【DIY】マイギリ式火おこし器を作ろう!

普段当たり前のように使っている物をDIYすることで改めて有難みを痛感しました。

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普段当たり前のように使っている物の原点に立ち返ってみます。

今年は例年にない酷暑の日が続きますが、皆様体調は如何でしょうか。

暑い中でも家族で夏休みにキャンプに行ったり、バーベキューをされたりする方も多いと思います。
どちらのグッズも進化して使いやすく便利になっていますが、体験として原点に立ち返るため火おこし器をDIYしてみることにしました。

材料はこれらと紐だけです。

八角形に切り取った板(はずみ車)に棒を通し独楽のようなものを作ります。
棒だけでも良いのですが、この方が遠心力が得られて後の作業が少し楽になります。

板に穴を開けて先程の独楽を穴に通します。

今は片側だけですが、最終的には両側に切れ込みを入れます。
先程の部品を全部組み合わせて紐を通して…

マイギリ式火おこし器の完成です!

数組の家族とキャンプに行くことになり、誰かの発案で普段当たり前のように使っている、火の大切さ、ありがたさ、怖さを子供たちに分かってもらおうということで、火おこし器を作ることになりました。

普段薪ストーブを使用しているので、普通の人達よりは火の扱いには慣れていると思っていたのですが、マッチもライターも無いところから火をおこすのは初めての経験で、やってみると非常に大変でした。

一発ではなかなか上手くいきません(泣)

色々な微調整を経てやっと火種が出来るところまでたどり着きました。
長かった…(汗)

ですが、この火種からカンナ屑への着火は失敗に終わってしまいました。
なのでもう少し工夫します。

火種が出来たらすぐに次の工程に移れるよう、麻紐をほどいたものを燃えないもの(身近にあったのはブリキの小さなチリトリ)に乗せておき、火種が出来たらすぐにそれに包み込みます。

それを優しく振っていくと煙がどんどん出てきます。

最後に仕上げに息を吹きかけると着火しました!

ここからは薪ストーブの手順と同じなので手慣れたものです(笑)
いやー、甘く見てました。本当に大変でした。

子供はキャンプでこれを使って楽しめたようです。

おまけ

厄除けの切り火用の火打石がありますので、どれ位の火花が出るかお目にかけます。

原理としてはこの火花を火口に落とすと火おこし器と同じ要領で火が起こせます。
昔の人には当たり前でしょうけれども、今の文明の利器に慣れてしまうと本当に頭が下がります。

木造住宅も昔の匠の技の発展です。
道具は便利になっていますが根本は一緒です。
その事もこの一連の出来事から再認識させられました。

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