外壁リフォーム時の壁材の種類と選び方をまとめてみました!

今回は外壁のリフォームに欠かせない外壁材の種類について詳しく紹介します。外壁のリフォームにおいて、外壁材にはどんなものがあるのか、種類や特徴をある程度知っておくとリフォームも検討しやすくなるので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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外壁のおもな工法は2種類ある

外壁の施工は、2種類の工法に分けられます。「湿式工法」は、コンクリート打ちや左官工事など、材料を水で練ったものを塗ったり吹きつけたりする工法です。「乾式工法」は、パネルや板材などをボルト、ネジ、釘で壁面に張り付けていく工法です。

湿式工法は、塗った壁材を乾燥させる時間を要するため、工期が長くなります。乾式工法は、材料を持ち込んでその場で取り付けるので、工期は短く済みます。

湿式工法を用いる外壁材

湿式工法で施工される壁材の代表的なものは、以下のとおりです。

モルタル

最もベーシックで一般的な湿式の外壁材です。セメントを水と砂で練ったもので、耐水性・耐火性・耐候性にすぐれており、価格も手頃という特徴があります。表面の仕上げ方法によってさまざまな風合いを演出できるところも魅力です。ただ、ひび割れを起こしやすい素材のため、腕のいい業者さんに丁寧に施工してもらうことがとても重要になります。耐用年数は20~25年ほどです。

天然素材の塗り壁

建材に含まれる化学物質による「シックハウス症候群」が話題になり、環境への関心向上からも近年見直されているのが、土壁や漆喰など、昔ながらの天然素材を用いた塗り壁です。

漆喰は消石灰を主原料とする塗り壁材で、吸放湿性能が高く化学物質アレルギーの原因になりません。また、カビの発生を抑える効果があります。なお、はく離やひび割れを起こしやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。耐用年数は20~25年ほどです。

乾式工法を用いる外壁材

乾式工法で施工される代表的な外壁材は、以下のとおりです。

サイディング

サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系の材質に大別され、現在では窯業系や金属系が主流となっています。デザインや価格のバリエーションが豊富で、予算や好みに応じた選択肢の幅がとても広いことが特徴です。工業製品のため、品質や見た目の質感が安定している点も長所ですが、ほかの住宅で全く同じ素材や似たような素材が使われている可能性もあり、外観が没個性になりがちという欠点もあります。

タイル

粘土を主とする原材料を板状にして焼成したもの。外壁のほか、キッチンや浴室などの内装材としても多く使われます。また、タイルを外壁に使うと古典的な洋風のイメージが演出できる点からも根強い人気があります。焼き方により陶器質、磁器質、せっ器質に分類されますが、耐水性にすぐれる磁器質やせっ器質が外壁材に多く使われます。耐火性、耐候性、耐久性が高く、汚れにくいという長所がありますが、サイディングなどと比べて価格が高いことが欠点です。ちなみにタイルは、以前は湿式工法を用いて施工されていましたが、現在は乾式工法が主流になっています。また、昔はタイルといえば重いことが欠点でしたが、素材の軽量化が進んだことで重さのデメリットはかなり軽減されています。

おわりに

いかがでしたか?外壁材の種類は昔に比べるとずっと豊富になり、選択の幅も広がりました。また、リフォーム技術の進歩により、サイディングから塗り壁へのリフォームや、モルタルの上からサイディングを張るカバー工法も一般的になっています。自分の家に合った外壁材を選びましょう。

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