注文住宅・新築一戸建てで後悔したこと~ダイニング編~

ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中で、ダイニングに関する問題をピックアップしてご紹介します。

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建売住宅やマンションでは、ほとんど「LDK」一体型のレイアウトで、ダイニングとして独立したデザインのおうちは見かけなくなりましたね。

それでも、料理の匂いがリビングに移らなくていい、お客様を通すリビングとダイニングキッチンが分かれている方が好き、昭和テイストの雰囲気を味わいたい、など、あえて独立したダイニングルームを設計してもらう方もいらっしゃいます。

今回は、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわるちょっとした後悔」の中で、ダイニングに関する問題をピックアップしてご紹介します。

雰囲気のある食卓に憧れて

ヨーロッパの石造りのアパルトマンにあるようなダイニングルームに憧れていました。

アンティークで重厚なオーク材のテーブルに、季節やイベントに合わせたテーブルライナー、食器も少しずつそろえよう……なんてイメージして、狭くはなりますがリビングとは独立したダイニングのプランにしてもらいました。

思った通り、独立した部屋なので、ほかの部屋とのインテリアのバランスもあまり気にしなくていいです(ヨーロピアンなダイニングから、畳敷きの和室が見えたら、やっぱりアンバランスになりますよね)。

壁紙も家じゅうでいちばん凝っていて、お値段もかかりましたがヨーロッパ建材の商社さんから取り寄せてもらいました。照明はもちろんシャンデリア風の、オレンジの光が優しい、食事が映えるタイプ。

ここまでは完璧理想通りだったんですが、一つだけ誤算が……。

リビングにも学習スペースに使えるライティングボードを作りつけたのに、今年1年生になった長女が、わざわざダイニングで宿題するんです。

どうも見ていると、奥行きが45cm程度しかないライティングボードでは、教科書やノートを拡げにくいみたい。とはいえ、アンティークのダイニングテーブルにハサミやクレヨンを置かれるのもハラハラするし、なにより仕切りがある分外光も入りにくい、照明もオレンジ灯で暗いところで勉強なんて、目に悪いですよね。

もう少し子どもが大きくなって、子ども部屋で勉強するようになってからリフォームすればよかったかしらと後悔しています。

(Aさん・新築注文住宅建築後、2年)

とにかく生活感をなくしたかった

実家は築50年のいかにも昭和な一戸建て。ダイニングテーブルなんてお洒落なものはなく、床に座る生活です。

冬はもちろんコタツ、灯油ストーブの上ではヤカンでお湯沸かしたり、お餅を焼いたり、夏は窓全開にして、ごろごろしながら高校野球を見る……なんて生活でした。

それはそれで楽しいのですが、やっぱり生活感にあふれていて、お世辞にも「オシャレ」とは言えません。

結婚と同時に実家を出て、自分たちの家を建てようという話になったときの私の頭の中はすっかり「お花畑」。

今までの生活感満載のスタイルから、とにかく「生活感のない、お洒落ですっきりした暮らし」をするぞー!! って気合を入れちゃいました。

その一つがダイニングとリビングを分けたこと。実家では、祖父母もいましたし、兄弟も多かったので、常に家に誰かがいて、お茶飲んだりテレビを見たりしていました。

こたつテーブルの上は、ティッシュやらテレビのリモコンやら急須やら貰い物の漬物に爪楊枝、おばあちゃんの飲み薬まで。

これを避けるためには、リビングとダイニングを分けて、最悪来客時にはリビングだけはキレイにキープ!と考えたんです。確かに、すっきりとしています。

ただ、一つ後悔しているのが「ご飯を食べながらテレビが見られない」こと。

お行儀悪いですけど、一人で昨夜の残りを食べるお昼時くらい、だらだらワイドショーでも見ながらゆっくりしたい……。

今までの習慣から、なかなか抜け出せないみたいです。

(Bさん・一戸建て建築後、3年)

使ってみないとわからないこと

5人家族の我が家。特に大家族というわけではないのですが、夫の実家の敷地内に新たに家を建てる際、「土地はそのまま贈与するし、建築費用も負担するから、1年に2回くらい、親族が集まるときにみんなで食卓を囲めるような、大きなダイニングテーブルをおけるようにしてくれる?」と義父母から頼まれました。

もともと、お客さま大好きな私。子どものお友達が遊びに来てくれるのも大歓迎なタイプです。

それなら、とダイニングテーブルはつめて座れば14人は座れる大きなものにして、椅子はベンチタイプにしました。

子どもと大人に分かれられるように、ダイニングルームとリビングは仕切れる形に。

家でお料理教室でも開けそうなくらい、素敵な空間になったんですが、一つ難点が。

大人数でも少人数でも融通が利くようにしたベンチ。特に片側は、スペースの関係で壁にくっついています。それが地味に座りづらい……。

奥まで行こうと思うと、テーブルとベンチの間をカニ歩きしないといけないんです。それから大きいだけにテーブルが一人では動かせない。掃除が大変です。

重ねられる丸椅子や、延長できるテーブルにして、普段は家族サイズにあったダイニングにすべきだった……?と少し後悔しています。

(Cさん・設計事務所で注文住宅を建築して1年)

いかがでしたか?「一戸建てで後悔したこと~ダイニング編」をお送りしました。

ご家庭によって、意外と利用スタイルが異なるのがダイニングスペース。家族が同時に食事を採るのが一日のうちで何回あるのか、お客様や親戚を招いて自宅で食事を振る舞う頻度、食事以外にダイニングテーブルで何をすることが多いのか、などなど、家庭によって利用時間が大きく異なる場所です。

「今現在の習慣」と、「将来の予想」「新築に引っ越したらやってみたいこと」を分けて、設計士さんに希望を伝えるのがオススメとのことでした!

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