初夏から秋まで咲いてくれるお花で暑い夏のガーデニングを乗り切ろう!

元造園土木会社の社長を父にもつ、地域ライターEがご紹介するガーデニング企画、今回は「夏のお庭を彩るオススメのお花」のご紹介です!色鮮やかなお花を植えて、夏のお庭を美しくカラフルにしちゃいましょう!

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青い空に映える白い雲。降り注ぐ明るい日差しに、くっきりとグリーンが際立つ夏。お庭の「美しさ」では夏の強烈な日差しは強い味方ではありますが、毎日お花の手入れをする身としてはとても辛いシーズンではあります。

また、植物にとっても夏の直射日光は、日向を好む種類でも枯れる原因になってしまうことも。元造園土木会社の社長を父にもつ、地域ライターEがご紹介するガーデニング企画、今回は「夏のお庭を彩るオススメのお花」のご紹介です!

「夏の暑さに負けない花」で「秋までずっと咲く花」を選ぼう

大きな帽子をかぶっていても、長時間庭木のお手入れをするには夏はしんどい季節。もちろん、水遣りは朝と夕方の日の当たらない時間にしていても、暑いことには変わりませんよね。

夏の暑さが辛いのは植物にとっても同じですが、中には「夏の強烈な日差しにも負けない種類のお花」もあるんです。これらの花を、夏のガーデニングの主役としてチョイスしましょう。また、なるべく手間を掛けずにガーデニングを楽しむためには、「花のもちがよく、長い期間花が咲き続けること」という点も見逃せないですよね。今回ご紹介する花は、この2つの条件にピッタリのお花たちです。

最近流行りの夏の花「サンパラソル」

科名:キョウチクトウ科 ・属名:マンデビラ属

昔からある品種「マンデビラ」が園芸用に品種改良された「サンパラソル」。

あのサントリーの関連会社、サントリーフラワーが新しく開発した日本生まれの品種で、もともとは南国生まれのエキゾチックな雰囲気をもつ華やかなお花です。

朝顔やゴーヤと同じようなツル性の植物ですが、支柱の一番上まで伸びるとまた下に折り返して巻いてくれるので、そこまで大きなスペースがなくても取り入れられます。日差し避けにゴーヤを植えてみたけれど、ゴーヤが取れすぎて困った…というお家なら、ゴーヤの代わりに「サンパラソルジャイアント」という品種を取り入れてみてはいかがでしょうか。お花も葉も大きく育つ品種なので、日差し避けにはピッタリです。代表的な赤、淡いピンク、少し珍しい白と、濃い緑の葉っぱに映える花が次々と咲きます。

そして、何と言っても特徴は「夏の日差しに耐えること」。もともと亜熱帯性の植物ですので、日差しには強いのです。とは言え、西日には少し弱いので、東か南向きの西日は直接当たらないところに植えるのがオススメ。

少し乾燥している状態を好むので、水遣り回数も少なくて大丈夫。植え付けをしてから花が咲き始めるのに2,3ヶ月かかるので、早くから花を咲かせたいなら5月頃に植え付けをしてしまうのがオススメです。

萎んだ花を取るなど、ちょっとしたお手入れで10月頃まで長く花を咲かせてくれます。

定番の夏の花その1「ペチュニア」

科名:ナス科 ・属名:ペチュニア属

開花期が4月から10月と長く、日向を好む「夏の寄せ植え定番中の定番」とも言えるのがペチュニアです。名前を聞いたことは無くても、今まで必ず見たことのある花ではないでしょうか。

ペチュニアは鉢を使った寄せ植えがオススメです。他の花との組み合わせもいいですが、ペチュニアにはとてもたくさんの花色があって華やかですから、ペチュニアだけで色の組み合わせを楽しむことも出来ます。大きく育っても背丈は30センチから50センチ程度と、大きくなりすぎることもありません。

ペチュニアを長持ちさせるコツは、ずばり「花に水を直接かけないこと」。水遣りは根本に、梅雨時期の長雨時は鉢を軒下に移動できるとよいです。また、咲き終わった花がらはこまめに取り除いてあげると、次の花がつきやすくなります。

水の管理と花がら摘み以外では、ペチュニアを育てるのに難しい作業はほとんど必要ありません。また、盛夏までお店でもたくさん扱っているので、初心者向けで安心の品種といえます。

名前も姿もかわいい夏の花「バーベナ(ビジョザクラ・美女桜)」

科名:クマツヅラ科 ・属名:クマツヅラ属

初心者向け定番のお花をもう一つご紹介します。こちらは名前も可愛らしいですが、花も小さめのものがまとまって咲いて可愛らしい印象。もともとの野生種が250種類くらいあり、花の色も白、赤、ピンク、紫、複色とさまざまです。

開花期は今回ご紹介したものの中で最長の5月中旬~11月中旬。基本的には暑さに強く、寒さには弱い種類の花ですが、中には耐寒性も兼ね備えた品種もあるなど、とにかく丈夫な花なので、「はじめての夏のガーデニング」にはぴったりです。肥料を定期的に入れてあげるだけで、初心者でも花を咲かせ続けることができますよ。

いかがでしたか?お子さんのいる家庭なら、夏休みの宿題に「夏のガーデニング観察日記」をつけて、宿題とガーデニングのお手伝いを一気にすすめてしまう、という手もありますね!

ガーデニング初心者さんにとっては、夏や冬といった厳しい季節からガーデニングをスタートするのは大変ですが、ちょっと先を見越して準備ができるようになるとお庭造りはぐっと楽になっていきます。次の夏のシーズンも楽しく迎えられるように、「夏のガーデニングを乗り切れる花」を覚えておいてくださいね!

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