木の温もりを食卓に。木製のバターナイフ10選

食卓を彩るカトラリーの1つである「バターナイフ」。素材によって特徴が異なりますが、中でも木製のバターナイフは温かみのある、やさしい雰囲気が魅力です。そこで今回は、木製バターナイフの魅力、種類と選び方のポイント、おすすめのバターナイフ10選をご紹介します。

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木製のバターナイフの魅力は?

木製のバターナイフは温かみがあり、吸いつくように手になじみます。また、バターとの相性がよいため、スッと塗れるのも特徴です。手触りがよい、軽くてもちやすい、どんなインテリアにも合うなど、魅力をあげるときりがありません。このほか、電子レンジや食洗機を使えない、長時間水につけておけないなど、一見マイナスに感じることもありますが、手がかかるからこそ使い込むたびに愛着が生まれます。

木製のバターナイフの種類と選び方のポイント

木製のバターナイフは、使用されている木によって味わいが異なります。例えば、ウォールナットは深みがあってシックですが、チェリーはツヤがあってみずみずしい印象を与えます。さらに、バターナイフを選ぶ際は、形にこだわることをおすすめします。刃の部分が幅広いとバターが塗りやすく、パンに塗るのに十分な量を一度にすくえます。

一方、幅が狭いと容器の隅に残ったバターやマーガリンをすくうことが可能です。このほか、刃先が薄くとがっているものは固いバターを削りやすく、逆に丸みがあって厚いものは安全性が高く子どもでも安心して扱えます。

世界の銘木「チーク」で作られたバターナイフ

木肌が美しく、耐久性にすぐれたチークを使用したバターナイフです。1つ1つ手作業で削り、数種類のサンドペーパーで繰り返し磨き、最後にオリーブオイルをなじませることで手にやさしくなじむ、なめらかな質感とツヤを作り上げています。使い続けることで色に深みが増すのもポイントで、長く愛用することで徐々に自分だけのバターナイフに変化していきます。

天然木「サオ」で作られたバターナイフ

木目のグラデーションと木肌が美しい「サオ」を使用したバターナイフです。マットな質感とやさしい色合いが魅力。シンプルなデザインなので、どのようなインテリアや食器にもスッとなじみます。また、右利きの方でも左利きの方でも使いやすいシンメトリーの形もうれしいポイントです。好みを選ばないナチュラルなデザインなので、大切な方へのプレゼントにもぴったりです。

天然木で作られた〔リサ・ラーソン〕のバターナイフ

〔リサ・ラーソン〕の人気キャラクター「マイキー」が描かれたバターナイフです。天然木ならではのやさしい質感が魅力で、軽くてもちやすいのに手によくなじみます。北欧系の食器やインテリアとの相性がよく、使い込むたびに愛着が増します。同シリーズのフォークやスプーンなども合わせてそろえれば、食卓が一気ににぎやかに。出産祝いなどの贈り物にも喜ばれます。

天然木「アカシア」で作られたバターナイフ

木目の濃淡が美しいアカシアを使用したバターナイフです。ぽってりとした厚みと丸みが、素朴で温かみのある印象を与えます。耐久性にすぐれているほか、手にしっくりとなじむため使いやすさは抜群です。シンプルでナチュラルなデザインなので、洋食器だけでなく和食器とも相性がよく、食卓にスッと溶け込みます。飾らないおしゃれを体現しているバターナイフは、プレゼントにもぴったりです。

神聖な木「榊(さかき)」で作られたバターナイフ

木肌が白く美しい榊(さかき)を使用したバターナイフです。鹿児島にある銘店〔てぬか〕の店主が、日々手作業で少しずつ製作しています。ずっと触っていたくなるほど、なめやかで心地よい手触りです。あえて樹皮を残すことで、素朴でナチュラルな雰囲気を出しています。バターナイフとしてだけでなく、ジャムやマスタードなどを塗るヘラとしても使用できます。

「チェリーの木」で作られたバターナイフ

木工職人である「石井 宏治(いしい こうじ)」によって作られたバターナイフです。1つ1つ手作業で作られているため、色や模様、木肌の雰囲気が微妙に異なります。使い続けることで深みが増し、自分だけの特別な経年変化を楽しむことが可能です。オイルによるお手入れを繰り返すことで、チェリーの木肌の美しさを際立たせる自然なツヤが出てきます。

「オリーブウッド」で作られた木製のバターナイフ

デンマークの木製キッチンツールメーカー〔スキャンウッド〕のバターナイフです。ナチュラルで味わい深い木目が魅力のオリーブウッドを使用。緻密でなめらかな木肌は硬く、油分を多く含んでいるため、においなどがつきづらいという特徴があります。スッと伸びた形は使いやすく、手にもしっくりとなじみます。北欧らしいシンプルで無駄のないデザインは、どのようなインテリアや食器とも相性がよく、使い勝手が抜群です。

天然木「ブナ」で作られたバターナイフ

シンプルでなめらかな木肌が特徴的なブナを使用したバターナイフです。厚みと丸みがあって丈夫なほか、なだらかなカーブになっているためバターが塗りやすいという魅力があります。シンプルなデザインなので陶器やガラスの食器とも相性がよく、角のないフォルムがやさしい印象を与えます。もちやすい形なので、子どもでも扱いやすく快適です。

天然木で作られたスウェーデン製のバターナイフ

スカンジナビアの木工職人たちによって作られたバターナイフです。1つ1つ丁寧に作られたハンドメイドアイテムで、使い込むことで深みのある風合いに変化していきます。幅広で使い勝手のよい大きさなのでバターが塗りやすく、子どもでも簡単に扱えます。柄には北欧を思い出させる「ダーラナホース」の切り抜きが施されており、シンプルなデザインに愛らしさをプラスしています。

国産の「桜の木」で作られた木製のバターナイフ

古くから日本人に愛されてきた銘木「桜」を使用したバターナイフです。曲がって育ってしまった桜のみを使用しており、バターケースのフタを製作する際に出た端材を使用しているのでエコです。バターを塗りやすいように先端の幅を広くしており、もちやすくて力が込められるよう、もち手部分は太めに加工されています。手頃なサイズで扱いやすいのも魅力の1つです。

温かみのある木製のバターナイフをカトラリーに加えよう

今回は、木製のバターナイフ10選をご紹介しました。素材によって質感や色に違いがある木製のバターナイフは、経年変化を楽しめる最高のアイテム。使い込むことで色に深みを味が出て、愛着がわいてきます。また、同じアイテムでも使う人によって変化の仕方はさまざまなので、自分だけの特別なバターナイフになっていく過程を楽しめます。お気に入りの逸品を、ぜひ探してみてください。

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