どの季節に出かける?佐賀県「大川内山」美しき伊万里焼の街に行ってみたい!

伊万里焼の故郷で「秘窯の里」とされる大川内山。三方を山に囲まれる昔ながらの風景が残る街では、伝統を受け継ぐ窯が現在でも活躍しています。風鈴の音が響く夏、紅葉に彩られる秋、四季折々の美しさがある大川内山をご紹介します。

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伊万里焼といえば日本有数の磁器で、そのあでやかさから世界中にコレクターがいるほど。そんな伊万里焼の里、佐賀県の大川内山(おおかわちやま)は豊かな自然と昔ながらの街並みが残る秘窯の姿を今に伝えているんですよ。

大川内山ってどんなところ?

江戸時代から続く伝統工芸・伊万里焼の故郷である佐賀県・伊万里市。この地を治めた鍋島藩が御用窯を置いたのが大川内山です。三方を山で囲まれ、谷が入り組んだような地形、さらに入り口には関所を設置し、たとえ欠陥品であっても外には流出させないという徹底した秘密主義の中、技術を守り抜いてきました。ここで作られた磁器は、伊万里焼の中でも藩名に由来して「鍋島」と呼ばれています。主に大名や将軍への献上品として用いられ、いまなお多くのコレクターに愛されています。

美しい景観も魅力 大川内山を散策しよう

まるで山水画のような風景に囲まれる大川内山には、古き良き江戸時代の趣を色濃く残す家並みが残されています。

かつては製法を守るために閉ざされていた関所をくぐり抜け橋を渡ると、白磁で出来たいくつもの風鈴がその音色を響かせる「めおとしの塔」があります。磁器の高く澄んだ音が大川内山に響き渡る様子は、「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。

撮影:BUD International

橋や時計、街の地図など、街中のあちらこちらに伊万里焼が使われており、まるで伊万里焼のギャラリーを見ているように街歩きを楽しむことができます。現在も伝統的な技法を守り続ける窯元が多く残っており、散策と一緒に伊万里焼のお買い物も楽しめます。

夏は風鈴祭りに秋は紅葉。季節ごとのイベントも盛りだくさん!

春は磁器でつくられた雛人形が展示販売される「磁器ひいな祭り」や、掘り出しものが見つかる「窯元祭り」。暑い季節に涼を奏でる「風鈴まつり」や、素焼きの器にキャンドルを灯す「ボシ灯ろうまつり」が夜を幻想的に彩り、磁器が奏でる音を楽しめる「碗琴コンサート」など、季節ごとの伊万里焼を楽しめるイベントが開催されます。
例年11月中旬~下旬には三方の山が紅葉に彩られ、昔ながらの街並みと美しいコラボレーションを見せてくれます。このように大川内山には四季折々の美しさと楽しさが満載です。

大川内山へのアクセス

撮影:BUD International

大川内山への最寄り駅は伊万里駅。佐賀空港からは直通バスで1時間45分、佐賀駅経由の電車利用で1時間15分。
博多駅からは直通バスで1時間45分、電車では1時間50分です。伊万里駅前のバス停からは、大川内山行きの路線バスが運行しています。車で行くと、佐賀空港からは1時間15分、博多駅からは2時間30分です。

■大川内山

<住所>
佐賀県伊万里市大川内町乙1848

伊万里焼で彩られた美しい街並み。こんなところがあったなんて知ってましたか?四季折々の美しい景色の中、お気に入りの伊万里焼を見つけてみませんか?

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