デザイナーズ マンション・Y(ファミリー型マンション)

建築敷地は、大阪市内のマンション・戸建て住宅が立ち並ぶ街中の住居地域:準防火地域内にある「 角地 」で、道路幅が約6mと約8mに接した約146坪の面積を有します。

地域のランドマーク的存在、都市の活性化に息を吹きかける鉄筋コンクリート打ち放し構造のアクティブ派ファミリー用の都市型マンションの設計。
1階は、機械式駐車場・駐輪場・設備室・共用スペース、2階~7階は賃貸住宅用の水平プランとし、オーナーが8階・9階の2層にわたるメゾネットタイプの住宅に住まいを兼ねる賃貸併用住宅の設計です。

建築設計上、特に課題となったことは、
敷地が角地で2道路・2隣接地に接するゆえ、建築基準法上の斜線制限と呼ばれる「道路斜線」・「隣地斜線」・「北側斜線」による建築物高さの規制や、建物のセットバックの距離、屋外階段・塔屋の「道路斜線」との関係、機械式駐車場・駐輪場を含む容積率の考慮などいくつもの厳しい制約ある中で9層のボリュームの建築構成を克服させることでありました。
当地域において建築家:設計事務所の新しい発想による比類なきデザインのデザイナーズマンションの設計あると、関係者の方々より評して頂いております。

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ファサードは近隣に対して、1~6階はコンクリート打ち放し・アルミパンチング板・モザイクタイルパターン張りを以って周辺建物とは違った表現しおります。また、7~9階の上層階は、コンクリート打ち放しの凹凸・金属板で更なるデザイン性に凝った建築の存在感を与えています。
角地ゆえの建築基準法による各方向の斜線制限内で最大限の容積確保を優先し、上層階は雛壇形式の構造体。
建築物全体は、クリエイティブな方が好む建築素材:鉄筋コンクリート構造打ち放し・タイル・金属板張り・御影石などで設計。
上層階のコンクリート打ち放しと金属板の外壁のコラボ
バルコニーの金属板と外部階段の設計
塗装で塗り分けボリューム感を表現した外部階段のデザイン
デザイン性の高い外部階段横の入居者用アプローチは、バリアフリー対策を考慮したスロープ状とした上、特注設計の間接照明を設け入居者に対するアメニティーの向上を図っています。
アプローチ昼景
アプローチ夜景
エントランスホールよりアプローチを観る
アプローチ:照明機器を組み込んだオリジナルオブジェ
アプローチ:御影石と鋼板の間接照明を組み込んだ高級感漂うアプローチ
設備室(マンションの給排水・電気設備を管理する設備室)
・エントランスホール内に設置する設備室 は『 オズの魔法使い 』 の 『 カボチャのおばけ 』 がテーマ。
・構造体は鉄筋コンクリートで構成して、間接照明を組み込み、ビビッドな赤色でデザイン。入居者に好評を得ています。
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大阪でも少ない女性建築家/夫婦建築家として1985年創業し様々な建築設計を手がけています。数多くのプロジェクトに携わり、マンション・個人住宅・オフィスビルなどを…

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