医療保険の乗り換えに最適なタイミングはいつ?乗り換えで損をしないポイントを解説

「20代でなんとなく加入した医療保険、40代の今もそのままだけど大丈夫かな?」と気になりだした方に、ここでは医療保険の乗り換えについて、タイミングやポイントをみていきたいと思います。

なんとなく掛けっぱなしにしておくと、必要なときに必要な金額が受け取れなかったり、過剰に保険料を払っていたりと、せっかくの保険を無駄にしてしまうことも。乗り換えの最適なタイミングとは? 損をしないポイントとは? 自分に合った保険の掛け方を知って万一に備えましょう。

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20代で加入した医療保険、40代も乗り換えずにそのままで大丈夫?

●医療保険は年齢によって見直すべき?
医療保険は若いうちに加入すると、月々の保険料は安くなりますので、社会人になってすぐに掛けた方も多いのではないでしょうか。20代は病気にかかるリスクが低く、保険を使う可能性も低いため、入院した際に受け取る保険金の金額や日数を最低限に抑えている場合が多いのが全体的な特徴といえます。20代であれば回復力も高いため、入院保障が60日あれば充分と思えたかもしれませんが、たとえば40代になり健康診断で高血圧を指摘されている、など心配な部分があれば、90日や180日の保障に切り替えたほうがよいかもしれません。

また、20代の頃には他人事のように思っていたガンについても、40代になればリスクは高まってきています。周りでガンになった人を見て、心配になる方もいるでしょう。いまや生涯でガンにかかる確率は2人に1人と言われています。そして医療の発達により、その約半数は5年以上の生存が可能になっており、その分治療費や入院費用がかさむようになっているのも事実です。特にガン保険は保障内容が変わりやすく、10年以上前の保険だとしっかり保障してもらえない場合がありますので、定期的に内容を見直すことをおすすめします。

●減額や特約の解約も検討すべき?
若い頃にお付き合いで言われるままに保険に加入した、という方は保障が大きすぎる場合があります。医療が日進月歩発展している現代において、日帰りでの入院や短期の入院が増えてきていますし、高額療養費などの公的な保障もありますので、多すぎる入院日額や手術一時金などは、減額することで保険料を抑えることができます。

また、健康祝い金特約など、必ずしも必要でない特約については解約を検討されてもよいでしょう。健康祝い金特約は、その分保険料が上乗せされていますし、保険を使うと祝い金は受け取れなくなるので、年齢が上がるにつれて保険を使う可能性が高まることを考えると、必要性は低いのではないでしょうか。

医療保険の乗り換えのタイミングって?

①更新の時期が一つのタイミング 
では乗り換えに最適なタイミングはいつなのでしょうか? ひとつは現在の保険の更新時期です。更新型の保険をかけている方は、5年や10年などで更新が来るかと思いますが、更新後は現在の年齢で保険料が算出されるため、一気に保険料が上がってしまいます。保険商品もどんどん新しいものが出ていますので、保険料を抑えながら同様の保障内容を得られる保険があるかもしれませんので、更新のタイミングで保険の切り替えを検討されるのがよいでしょう。

②生活スタイルの変化によるタイミング
他のタイミングとしては、生活スタイルに変化があったときです。結婚、出産、家の購入、子どもの独立、定年など、生活スタイルが変化することに伴い、その時々で必要な保障は違ってきます。女性の場合、出産の際の帝王切開は医療保険の対象となるため、結婚したタイミングで加入している保険の内容を確認しておきましょう。その他にも、子どもの独立後は高額な保障は必要なくなりますし、定年後は収入の減少や年金の受給額などを加味した上で、保障内容を見直す必要があります。

③別の保障内容が充実した保険商品を見つけたとき
また、CMなどで新しい保険を見て、乗り換えようかなと考える方も多いでしょう。10年以上前に掛けたまま見直しをしていなかった方は、それを機に乗り換えを検討されてもよいですね。10年もたてば保険の内容はかなり変化しています。ガン保険のオプションである先進医療特約の内容は、医療の進歩で年々変わりますし、ガン診断一時金という給付方法も以前より一般的になってきています。医療の制度や法律も変化していますので、現状に合った保険を掛けておくことが大切です。

医療保険の乗り換えのための解約時に注意しなくてはいけないこととは?

新しい保険商品のほうが保障内容も合っていて保険料も安い! と思って、いざ契約しようとすると、健康状態が悪くて入れなかった、加入できたが保険料が高くなってしまった、という場合もあります。健康状態が悪化している方は入れる保険自体が減っている可能性もあり、今の保険を解約してしまうと損になることもありますので、乗り換えの際には健康状態にも注意してください。

また、以前の保険を解約したけれど新しい保険に加入できなかった、となると無保険状態になってしまいます。新しい保険に乗り換える際は、契約が成立してから古い保険を解約するようにしましょう。

保障内容が同じで保険料が安いと思っても、実は終身保障から更新型への切り替えだった、というパターンもあります。保険料の安さだけでなく、保障内容、保険期間、払い込み期間などきちんと確認してから乗り換えるようにしましょう。貯蓄型の保険の場合も、中途解約すると解約返戻金が満額返ってこず、損をすることになりますので注意が必要です。

医療保険の乗り換えのタイミングを上手に見極めよう

医療保険の乗り換えについて、タイミングや損をしないポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 日々進化している医療技術や、変化する制度に合わせて、医療保険も変化しています。その時々の生活スタイルによって必要な保障も変わりますし、万一のときにしっかりと保障を受けるためには、定期的に保険を見直すことが大切ですね。

今は無料の保険相談窓口などもありますので、不安な方は一度相談されてみてはいかがでしょうか?今まで考えも及ばなかったような新しい視点での保険商品が、どんどん出てきています。

プロフィール

清水みちよ
学生時代にアジア滞在中、現地で感染症を患い生死をさまよう。奇跡的に生還するも保険の大切さを痛感し、卒業後は保険の代理店窓口等で働く。趣味は懲りずにアジアの発展途上国を訪れて刺激をもらうこと。犬好きのアラフォー女子。

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