《背丈・手先・視野》子どもが自分で片づけられる収納のために気を付けるべき3つの特徴

「子どもには出したもの・使ったものは自分で片づけてほしい」そんな風に思う親がほとんどだと思います。出しっぱなしの子どもに「片づけなさい!!」とほとんどの親が一度は怒ったことがあるでしょう。
収納家具を買ったり、グッズを買ったり…色々と策はありますが、その前に大切なこと。子どもの3つの特徴を知るだけで、あなたの収納づくりが変わること間違いなしです!

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収納家具や収納グッズを買う前に知っておきたい子どものこと

「片づけなさい!!」
みなさんも一度は…いえ、それ以上…いえ、毎日子どもに言っている人もいるのではないでしょうか。

「子どもには出したもの・使ったものは自分で片づけてほしい」
そんな風に思う親がほとんどだと思います。

そうなると、「収納家具がいけないのか」、「もっといいグッズはないのか」と収めるモノのことを考えてしまいます。
でも、その前にぜひ知っておいてもらいたい子どもの特徴を3つ、今日はお伝えします。

その1:子どもの背丈

Drawer Style

これは既に気にしている方も多いと思いますが、”子どもの背丈”。
子どもは大人よりも背が低いです。「そんなの当たり前!」だと思いますが、収納においてすっかり忘れている人は意外と多いです。

子どもの収納の仕組みは、親(特にママ)が作ることが多いです。
そうすると、どうしてもその大人の目線に合わせた収納になってしまうことが。子どもの目線になって仕組みを作ることを忘れないようにしてくださいね。

そして、子どもは1年に5~8㎝程度背が伸びます。数年経ったら、使いにくい高さになっていないか、届かないと思っていた棚がちょうどいい高さになっている場所はないか、チェックしてみてくださいね。

その2:子どもの手先の器用さ

”幼児の手”は大人が軍手2枚はめたのと同じくらいの不器用だと言われています。軍手が2枚…想像しただけで使いづらいのがわかります。実際に、幼稚園の先生の実習では”軍手を2枚はめて様々な動作をする”という実習があるところもあるそうです。

そのことを考慮して、開けにくいフタはないか(そもそもフタは必要ないなら取っておく)、モノは詰め込みすぎではないか、スペースが小さすぎないかなどチェックしながら仕組みを作ってください。

その3:子どもの視野の広さ

Drawer Style

写真のように(正確な図ではありませんが雰囲気だけでも)幼児の視野は左右で約90度と言われていて、大人は約150度と言われています。
子どもの視野は大人の3分の2程度の視野しかないんですね。

となると、大人には見渡せて見えているモノでも子どもには見渡せない死角の部分にあるので見えていないということがあります。

収納は”パッと見てわかる”ようにしまうことが使いやすさに直結しますが、その範囲が違うというのは驚きですよね。

まとめ

子どもの使う場所は、「届くのか?」・「扱いやすいのか?」・「見えるのか?」を子どもの視点に立って収納づくりをすることが大切です!

そうすることで、子どもが自分で片づけられる収納になります。

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著書『男の子がひとりでできる「片づけ」』(KADOKAWA)家族の“できる”が広がるやさしい収納□□□□□□□□□□□□□住宅メーカー勤務を経て、出産を機に退職…

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