鉄骨造の構造を生かし、露出天井で天井高さを確保。 ヴィンテージ家具とのバランスを考え、キッチン側面はタイルで仕上げた。
もともと天井があった一部をくりぬき、吹き抜けに。 インナーテラス部にも吹き抜けを作り、より開放的な空間を創った。
インナーテラスは、3階部分につながる。 雨はかからない屋外空間は、風と光がとおり、気持ちよい。
3階のインナーテラス横に設けた寝室。 木毛セメント板という建築資材に直接ペンキを塗り、仕上げとして用いた。コストダウン+デザイン向上を実現した。
TOTOの洗面化粧ボウルにLIXILの収納鏡を組み合わせ、名古屋モザイクのタイルで、オリジナルで素敵な洗面化粧室に。
無機質になりがちなトイレスペースを、タイル床、パイプで自作した棚、ヴィンテージの額を用いて、温かみある空間に。
階段は、踏板だけが見える採光階段にし、1階上がり部分は、片側を鉄骨で天井から吊る吊り階段に。
来客を迎えるスペースは、土間のままとし、気軽にお話ができる空間とした。
海外の工場で使われていたヴィンテージランプは、ペンキが飛んでついている状態で、歴史を感じることができる。 電球色の温かみで、来客を温かく迎え入れる空間を創っている。