい空間にするために、日々、コツコツとセルフリフォームしています。

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