地震に強い平屋建て住宅
密集住宅市街地に建つ、防火性・耐震性・メンテナンスを考えた金属鋼板張りの外観
『 体が弱くなったり、一人になったりしてもできるだけ長く、安全で快適に自宅で暮らせる家』をコンセプトに、建築物の構造面において構造計算で裏付けされた性能基準が高く・安定した品質が確保された構造を提案いたしました。
古き町並みに溶け込み、建物から漏れる灯りが住む人の「心」の暖かさを感じる夕景
玄関の上がり框は 思い出深い以前の住宅で使用していた建材を残したいという施主の思いを反映して、再生利用
玄関
玄関で履物を履き替えるとき、上がり降りするときには、事故が起きやすいので体の負担を軽減する手すりの設置。
室内に上がり降りするときの手すり(バリアフリー対策)
壁は自然素材で調湿作用のある珪藻土を使用し、障子には紙と変わらぬ風合いながら水に強く変色しにくいワーロン紙を使用。
障子を通して差し込むやわらかな光の中で、それぞれの素材が溶け合い、やさしい雰囲気を醸し出します。
自然の恵みを抱く上質な暮らし
「いぐさ畳」と「土佐和紙」で落ち着いた『癒し』の雰囲気でリラックスできる寝室
衰えを想像し、元気なうちに老後に備えた住まいづくり
電気式床暖房 を組み込んだ広々とした外光を内部まで取り入れたリビング(エアコン:天井埋込カセット型空調機)
建具の上部の欄間を透明ガラス・建具を不透明ガラスにして、・・・外光を最大限に取り込む
欄間を透明ガラスを設置して、各部屋の天井をつなげ、空間の広がりをもたせると共に、奥まった部屋に外光を取り入れる
床暖房を設置してより快適な暮らしを
床暖房を設置したリビング・ダイニングを各室につながる建物のコアとして設け、生活動線をシンプルに
エアコンを押入れ上部(左上)のガラリの建具内に入れ込みスッキリとさせた「珪藻土塗」の格調高い和室
浴室
洗面所との入り口はグレーチングを設置し段差解消、適切な手すりの設置にあわせて、浴槽の出入りのしやすさも重要。
手すりを使っても浴槽をまたぐことが辛くなったとき、一度浴槽の端に腰かければ楽に入れますので、高齢者向けの浴槽として、浴槽の端が大きく、座っての移動が無理なくできるタイプを採用。
腰を下ろし、立ち上がる時のため、シャワー取り付け用のバーは手すり兼用タイプを選定。
図面:ダイニング・リビングを中心とした動線の間取り