本格的な大根カクテキよりも美味しい浅漬かりタクワンを使った「大根キムチ」の作り方

本格キムチに負けない、なんちゃってキムチ！

本格の生大根から漬け込んだカクテキキムチではないですが
日が経つごとに美味しさが増して
本格のキムチに負けない、リクエストが来る大根キムチになりました。

なんちゃってキムチ　ではありますが
その作り方をご紹介します。

浅い漬かりの沢庵

・さっと干しの沢庵、大半本分

最近は、浅い漬かりの物が売られていたりしますので
そういった大根でも同様に漬けていただけます。

サイコロ状態に切る

浅漬かりの大根は、一旦水で洗ってから
キッチンペーパーなどで水分をおさえて、厚切り輪切りにしてから
厚さと同等のキューブになるように角切りにします。

切った浅漬かり大根は
自家製のキムチダレを作るまで、ボールの中で待機しておきます。

大根に合う自家製のキムチダレを作る

漬けダレづくりは

また、いつもの様に「感」で作っていきますので
本格キムチを作られる方は見ていてご意見もあろうかと思いますが、
ご容赦くださいねσ(^_^;)

ボールに
・韓国粗挽き唐辛子、大さじ２強
・韓国細引き唐辛子、大さじ１
・生姜汁、１カケすりおろして絞り（大さじ２弱）

・ニンニク、１個　タテ半分に切って　（芽は取ってね～）　すりおろし
・三温糖、小さじ４

しょっつる

本来はここで発酵の旨味『アミの塩辛』なんかを使うんでしょうけれど
急にそんなのはないので
秋田が誇る魚醤！　ハタハタだけで作る『しょっつる』を使います。

石川県奥能登の魚醤『いしる』でも、タイの魚醤『ナンプラー』でも、
ベトナムの魚醤『ニョクマム』でも、良い味わいが出ると思います。

・しょっつる、小さじ１

生マッコリ

・細い万能青ねぎ、１束　（１５本くらい）　　３～４cmくらいに切って

シッカリと混ぜましたが、少し水分は足りない感じなので
・生マッコリ、大さじ２～３
　生マッコリは火入れをしていない発酵が進むシュワシュワのマッコリです。

乳酸発酵を取り入れたいので使いました。

大根に合うキムチダレ完成

混ぜるとこんな感じです。

ここからは、道具ではなく手でもんでいきますので
使い捨てのビニール手袋を用意します。

切った大根とムンチ

切った大根漬物とムンチします。

「ムンチ」って、韓国語で「和える」ことと思われていますが
和える、と、揉むの中間と言いましょうか、
「赤ちゃんのお尻を撫でるようにしながら揉み込むくらいの力加減と優しさで」
という事だと、韓国２世の義父から教わりました。

はちみつ

生の大根だと水分の出方が顕著だと思いますが
塩分を含んだお漬物になった大根ですので、ちょっと塩辛さの角が気になります。

なので、マイルドにするように
・ハチミツ、小さじ２

寒いので、白く固まっちゃってますけどハチミツです。（苦笑）
指でタレの部分とはちみつを溶かし込むように混ぜて
ムラの無い様にムンチします。

漬け置く

ムンチして馴染んだ大根は
色とニオイがついてしまわないように、
タッパにラップを敷いてタッパの中で漬け込み冷蔵庫で保存します。

漬けてすぐの状態では、味見をしても沢庵感が見え隠れしますが
次の日、また次の日とどんどん美味しさを増して
この量を６日で食べきりました。
６日目のこのキムチは、
専門店のキムチに負けないくらいの美味しさになっておりました♪

実食

食べる分だけ器に取り分けて
黒煎りごまを振りかけていただきます。

カリカリコリコリと、いい音とともに美味しさが口に広がります。
しっかりと辛いので、顔にもジワッと汗が滲みました。
（毛穴がきれいになるかしら♪（笑））

こんなに美味しいのだったら、もっとたっぷり作ってくれたら良かったのにと
都合のいいことを言う主人でした。（笑）

いつも中途半端に残ってしまったお漬物は、細かく刻んで炒めものなどにしますが
今後は、このやり方でキムチにしようと心に決めました。

大根などのお漬け物の多かった冬場から季節も移行し
いろんなお野菜が出回ってきていますので
菜っ葉でも、根菜でも、浅漬かりに作っていろいろ試してみようと思います。

キムチにうるさい主人に大好評だった
「大根キムチ」の作り方のご紹介でした♪