「飲む点滴」とも言われる注目のアレを使って豚バラとナスの「ごはん持ってこ～い炒め」

嬉しいぐらい美味しい炒めもの

揚げた野菜や肉に、さっとタレを絡めるだけ！
超簡単で間違いのない美味しさの炒めものです。

ナスの美味しい時期にたっぷりと頂きたいですね。

大事なタレ

ボールに
・コチュジャン、大さじ２
・寒こうじ、大さじ２　　（寒こうじは秋田が誇る保存食調味料！）
・ごま油、大さじ１
を、入れてよく混ぜて

・白炒り胡麻、大さじ２
・ガラスープ顆粒、小さじ２
・酒（調理酒ではなく清酒）、大さじ５
も、一緒に混ぜておきます。

優しい甘さの甘酒

実は、甘酒って２種類あることをご存知でしたか？
清酒を造る際に搾りカスとしてできる「酒粕」を溶いて果糖をして作るタイプと
米のデンプンを麹菌によって糖分に変えた自然発酵のタイプの２種類に別れます。

今回は、後者の甘酒を使って料理します。
・甘酒（二倍希釈のもの）、大さじ６

も、タレに追加します。

風味を増すネギ

味わいのおさめ役
・細青ねぎ、５本　　粗目の刻み

このネギが入ることで、味わいに丸みが出て風味も上がるんです。
混ぜてから馴染ませるために、冷蔵庫で最低３０分休ませます。
（作った分、全部は使いませんので
　残ったタレは密閉容器に入れて冷蔵庫保存で１週間保存が大丈夫です。
　炒め物の隠し味に使ったり、お豆腐にかけたり、甘めの焼肉のタレにしたり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　使い方いろいろ！　何にでも使えます。）　

豚バラ肉の形成

・豚バラスライス、150ｇ程度
ラップのまま（冷凍庫から出したまま）室温解凍して
・黒胡椒、上面に軽くふりかかる程度ミルでガリガリ
・塩（テキサスの塩を使いました）、上面に軽くふりかかる程度
・薄力粉、茶こしで均等に上面に軽くふりかかる程度

食べやすく、かつジューシーにするために
下ごしらえした豚バラを1枚ずつクシュッと集めて、
片手でギュッと握っただけなのですが
この状態で、少しでも冷やすように冷蔵庫で待機します。

薄力粉をまぶす

・ナス、３本　　
　ヘタを落として、豚肉の塊と似たような大きさになるように乱切り

ナスは、ビニールに薄力粉と一緒に入れて振って
豚肉は形が崩れないように手でまぶし、
薄力粉をなじませるように、しばらく（最低１０分）冷蔵庫で休ませます。

この時は、他にやることもあったので
冷蔵庫で二時間近く、ゆ～っくりと休ませました（笑）

油でさっと揚げる

１７０度に温めた油に、先に豚肉を入れて揚げます。
（オリーブオイルを使っています。）
網杓子で空気に触れさせながら揚げて、表面がシッカリと固まったら
ザルに上げます。

ナスも揚げます
ナスのきれいな色合いは、熱によって壊れてしまうのですが
皮から油に入れて、
ナスが揚げられてると気づく前に油でコーティングする状態にすると
皮がきれいな色合いが保てます。

こちらも、網杓子で空気に触れさせながら、ほんの３０～４０秒揚げて
ザルに上げて油を切っておきます。

ザルに上げて油切り

すぐに食べることのできる場合はこのまま次の段階に移りますが、
すぐに食べることがでいない場合は
この段階で待機しておきます。

食べるときに合わせます。

・タレ、大さじ６
だけフライパンに入れて、残りは密閉容器に入れて冷蔵庫保存です。

フライパンに入れたタレが煮立ってきたら揚げた材料を入れます。

フライパンを煽りながら

フライパンを揺すりながら、煽りながら全体に均等にタレを絡め
器に盛り付け、温かいうちにテーブルに運びます。

実食

各自取り分けていただきます。
見ただけで、「白いご飯ある？」と、声が出ました。（笑）

ナスの旨味が口の中に広がって、とろけるようなナスとこのタレが最高に合う！
ゴマがいい仕事しています♥
見た目はナスの酢豚のようですが
予想に反して、甘めなのが意外性と驚きの美味しさです
甘みは寒こうじと甘酒の甘みです。
先にヤンニョン（韓国風タレ）風にしてタレを合わせて作って置いたのが
最高に良かったです。

形成肉も

柔らかくって、とってもジューシーです。
肉自身と薄力粉の力で結着とコーティングができているので
豚バラ肉のジューシーさが損なわれずに柔らかいこと♪

バクバク食べてしまいます。（笑）

お酒のアテにも、ご飯のおかずにも
美味しすぎて足りなくなること請け合いです♪

甘酒は、冷たくして飲んでも美味しいですね。
暑い夏に負けないように、食べ物から元気を頂きましょうね。

豚バラとナスの「ごはん持ってこ～い炒め」の作り方のご紹介でした♪