スライス生チョコレートで☆かんたん可愛いレアチーズタルト

私はレアチーズケーキが大好きなのですが、レアチーズケーキは夏の暑い時期でも美味しい、ひんやり・さっぱりとしたスイーツのひとつですよね。
今回はバターや卵不使用で簡単に作れて、軽い食感が嬉しいタルト生地と共にご紹介したいと思います。

更にちょっと手がこんでいるように見えるのに、実は見た目以上に簡単に可愛くデコレーションできる方法も…
こちらは何をトッピングしているように見えますか？

チョコレートなんです。
こちらの表面の模様には、スライス状の生チョコレートを使っています。
商品名は《スライス生チョコレート》と言うもので、パッケージはスライスチーズにそっくり。
私が住む地域のスーパーではスライスチーズが陳列されている商品棚に並べられているので、よく見ないとチーズだと思って素通りしてしまいそうなんです(笑)

そんなスライス生チョコレートは、型で抜いたり手で持つことができるのに、食べると口どけの良い生チョコなんですよ。
スライス生チョコレートを使った、デコレーションの一例も併せてご紹介します。

材料

11cm×6cm×h2cmの長方形タルト型　2つ分

☆タルト生地
　薄力粉　45g
　片栗粉　2g
　サラダ油　15g
　メープルシロップ　20g

☆レアチーズ生地
　クリームチーズ　45g
　グラニュー糖　20g
　生クリーム　40g
　牛乳　25g
　レモン汁　2g
　ゼラチン　2g
　水　10g

☆チョコレートの層
　スライス生チョコレート　お好みで2～4枚

準備

・オーブンを180度に予熱する
・クリームチーズはすっと指が入る程度の柔らかさの室温に戻す
・タルト型に薄く油脂類を塗っておく
・ゼラチンを水にふり入れてふやかす（※）

※水をゼラチンに入れるとだまになりやすいので、必ず順番を守り、水の中にゼラチンを入れること

作り方

①タルト用の薄力粉と片栗粉を軽く混ぜる

②なたね油とメープルシロップをよく混ぜ、①に加えて、まとまるまでスプーンやフォークなどで混ぜ、粉気がなくなったらなめらかになるまで軽くこねる
　→型を抜きにくい場合、冷蔵庫で20～30分ほど休ませると抜きやすくなる

③ラップに挟み、厚さ3mm・タルト台より一回り大きいサイズに伸ばして、型に添わせるように敷き込む

④フォークで適当に底面に穴をあけ、予熱が終了したオーブンに入れて20分ほど焼く

⑤クリームチーズをなめらかになるまでよく練り、グラニュー糖・生クリーム・牛乳・レモン汁を順に加え、その都度なめらかになるまでよく混ぜる

⑥ふやかしておいたゼラチンを、500Wのレンジに10～20秒ほどかけてなめらかに溶かし、⑤に加えてよく混ぜたらタルト台に流し入れる

⑦冷蔵庫で冷やし固め、ケーキが固まったら好みの形に切り抜いたスライス生チョコレートをトッピング乗せる

おすすめのデコレーション

スライス生チョコレートは、フィルムにガイド線がついていて、まっすぐ均等に切り分けることができます。
好みの幅に細く切って交互に並べたものを、しっかりと冷やし、型のサイズに抜いてレアチーズケーキの表面に乗せればストライプ模様のできあがりです。

パステル調の優しいピンク色が可愛いいちごミルク味のスライス生チョコレートを使えば、可愛らしいデザインもお手の物。
今回はいちごミルク味のスライス生チョコレートで上面を覆って、カスタード風味のスライス生チョコレートを花や蝶の形の生抜きで抜いたものと、アラザンをトッピングしています。
いちごミルク味の生チョコレートのつなぎ目部分にはベリーを飾って、よりガーリーに仕上げました。

花や蝶は、和菓子に使われる生抜きいう小さな型を使っていますが、こんなにきれいに抜くことができます。
”生抜き”で検索すると、いろいろな形の型が販売されていて眺めるだけでも楽しいですよ。

タルト以外にも、アイデア次第でいろいろな使い方や飾り方ができるスライス生チョコレート。
キャラクターデコレーションの材料に使ったり、子供さんとのおやつ作りにもおすすめです。

今回使用したタルト型