好みのサイズで作ってみよう。スライドフタ付き道具箱をDIY。

スライドフタ付き道具箱を大小作成してみました。
大サイズは1×4材、小サイズは100均の木製箱を利用したものです。
スライドフタの構造、ストッパー付きのフタの構造など紹介させて頂きます。

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今回大サイズの道具箱作成には在庫の関係で全て1×4材を使用しましたので、かなり重くなりました。
持ち運びを考えると杉材など軽くて薄い材料の方が良いかと思います。

1×4材で道具箱を作ってみる

底板を作ります。
1×4材3枚に補強材として1×4材3つ割程度の木材を付けました。

長手方向の立ち上がりを作ります。
1×4材3枚を積み上げて、補強材として1×4材で繋げました。
補強材の高さは
1×4材の幅89×3枚+脚の出っ張り19
=286ミリとしました。
補強材は立ち上がり板よりも外側に38ミリ、下側に19ミリ出して取り付けました。
裏からビス留めしました。

補強材を脚として底板より出す理由は、箱を積み上げたときに下の箱が上の箱の脚内に納まるようにするためです。

底板と長手方向の立ち上がり板を接続します。
底板裏の補強材下端と立ち上がり板下端を合わせてビス留めしました。

短手方向の立ち上がり板を接続します。
上から一枚づつ付けました。
長手方向の立ち上がり板の小口にビス留めしました。
一番下の板は底板の裏からビス留めしました。

短手方向の立ち上がりに1×4材2つ割程度の木材を付けました。

短手立ち上がり側に手掛けの横板を付けました。

フタに掛かる板を両サイドに付けました。
幅38ミリで、箱内側より19ミリ出しました。
長さは、立ち上がり補強材に掛からないように少し短めにしました。
道具箱を積み重ねたとき、上に乗せた道具箱の脚と干渉させないためです。

フタを作ります。
1×4材の幅を少しカンナをかけるか、サンディングをしてから、3枚並べて箱入口に入ることを確認しました。

フタの長さは、長手方向の立ち上がり内側横幅からフタ押さえの出っ張り19ミリとクリアランス5ミリを引いた数値としました。

フタの板3枚を繋げる材料を用意します。
1×4材の3つ割程度(26ミリ程度)の棒状板で、フタから両脇17ミリ程度出る長さとしました。
棒状板の取り付け場所は2箇所で
片方①はフタの端から19ミリ内側
もう片方②はフタの端から10ミリ程度としました。

フタの閉じ方は
フタの片側①を斜めから入れます。

フタを水平に置きます。

フタを隙間の開いている側にスライドします。

脚の断面はL型になってますので、箱を積み重ねても脱落しないと思います。

100均小箱にフタを付ける

こちらは、小箱にフタを付けてみました。
材料は100均小箱と、3ミリベニヤ。
どちらもセリアで購入しました。
セリアの桐ベニヤは芯材が硬くてしっかりしており、お薦め材料です。
フタの構造は大箱と同じなので完成の写真のみ紹介させて頂きます。

フタ外れ防止機能

小箱にビスなどを入れて、うっかり箱を落としたりすると、フタが外れて中身が散乱してしまう場合があります。
そこで、スライドフタ外れ防止機能を付けました。

回転するストッパーを用意します。
3ミリベニヤをカッターで切り出しました。
ビスの補強及び貫通防止のためにベニヤを重ね貼りしました。
振り回してもフタが外れません。

以上、道具箱DIYの紹介でした。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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主に戸建分譲ディベロッパーの仕事をしているサラリーマンです。色々な職種、職人さんとお付き合いしていくうちに自ら物造りに目覚めてしまいました。宜しくお願いします。

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