マンションの寿命って何年? 30年? 60年?

中古マンションを長寿にする方法

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自分たちより寿命が短いと困る

普通のマンションが一体何年くらいもつものなのか、みなさんはご存知でしょうか?賃貸ならともかく、一生暮らす可能性を考えると、住んでいる間に古くなって地震などで倒壊する不安を抱えるのは嫌ですよね。中古マンションを検討している方にとっては、とても大きな問題です。

そこで今回は、寿命というキーワードで、マンションを見ていきたいと思います。

マンションの寿命は117年?

国土交通省がまとめた、「RC造(コンクリート)の寿命に係る既住の研究例」によれば、 「鉄筋コンクリート造建物の物理的寿命を117年と推定」飯塚裕(1979)「建築の維持管理」鹿島出版会)、「鉄筋コンクリート部材の効用持続年数として、一般建物(住宅も含まれる)の耐用年数は120年、外装仕上により延命し耐用年数は150年」(大蔵省主税局(1951)「固定資産の耐用年数の算定方式」)となっており、十分に100年は超える耐久性があるものと考えられています。

つまり、マンションの寿命を握っているのはコンクリートと鉄筋であり、築20年の中古マンションだとしても、あと80年くらい寿命まではあると言える、ということです。

一般的に予想される寿命よりは長かったのではないでしょうか。しかし、その一方で、地震などで倒壊してしまうマンションも確かに存在します。

この差はどこにあると思いますか?それは、そのマンションが今までちゃんと管理されてきたかどうかの差です。

マンションは管理が全て

過去記事「地震に強いマンションを知る方法」でも触れているとおり、ちゃんと管理されているかどうかによって、マンションの寿命は大きく変わります。

また、新築マンションがこれからどのように管理されていくかは住人次第であり、中古マンションならば、今までどのように管理されてきたか確認することができるので、ある意味実は安心できるということにも触れました。

法隆寺を筆頭に、築1000年を超える木造建築が未だに災害に負けないことを考えると、管理の重要性や可能性が理解しやすいかもしれません。

管理さえしっかりされていれば、マンションに100年住むことは可能なのではないでしょうか。

とはいえ、いくら住めても住み心地が悪い物件に、何千万も出すのは悲しいものがありますよね。そんな方には、中古マンションのリノベーションが解決方法の1つとしてあげられます。

中古マンションにプラスαでリノベーションをしても、同じ地域の同規模新築マンションの半分程度の金額におさめることも可能で、家に使うはずだった予算を子どもの教育費や、老後の生活資金にまわすこともできます。(※詳しくは過去記事「年収450万円で買える家は2500万円まで!?」)

マンションを検討中の方は、管理状態も含め、自分たちのライフプランを一緒に考えてくれるような住宅会社に相談してみてはいかがでしょうか。

【お役立ち】中古マンション見極めリスト

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