おいしくて栄養満点!家庭菜園にぴったりの夏野菜の育て方

家庭菜園を始めたいという方の中には、夏野菜の育て方を知りたいという方もいるのではないでしょうか。夏野菜にはビタミンCやビタミンE、βカロテンなど夏バテを予防する栄養素が豊富に含まれており、育てやすい品種が多いため庭はもちろんベランダなどでも簡単に育てることが可能です。そこで今回は、夏野菜の育て方のポイントと、家庭菜園におすすめの夏野菜をご紹介します。

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夏野菜の育て方! 注意すべきはプランターの大きさ

夏野菜を育てるためには、十分な栄養と水分が必要です。そのため、プランターで育てる際にはできるだけ大きなものを選ぶようにしましょう。通気性にすぐれており、かつ根の張る深さが十分に確保できる25Lほどの菜園プランターが適しています。なお、乾燥に強いトマトであれば15Lのプランターでも栽培できますが、過乾燥に弱いナスは20L~25Lのプランターが最適です。夏野菜の種類によって異なるため、プランター選びは注意しましょう。

夏野菜の育て方を知らない初心者でも安心! 育てやすい夏野菜とは

夏野菜は全般育てやすいのですが、とくに育てやすいとされる夏野菜は「ピーマン」、「オクラ」、「かぼちゃ」、「シソ」、「ゴーヤ」です。ピーマンは夏の暑さや秋の寒さにも強く、長期間収穫を楽しめますし、オクラやかぼちゃは手間がかからず、かぼちゃに至っては肥料の少ない土でもよく育ちます。また、シソはほぼ放っていても成長しますし、翌年以降は土に落ちた種から発芽するためコストもかかりません。さらに、ゴーヤは気温が高くなる5月後半から6月に植えることが可能です。

夏野菜の育て方~トマト~

トマトは、直射日光が大好きで湿気が苦手な野菜。雨上がりになると病気になりやすいほか、ナス科の植物を育てた土とは相性が悪いため注意しましょう。栽培成功のポイントは、脇芽をこまめに取ることです。こちらの《アイコ》は、果肉が厚くてジューシーなトマト。甘みが強く、子どもにも大人気の品種です。病気に強くて実つきがいいため、初心者にもおすすめです。

夏野菜の育て方~キュウリ~

風通しがよくて日当たりのいい場所を好みます。たっぷり水をあげるのが栽培成功のポイントなので、水切れには注意しましょう。こちらの《夏すずみ》は、歯ごたえとさっぱりした食味が特徴的な夏秋キュウリ。病気に強く、高温や乾燥が続いても安定して栽培することが可能です。平均的な大きさは21cmから22cmほど。定植後は、なるべく早く支柱を立てましょう。

夏野菜の育て方~かぼちゃ~

高温、低温、乾燥に強い丈夫な野菜で、栽培期間が短いのが特徴です。プランターで育てる場合、株同士の間隔を30cm以上空けるようにしましょう。こちらの《くりまさる》は、くりにも勝る甘さが名前の由来となったかぼちゃです。果肉が厚く、メロン並みの糖度を誇ります。ほっくりとしており煮崩れしにくいため、煮物や天ぷらのほかスイーツにもおすすめです。

夏野菜の育て方~ピーマン~

実つきがよく、1株で40個~50個ほど収穫できます。乾燥した環境で育てたり、肥料が不足したりすると苦味が増すため、水切れを起こさないよう注意しましょう。こちらの《フルーピーイエロー》は、病気に強いカラーピーマン。果肉が厚くて食味がいい品種で、開花から60日前後で完熟果が収穫できます。甘みがあるため食べやすく、子どもにもおすすめです。

夏野菜の育て方~ズッキーニ~

イタリア料理などによく使用されており、家庭の食卓に定着しつつある夏野菜です。収穫期が長く、肥料を切らさないようにすることで多くの実を収穫できます。こちらの《ゼルダ ネロ》は、寒さには弱いですが病気には強い品種。生育が早くて育てやすいため、家庭菜園にもおすすめです。葉にトゲが少ないほか、実が長いため、収穫しやすいという特徴があります。

夏野菜の育て方~ナス~

ミネラルや水分を多く含んでおり、夏バテ予防に最適な野菜。連作障害を起こしやすいため、必ず新しい土で育てましょう。実つきがよく、最初の実を早めに摘むことで長く収穫を楽しめます。乾燥に弱いため、水切れにならないよう注意が必要です。こちらの《筑陽》は、艶がよくて形がきれいな品種。果肉はきめ細やかで舌触りがよく、焼きナスや漬物などさまざまな調理に合います。

夏野菜の育て方~オクラ~

アフリカ原産の夏野菜で、暑さに強くて寒さに弱い野菜です。日当たりがよくて水はけのいい場所を好みます。乾燥気味に育てるのが栽培成功のポイントです。こちらの《エメラルド》は、肉質がやわらかくて食味がいいオクラ。15cm程度に成長しても実が固くならないのが特徴です。栽培しやすいため、家庭菜園でもすくすく育ちます。

夏野菜の育て方~シソ~

さわやかな香りが特徴的で、一度育つと収穫しても脇芽から次々と葉が育ちます。土に落ちたこぼれ種でも育つたくましい夏野菜です。「芽紫蘇(めじそ)」、「穂紫蘇(ほじそ)」、「花穂(かすい)」と生育段階で呼び名が異なり、さまざまな味わいを楽しめます。こちらの《野菜苗 青シソ》は、丸葉で香りのいい人気の品種。アミノ酸配合の栄養価の高い土を使用しているため、育ちがよくて収穫量が多いのが特徴です。

夏野菜の育て方~とうもろこし~

強い日差しと高温環境を好むため、日陰にならないように注意しましょう。乾燥や過湿になると実が大きくならないため、水分調節にも気を配ることが大切です。こちらの《ゴールドラッシュ》は、艶のあるきれいな黄色が特徴的な品種。生で食べられるほど粒皮がやわらかく、また実つきがいいためジューシーで甘い粒が先端まできれいに並びます。

夏野菜の育て方~ゴーヤ~

病気に強く、日差しと高温環境を好みます。一方で過湿を嫌うため、水はけには十分注意が必要です。種類は多種多様で、緑色をしたものだけでなく白色もあります。こちらの「沖縄中長ゴーヤ」は、一番多く作られているポピュラーな品種。実が太くて長く、栽培しやすいため家庭菜園にもおすすめです。高温を好むため、生育期間中は18℃~30℃を保つようにしましょう。

夏野菜の育て方を知って家庭菜園を楽しもう

ガーデニングや家庭菜園などで夏野菜を育てることで、旬の採れたて野菜を自宅で手軽に楽しむことができます。また、野菜の中でもとくに夏野菜は、育てる際に難しい技術を必要としないため、初心者の方でも簡単に始められます。さらに、土いじりは子どもの情操教育にもぴったりです。一緒に家庭菜園をしながら、収穫の喜びや野菜のおいしさを感じてみてはいかがでしょうか。

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