【やってみた 夏こそ“大掃除”】キッチンの換気扇の油汚れは夏が落ちる!
「やってみたリポート」企画、夏の大掃除、真っ先にやりたい「キッチンの換気扇徹底掃除」をお届けします!
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年末、ただでさえ忙しいときに追い打ちをかける「大掃除、もうやった?」の一言。
「これが終わったらやろう、次の休みにはやろう……」と思いながら、新しい年を迎えて「まあ、そんなに汚いわけじゃないし、もういいか……」とあきらめてしまっていませんか?
ieny地域ライターEの「やってみたリポート」企画、夏の大掃除、真っ先にやりたい「キッチンの換気扇徹底掃除」をお届けします!
「大掃除と言えば夏!」の理由
なぜ夏に大掃除をオススメするのか、それにはちゃんと理由があるんです。
・汚れが落ちやすい
汚れの種類を問わず、温度が下がれば落ちにくく、上がれば落ちやすい。わざわざ汚れが落ちにくい寒い冬に、大変な油汚れに取り組むよりも、夏のほうが早く終わる!
・水が冷たくない
お掃除に欠かせない水。当たり前ですが冬の水は冷たすぎる!かといってお湯を使うと手荒れもひどくなりますよね。夏はお水で快適に掃除ができます。
・時間的な余裕がある
お子さんが学校に通っている年齢だと、普段よりも忙しくなりがちなのが「冬休み」。
年末年始の帰省や、学年によっては受験のラストスパートがあったりする上に、意外と休みの期間も短く、バタついていて年が明けてしまうと「もういいか」とあきらめがちです。時間に余裕があるのも夏の大掃除のいいところ。
・業者さんにお願いする場合でも安くて予約が取りやすい
自分でやるのは無理!! という方でも、大掃除の予約が殺到するシーズンよりも、安いプランでお試しができたり、予約の日程が押さえやすくなるメリットがあります。
最初に取り掛かるのは大物「キッチンの換気扇」
家の中で、掃除のいちばんの強敵といっていい場所、「キッチンの換気扇」。
換気扇用のフィルターを取り換えて終わり、換気扇のカバーを拭いて終わり……という方、そのカバーの裏側、見たことありますか?
フィルターだけでは取り切れない細かい油汚れを放置しておくと、吸い込みの力が弱くなったり、場合によっては火災の原因となることもあるそうです。
年に一度、換気扇の分解掃除にチャレンジしてみませんか?
▼当たり前ですが、換気扇のスイッチは切りましょう。不安な方は、キッチンのブレーカーを落としてから作業を始めると安心です。
▼換気扇カバーを外す前に、新聞紙で養生をしておくと万が一汚れが落ちても後が楽。
▼閲覧注意!実は我が家では、カバー表面だけは3か月に一度洗うのですが、3カ月だけでもこれだけ油を含んだ埃がつきます。
▼いちばん上のカバーをあけるのは簡単です。ほとんどのタイプがツメで引っ掛かっているだけです。
ただし、数年開けたことがない……という場合は、固くなっていて少し力を入れないと取れないことも。
▼全部のカバーを外すとこんな感じ。カバーである程度汚れを取ってくれるので、中は意外とキレイに見えますが、実は……。
▼いよいよ、大物の「シロッコファン」を分解します!まずは3カ所~のねじを外します。ねじをなくさないようにきちんと置いてくださいね。
▼上蓋をとって……
▼真ん中の取っ手を回して取ります。ほとんどの場合、通常のねじと反対方向に回してとります。開閉方向が書いてあるので、確認してください。
▼取れました!
▼よく見てみると……これだけの油を含んだ埃がファン一枚一枚にビッシリついています!
▼今回使う洗剤はこちら。どこのドラッグストアにも売っている、油汚れ用の洗剤です。
▼洗剤を使う時の基本は、「泡を全体になじませて、数分時間を置くこと」です。汚れを溶かしたり、浮かせたりすることでするっと簡単に汚れを落とすことができます。
ごしごし力任せにこすると、細かい傷がついてしまうこともあるので、優しくこすれば落ちる状態にしてあげましょう。
▼今回使った特別な道具をご紹介します!その名も「親方棒」。東急ハンズの清掃用品コーナーで見つけました(税別850円※2017年当時)。
シロッコファンの掃除専用道具で、固めのゴムへらが、シロッコファンの角度に合わせてスムーズに汚れをかきだしてくれます。
▼シロッコファンの一枚いちまいに沿って汚れを落としていきます。道具がない場合は、半分くらいに削った割りばしの先に、布をワゴムで巻き付けたものを使いましょう!
▼シロッコファンカバーと、換気扇カバーは100円ショップで購入した薄手のナイロンたわしを使うと早くて便利。数枚で100円なので、どんどん使い捨てちゃいましょう。
▼軽―くこすっただけで、このピカピカの仕上がりです!
キレイにした後は、換気扇の音も小さくなったような……。
今回の換気扇掃除、下準備から片づけまで、トータル1時間もかかっていません。もちろん、はじめは「外し方、これでいいのかな……?」など、もう少しかかるかもしれませんが、意外と自分でできてしまいます。
160cm以上ある方なら、踏み台などがなくても作業できますが、背の低い方はご家族に協力してもらうか、踏み台をご用意いただくと取り外しがスムーズにできます。
元に戻せるか心配な方は、途中でどんな状態だったか、一枚ずつ写真にとっておくと、戻すときに確認ができるのでおススメです。
ちょっとした道具と下準備で、換気扇を隅から隅までキレイにしちゃいましょう!
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