Runten流!カンタン本格DIY実践編☆毛糸でプランターハンガー☆

仕上がりは本格的なのに、やり方を知るとおもわずやってみたくなる、そんなDIYならではの楽しさを教えてくれる”王道”なDIYクリエイター、Runtenさん。今回はそんな彼女が自ら(文字通り?)編み出した、オリジナルプランターハンガー制作を実践していきましょう。ちなみに過去記事ではRuntenさんの人となりやDIYスタイル、リフォーム中のお宅を紹介していますので、そちらもチェックして下さいね。

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飾れる自由度の高い壁掛けスタイルの毛糸ハンガー

いよいよボタニカルブームが本格的になってきました。お部屋を植物で飾るのが定番となってきた今日この頃ですが、流行ってくると次に気になるのが飾り方のバリエーション。テーブルやシェルフにただプランターを置くだけでは飽き足らなくなってきますよね。

そんな時に参考にして欲しいのが今回ご紹介するRuntenスタイルのプランターハンガー作り。プランターそのものまでセメントをこねて自作してしまうRuntenさんならではの、毛糸を使ったとっても可愛い吊り下げタイプは、お部屋の間取りや家具を問わず、お部屋の何処にでも壁掛けで飾れるのでとっても便利なのです。

実はこのプランターハンガー、Runtenさんのお家の事情もあって生まれたというアイデアだそうです。以前にも紹介しましたがご自宅では猫を3匹飼っているので、本物の植物は食べられてしまうので実は全てプランターはフェイクなのだそうです。しかもテーブルや棚に飾っておくと猫ちゃんが引っ掛けて落としてしまう。そんな事情もあって、「壁に掛ける吊り下げ式」を思い立ったのだそうです。

では早速制作していきましょう!

用意するもの

○毛糸一巻き
○プランター(今回はRuntenオリジナルセメントプランターを使用)
○ハサミ
○大きめのリング(キーホルダーなどに使用するクランプタイプがベター)

材料となるのは毛糸のみ。色や糸の太さで見た目の雰囲気も変化するので、お好みでチョイスしましょう。リングは編み込む際に毛糸を固定するのに使用するので毛糸を通すスペースがあればどんなものでも構いませんが、簡単に外せるようにクランプ形状になっているものがいいですね。。プランターもセメントで自作した小さめのものを使用。このサイズに合わせて制作していきます。

※runtenさんのプランターの製作DIYは記事の一番下「関連記事」を参照してください。

毛糸をカットし、リングに通して編み込む準備をします

まず毛糸は90〜100cmほどの長さにカットしたものを8本用意します。それをまとめて二つ折りにし、リングに通して画像のように結び固定します。つまり編み込む糸は全部で16本になります。リングは最後には外すのですが、外した部分はフックなどに掛けられるように輪っか状になるというわけなのです。

2つ折りにした糸をリングに通し、輪っかになった方を写真のように拡げます。
糸の輪っか部分にもう一方の糸の束をくぐらせます。
そのままギュッと絞ればリングへの固定が完了です。リングから糸の束が垂れるような形になります

4×4の束を編み込むのをまずイメージ! 根元は毛糸で固定

この4×4束の組でそれぞれ組紐のように編み込んでいきます。

このプランターハンガーは、組紐のような要領で毛糸を編み込んでいくので、その編み込みのイメージをおさらいしておきましょう。まず上の写真のように4本の糸の束を4つに分けます。今回は四角いプランターを使用するので、それに合わせて基準となる束は4つになるわけです。この束一つ一つを編み込んでいきます。

さてイメージが湧いたらリングを外してもフックに掛ける為の輪っか部分が崩れないように、別途でカットしておいた毛糸で根元をぐるぐる巻きにして縛っておきます。これで輪っか部分がほどけないように固定されるわけですね。

別途にカットした毛糸をよりながらリングの根元部分に巻き付けていきます。
ぐるぐる巻きにする長さはデザインによって自由ですが、今回は少し長めに巻いて、根元で縛って固定します。

一束つづ編み込んでいきます

4本一組になった一束づつ編んでいきます。まず4本組のうちの2本を左手でまっすぐ持ちます。残りを2本を右手で持って、左手の2本に巻き付けていくようなイメージで方結びをしていきます。これを4束全て任意の長さになるまで編み込んでいきましょう。壁掛けフックなどにリング部分を引っ掛けて作業すると編み込みやすいですね。

一束4本ある糸のうち、左手に持った2本を軸にして、右手の2本で輪っかを作ります。
支点となる左手の2本からその輪っかに向かって右手の2本をくぐらせていきます。いわゆる方結びの要領ですね。
ギュッと締めたらまた同じように方結び方式で編んでいきます。
4つの束全てを均等になるような長さに編み込みます。

ダイヤ柄になるように束を分けてまとめます

左右の親指と人差し指で持っているそれぞれの2本の束を今度は組み合わせて束にします

次に、1束4本のうちの2本と、その隣り合わせとなっている束の2本を組み合わせて新しい束を作ります。今度は編み込むのではなく、一括りでまとめてしまいましょう。

隣り合わせになっている2本の糸をまとめて…。
方結びをします。
方結びで結んで一括りにします。残りも同じ様にまとめてしまいます。

ネットのような形状になったら全てを一括りにまとめます。

キレイなネット状になりました。これをまとめていきます。

ダイヤが並んでいるようなキレイなネット状になっているのが分かりますね。このようになったら後は長さを整えて、全ての糸を一まとめにし、方結びして留めます。残った部分は好きな長さにカットします。

一つ前で作ったダマ部分からそう遠くない部分で一まとめにし、方結びで結んでいきます。この距離が遠過ぎると編み目が大きくなり過ぎて、プランターが滑り落ちてしまうので、慎重に位置を決めましょう。
方結びで固定します。
余った糸は、ある程度垂らした方が可愛いので、少し余らせて余分はカットしていきます
最後に一番上に付けていたリングを外します。

毛糸のプラインターハンガーが完成! アイデア次第で自分好みのハンガーを作ってみよう!

これでプランターハンガーが完成しました! 今回は四角いプランターを使ったので、分かりやすいように基準となる束の数を4つにしましたが、例えば長方形なら長辺に2束、短辺に1束の計6束にしたり、丸いプランターなら奇数でもOK。束を多くすればそれだけ編み目の数が細かく増えていくので、より可愛い感じに仕上がります。また、毛糸ではなく麻紐を使ったりというアレンジも可能ですし、編み方も自分で工夫すれば思わぬ形になったりして、それも楽しいのです。

ちょっと時間があるときにサラッと出来てしまうので、是非チャレンジして欲しいアイデアです。自分なりの工夫やアレンジが可能なので楽しめること請け合いです!

さて、Runten流DIY実践編。次回はRuntenさんお勧めの漆喰を使った壁作りに挑戦してみたいと思います! なかなかどうして本格的な仕上がりなのに、難しいテクニックなどは一切要らないというDIY好きにはたまらない漆喰壁制作です。お楽しみに!



Text:藤川経雄
Photo:木下 誠

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簡単! runten流セメントプランター作りはこちら

runtenさんのお家紹介&斬新アイデア集はこちら

runtenさんのインタビュー記事はこちら

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