友人から貰った、
100人乗っても大丈夫!な物置。
さすが!丈夫で長持ちしそうですが、
玄関先に置きたいので、ちょっとカッコよくリメイクしました。
まずは、
組み立て前に水洗いをして、溝等も全て綺麗に掃除して、よく乾かしました。
頂いた物置は錆はなかったので、このまま使いましたが、
錆が浮いている場合は、錆を取って錆止めを塗ります。
JUNKに錆が浮いて来るのがイイ〜!と言う方は、そのまま塗装するか、
または、最後の仕上げに錆風に塗装する、と言う手もあります。
塗料は、近くのホームセンターで買った水性ペンキ。
つや消し黒を使いました。
新品の物置だと水性ペンキを弾いてしまったのかも知れませんが、
数年風雨に晒された為か、
数回重ね塗りしたらうまく乗ってマットに仕上がりました。
新しい物置のツルツル面に塗料を塗る場合は、
金属用の塗料を使うか、
最初にプライマーを塗ってから塗ると良いと思います。
さて、このようにマットブラックになった物置。
これだけでもかなりカッコいい度がUPしたのですが、
更にもう少し、手を加えます。
真っ黒に塗装すると、
真夏の日差しで物置の中が蒸し風呂状態になると思われたので、
飾りも兼ねて、物置に帽子を被せてあげる事にしました。
夜の作業になってしまって、写真はないのですが、
家の庭で風雨に晒されて古材化した廃材や、
骨董市で大量に貰った、ディスプレイ用に作ったと思われる小型のすのこ
(塗料の写真で、ペンキ缶の下に敷いています)
を、そのまま使ったりバラしたりして、
タッカーやビスでパッチワークのように繋ぎ合わせて枠を付け、
補強と被せた時の水はけの為に、すのこの足も生かしつつ下駄を履かせて、
底の浅い大きな木箱を作りました。
そして、オイルステインのチーク色を何回か塗り重ねると、
写真のような深い色になりました。
それをひっくり返して、四隅にはスチール製の金具を付けました。
角の補強で付けたのもありますが、
実は、こう言う金具使いを一度してみたかったのです。
ステンレス製ではなくスチール製にしたのも、
金具が錆びたらいい感じになりそう!と言う期待で無塗装のままにしました。
そしてその木箱を、帽子のように天板の上に被せました。
よく見ると、つぎはぎだらけの木箱ですが、
家に転がっていた端材を消化できた、という満足感と、
天板を見ていると、何だか昔の小学校の廊下みたいで、気に入っています♬
最後に、1年半過ぎた最近の写真です。
多肉の鉢を並べています。
箱は風雨に晒されて朽ちて、反ったり隙間が開いたりしていますが、
それもまた多肉と多肉を入れている錆び缶と合っていていい感じです。
四隅に付けた金具も黒ずんで来て馴染みました。