寝る部屋では無い、楽しむ為の個室のつくり方

子供の為の部屋は、有るけれど、肝心の大人の為の部屋、無いですよね。何故でしょうか?
夫婦の寝室は有るけれど、自分の個室は無い。 リビングの共用部で大人は過すから、自分のだけのスペースは必要無いといと考え勝ちですが、全ての行動をリビングで行うと、落ち着きが全く無いガチャガチャしたスペースになってしまいます。
リビングは大人がくつろぎ、会話をし、子供が遊ぶ場所です。その場所に他の作業をしたり、生活に関係ないものを収納したり、仕事の場所にしたり、大人の趣味のグッズを置いたりすると、くつろげないスペースになってしまいます。そう言ったスペースをキチンと計画して配置するには良いですが、無計画にリビングを共用してしまうと、居心地の悪い片付かないリビングになります。

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Design/Photo by Ogino Takamitsu ATELIER ogino-a.com

寝る部屋では無い、楽しむ為の個室

個室は寝室を兼ねない、寝ない個室も考えられます。楽しむ為の個室です。写真の個室は、奥様の部屋です。あるアーティストが大好きな奥様は、アーティストのCDやDVD、パンフレットなどを置く収納スペースが必要でした。パソコンとプリンターを使って冊子を作ったり楽しんでいるという事だったので、それらを置く、出窓とカウンターの机を作り付け、本棚もサイズをDVDパンフレット合わせたものをつくり、奥様が楽しむ小さな部屋を設計しました。自分だけが自由使えるスペースが小さくともある事は、日常を楽しく過ごせる場所になります。この奥様の部屋当初は、予定通り、アーティストに関する趣味の部屋だったのですが、お孫さんが生まれた今では、お孫さんの写真が飾られたくさんの写真アルバムを置いて置く、奥様が使うお孫さんグッズの部屋になっています。

逆に、旦那様の趣味の為の部屋を作る事も有ります。趣味であったり、ちょっとした仕事をしたり、家で作業をしたいが、心地良さとは違う行動をする為に、リビングから離れた場所旦那様の個室を配置したりします。

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光と風のささやきに耳を澄まし、日々のささやかなよろこびをみつける。そんな時間を感じる場を形にする、設計に取り組んでいます。東京を拠点に夫婦で設計している、建築設…

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