築20年のマンションをリノベーション-素材にこだわる家づくり
akiko maeda
和室をペイントして明るい和室に
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古い住宅には必ずと言っていいほど和室があります。
現在は新しく住宅を計画する人の中には和室はいらないという人も少なくありませんが、やっぱり和室が好きという人も多くいます。
和室は好きだけど、暗い雰囲気や壁の傷みを何とかしたいという場合は、既存の壁を塗装するだけでも雰囲気を変えることができます。
塗装は比較的難易度の低いDIYなので、自分で塗ってみてもいいかもしれません。
部屋数の多い2階建ての住宅をリノベーションする場合、キッチン、バス、トイレなどの水周りの改装に予算のほとんどを取られてしまい、予算が回らない部屋が出てきてしまうことがあります。
そのような場合は、できるだけコストをかけずに雰囲気を変えられるこの方法を試してみてもいいかもしれません。
写真の住宅も同様に、1階の改装にコストの大半をかけてしまったので、2階の和室は床の畳と天井の板張りだけ大工工事を入れて、壁と木部、襖の枠はセルフ塗装で仕上げました。
床柱も鑢をかけて上から白く塗っていきます。
床はフローリングに張り替えましたが、杉材など、和室に合う雰囲気の材料もありますし、畳も琉球畳や無印良品の麻畳等、今の雰囲気に合うような畳もあります。
和室という概念を越えた、自分らしい和室を考えてつくってみるのも面白いかもしれませんね。