家族みんなが使う木製ダイニングテーブルの魅力

前回の「ゆとりあるダイニングスペースを確保するには?」ご覧いただけましたか?
今回はダイニング家具の選び方のステップ4「素材と仕上げを決める」を一緒に考えていきましょう!

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家族みんなが使う木製ダイニングテーブルの魅力

ダイニングテーブルの素材は、木製のものが今も昔も人気です!
一言で「木製」と言っても、樹種は様々で、仕上げ塗装で見栄えやメンテナンスが変わってきます。その他にガラス製のものもありますが、食器の音が気になったり、表面の傷やテーブルが破損した場合小さいお子さまのいるご家庭では気を付けないといけません。
そのことを考えると家族で使うなら木製がおすすめですよ!
以下家具に良く使われる素材と樹種、塗装仕上げをご紹介します。
木製のダイニングテーブルの魅力をご覧ください♪

家具によく使われる素材の特徴

天然木無垢材

何も貼り合わせたり混ぜたりしない、天然の木そのままの材です。高価である分、無垢材ならではの重厚感・高級感があり経年変化が楽しめます。乾燥でゆがみや反り・割れが起こりやすいので注意が必要です。

天然木集成材

板状・ブロック状の無垢材を張り合わせた木材です。無垢材よりリーズナブルで、ゆがみや反り・割れが起こりにくいのが特徴です。その分重厚感や高級感が無垢材より若干劣ってしまいます。

突板(つきいた)

木材を薄いシート状にしたものを合板やMDF(木材を繊維状にほぐして、接着剤を配合しボードに成型した繊維板)の表面化粧材として貼り合わせた材料です。リーズナブルな価格で、割れやゆがみが起こりにくい木材(メラミン)です。表面は木目が美しく表現されます。無垢材のような経年変化はありません。

メラミン化粧合板

プラスチックの一種であるメラミン樹脂を表面の化粧した材料です。 表面が硬く傷つきにくく、耐熱性があります。汚れを簡単に拭き取れるためお子様がいる家庭にお勧めです。写真のとおり、天然木のような風合いはありません。

家具によく使われる樹種の特徴

樹種を決める際に、おすすめなのは色合いや木目といった雰囲気の観点から選びましょう!

オーク(ナラ)

ヨーロッパで昔から家具等に使われています。丈夫で加工がしやすく、使い込むほど落ち着いた飴色に変化します。柾目に出る美しい虎模様は虎斑(とらふ)といいます。繊細で味がある木目は高級感があり、日本でも多くの家具に使用されます。

ビーチ(ブナ)

硬さと粘りと弾力性が高い樹種です。木目はキメ細やかで緻密な木肌を持っています。割れにくく加工しやすいので、曲げ木いすや北欧家具によく使われます。耐朽性が低いので、水濡れには気をつける必要があります。

チーク

世界三大銘木のひとつで、赤みがかかった褐色の材です。硬くくるいがな少なく、油分が多く虫害に強いです。塗装をしなくても材質が変わらないほどの油分で、肌触りもなめらかです。水にも強いため耐久性があります。石灰質を含んでいます。

ウォルナット(クルミ)

チーク・マホガニーとならぶ世界三大銘木のひとつです。重厚感があり落ち着いた色合いで、つやがあります。強度が高く、反りや曲がりが少ないですが、その割に加工性もよいです。特徴的な木目を持ち、シック・モダン等上品な雰囲気を演出してくれます。

パイン

マツ科の針葉樹で、柔らかく軽く加工がしやすいです。木目が鮮明で、カントリー調の家具によく使われています。優しい木肌で素朴な風合いは、経年で飴色に変化し自然なアンティーク風になっていきます。熱・音・湿気を吸収するため住空間を快適にするちからがあります。

家具の塗装仕上げ

ウレタン塗装

ポリウレタン樹脂塗装で、木の表面に透明な膜をつくる方法です。光沢のある仕上がりが特徴で、キズ・汚れ・熱・水に強く、お手入れがラクです。塗装により木の質感が低くなり、経年変化は味わいにくいです。

ラッカー塗装

樹脂などを溶かした透明の塗料で、木の表面に薄い膜をつくる方法です。ツヤがあり、すり減りにくく、油に強いです。膜が薄いため木の質感を楽しめる塗装材です。水や熱にやや弱いので扱いに注意します。

オイル仕上げ

亜麻仁油などの植物性オイルを木材に塗り、乾いた布で拭き上げながらオイルをすり込む方法です。木目を活かしたナチュラルで美しい仕上がりになります。キズ・汚れ・水の跡がつきやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

ワックス仕上げ

蜜蝋等の天然ワックスを塗る方法です。表面に蝋の成分が残りしっとりとした風合いになります。木の呼吸を妨げず素材の持ち味が活かされます。オイル仕上げほどではないですが水分や傷に弱いため、半年に一度塗りなおします。

水性塗料仕上げ

VOC(揮発性有機化合物)の配合が少ないため、化学物質に過敏な人や健康上の不安がある人におすすめです。乾燥すると樹脂成分の塗膜をなるため耐水性が少しあります。ただはがれやすく、熱と水に弱いため、色や塗料によっては木目が隠れてしまうことがあります。

次回はテーブルに合わせて椅子を決めるについて

樹種や塗装で、こんなに違いがあるとは驚きですね! 家具屋さんや家具サイトを見るときには、ぜひ樹種と塗装にも注目してください♪

家具屋さんのサイトを見るとテーブルとイスのセット販売されています。その椅子をそのまま使ってもよろしいですが、椅子を変えるだけでさらに雰囲気が変わりますよ♪
次はテーブルに合わせて椅子を決めるについてチェックしましょう!

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