【奥さま、映画の時間です#15】蘇る青春!甘酸っぱくてキラキラ輝く青春映画6選!

奥さま、間もなく夏も本番でございます。か弱いレディーの皆様にとって辛い季節となりました。奥さま、外に出る際はくれぐれも水分補給はお忘れずに。奥様方の毎日の健やかな暮らしを心よりお祈りいたします。さて、そんな皆様に私、映画コンシェルジュから「青春映画」をご紹介いたします。奥さま、きっと奥さまにも青春時代に淡い恋心や忘れられない思い出もあるのではないでしょうか。そこで今回は、そんな甘酸っぱくて、少し切ない、青春映画を6作ご紹介いたします。それでは私とめくるめく映画の旅へ出ましょう!

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1.『私の少女時代-OUR TIMES-』

仕事も恋もあまりうまくいかない30代女性が自らの少女時代を回想するシーンから物語は始まります。強面だけれど実は優しいイケメンと、優男風のイケメンに挟まれる、眼鏡の少女、でも眼鏡をとると実は美少女。という奥さまが可憐な(現在も可憐でございます)少女時代に読まれた定番の少女漫画のような展開でございますが、「定番」と呼ばれる所以は「面白いからこそ定番になる」という含みでございます。最後はあっと驚くような展開もあり、台湾国内では大ヒットを記録しました。きっとご覧になられた奥さまのハートは胸キュンすることでしょう。

2.『君の名は。』

2016年に大ヒットを記録し最終興行収入は250億円を超え、日本国内で公開された映画として、歴代4位の歴史的ヒット作となりました。主人公・立花瀧とヒロイン・宮水三葉の心と体が入れ替わる、という展開から始まり、ある大きな天災から時を超えて彼女を守る、という壮大なファンタジーに発展いたします。ハラハラする展開から、なかなか叶わない二人の想いは、新海誠監督らしい美しい映像美と、作品のために書き下ろされたRADWIMPSの楽曲も相まり、子供から大人まで楽しめるロマンチックな作品に仕上がっています。

3.『私たちのハァハァ』

ロックバンド「クリープハイプ」が大好きな福岡県北九州市の女子高生4人組は、ある日福岡で彼らのライブを観に行った際に「東京のライブにも来てね」と言われます。4人は彼らの言葉を本気で受け止め、東京に行くことに決めます。しかも自転車で。無謀ともいえる彼女たちの計画。高校生活最後の夏休みが始まります。

何かを真っすぐに好きだと言える彼女たちの健気な姿は10代だからこそできる輝きがあります。冒険心、この心はいくつになっても忘れたくないですよね。

4.『サマータイムマシン・ブルース』

とある大学の「SF研究会」に突如として現れたタイムマシーン、彼らはそのタイムマシーンを使って、なんと前日に壊れたクーラーのリモコンを昨日に戻り奪いにいきます。しかし、実は過去を変えてしまうと、「今」が消えてしまう可能性がある事が発覚。まさかの世界滅亡の危機に陥ってしまいます。部員たちは必死に過去に戻った行動が今に影響しないように奮闘します。

皆さんは学生時代はなにか部活やサークル活動などはされていましたか? こちらの作品を鑑賞するとあのときの仲間たちに会いたくなりますよ。しばらく会っていないご友人達へ、たまにはご連絡をされてみてはいかがでしょうか? きっとあの時の青春が蘇りますよ。

5.『スウィート17モンスター』

高校2年生の主人公ネイディーン・フランクリンは、常に自己嫌悪しがちで妄想癖。自分より全てにおいて上回る兄ダリアンに常に嫉妬をしています。そんなネイディーンは唯一の親友のクリスタを心の支えに生きておりましたが、なんと兄ダリアンと交際を始めたことで関係が破綻してしまいます。そんな「こじらせ女子」ネイディーンに幸せは訪れるのでしょうか。

17歳という多感な時期、今となってはどうでもいいことでも当時の彼らにとっては大事件、そんなことありませんでしたか? 主人公ネイディーンと自分を重ねて観ることができる方もきっと多いはずです。

6.『耳をすませば』

ご存知スタジオジブリの名作となります。観たことがあるという方も多いのではないでしょうか。主人公・月島雫と天沢聖司の純粋過ぎるラブ・ストーリーは、いつ観ても10代のピュアなあの気持を思い出すことができるはずです。また、こちらの物語は「受験」という中学生にとって岐路に立つ雫に投げかけた雫の父親の一言「人と違うことをするのは悪いことではないが、どんな辛い目にあっても自分で責任を持たないといけない」という言葉が印象的でございます。あの頃のように、今度はお子様と一緒に改めて観られてはいかがでしょうか。

青春映画を観て「あの頃」を振り返ってみましょう!

いかがでしたでしょうか。どの作品もきっと誰にでもあるあの青春時代を思い返すことができるはずですよ。映画一本を観るだけで不思議と若々しい気分に浸ることができる、これもまた映画が持つ魔法の一つでございます。例えばこれから青春を迎えるお子様たちと一緒に、キラキラした青春映画を親子で鑑賞をされてみてはいかがでしょうか。もしかしたらお子様にもいずれやってくる青春時代が映画によって影響されるかもしれまんよ。

それでは、あなたが映画との出会いによって人生がより豊かになりますように、ごきげんよう。

●ロックス

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