【縦樋をデザインする 】

建物のフロント部分で、いつも悩むのが雨樋の処理。きれいに整った立面をデザインしても、雨樋によって台無しになってしまうことがあるからです。

特に正面の間口が長い場合は、横樋も長くなるので、どうしても中央部分に縦樋が必要になってしまいます。写真の建物(小室クリニックさん)の場合は、ポール状の縦樋を独立させて、建物と分離しました。

雨水を空中に落として、円錐状の漏斗部分で雨水を受けるカタチです。水跳ねを軽減するために、誘導の鎖と、受け口にネットも張ってあります。

もちろんこのようなポールは既製品(プロダクト)として存在しませんから、設計図を書いて、ステンレスで作ってもらった製作品です・・・。

建物の両端は、通常の縦樋を使用しています。既製品ですが、通常の塩ビ製ではなく、ガルバニウム鋼板製です。経年変化が少なく、紫外線による色落ち、劣化がないので、いつまでもキレイな状態を保ちます。

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