壁紙をリフォームしたい!それぞれの種類を詳しくご紹介

部屋の印象に大きく影響を与える壁紙。壁紙を変えるだけで部屋の雰囲気はガラッと変わるため、「壁紙リフォームをして部屋の雰囲気を変えたい」と考えている方は多いことでしょう。しかし、実は壁紙にはさまざまな種類があることをご存じでしょうか。そこで今回は、壁紙の種類を詳しくご紹介していきます。それぞれの特長を知って、あなたに合った壁に仕上げてください。

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部屋の印象に大きく影響を与える壁紙。壁紙を変えるだけで部屋の雰囲気はガラッと変わるため、「壁紙リフォームをして部屋の雰囲気を変えたい」と考えている方は多いことでしょう。しかし、実は壁紙にはさまざまな種類があることをご存じでしょうか。

そこで今回は、壁紙の種類を詳しくご紹介していきます。

壁紙を使用する目的って何だろう?

壁紙とは、壁や天井の内装仕上げ材として用いられるシートであり、「クロス」とも呼ばれています。主に石膏ボードなどの下地の保護や、装飾が目的とされています。壁紙にも種類によってさまざまな性能があるため、見た目だけではなく性能にこだわることも必要となってきます。

壁紙にはどんな種類があるの?種類別の特徴をご紹介

壁紙選びでは、前述の通り性能にこだわる必要があるため、各種類の特徴をしっかりと理解しておきましょう。以下では、壁紙の特徴を種類別でご紹介していきます。

【種類その1】紙壁紙

紙壁紙は、「洋紙タイプ」と「和紙タイプ」の2タイプがあります。洋紙タイプとは、再生パルプを原料として作られた原紙を張り合わせ、プリント加工やエンボス加工をしたものです。和紙タイプには、吸湿効果や保温効果を期待することができます。紙壁紙には、主に

・部屋を柔らかい印象にすることができる
・塩化ビニルを使用しないため、アレルギーのある方でも採用しやすい

といったメリットがありますが、

・汚れが付着しやすく、メンテナンスが難しい
・厚みがそれほどないため、擦れに弱い

などのデメリットもあります。

【種類その2】ビニル壁紙

一般的に最も多く使用されている壁紙の種類が、ビニル壁紙です。塩化ビニルが主な原料となっており、原紙にプリント加工やエンボス加工が施されています。ビニル壁紙には、主に

・耐久性や清掃性に強く、メンテナンスがしやすい
・種類が豊富で、防火対策や防カビ効果など、部屋に適した種類を選べる

といったメリットがありますが、

・年数が経過すると、剥がれが生じやすい
・部分的な修復が難しい
・素材に化学物質が含まれているため、アレルギー体質の方は注意が必要になる

などのデメリットもあります。

【種類その3】織物壁紙

別名「布壁紙」とも呼ばれています。レーヨンを原料にしたものが一般的ですが、合成繊維や布、絹を原料にして作られたものもあります。織物壁紙には、主に

・擦れなどに強く破れにくい
・原料が自然素材を使用した繊維であるため、壁紙自体に吸放湿効果がある

といったメリットがありますが、

・汚れが付着すると落としづらい
・防火対策されたものが少ないため、場所が限られる

などのデメリットもあります。

【種類その4】珪藻土壁紙

珪藻土とは、海や湖に住んでいるプランクトンがしんで蓄積されてできた土です。珪藻土壁紙は、この珪藻土を主な原料として作られています。珪藻土壁紙には、主に

・調湿性に優れている
・石膏ボードと組み合わせると結露効果がある
・消臭効果がある

といったメリットがありますが、

・汚れが付着しやすい
・ボロボロと粉が落ちることがある

などのデメリットもあります。

【種類その5】無機質壁紙

無機質壁紙は、土や石、金属やガラス繊維を主な原料として作られており、塗り壁の雰囲気を味わえます。無機質壁紙には、主に

・塗り壁に比べると施工しやすいため、工期を短縮できる
・工場で製造されるため、職人の技術に左右されにくい
・ひび割れなどが生じにくい

などのメリットがありますが、

・壁紙に継ぎ目が生じやすい
・厚みがないため、消臭効果や除湿効果は期待できない

などのデメリットもあります。

【種類その6】オレフィン壁紙

オレフィン壁紙とは、ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を原料として作られた壁紙です。オレフィン壁紙には、主に

・清掃性に強く、水拭きなどのメンテナンスがしやすい
・表面強度が高く、傷がつきにくい

などのメリットがありますが、比較的薄いため、張った時に下地の凸凹が生じやすいといったデメリットがあります。

【種類その7】木質系壁紙

木質系壁紙とは、天然木やコルクを原料として、アルミや紙と組み合わせて作られた壁紙です。
木質系壁紙は衝撃に強く、へこみや傷がつきにくい特徴があります。カントリー調のデザインであることが多いため、部屋を温かみのある雰囲気にすることができるでしょう。

おわりに

今回は、壁紙の種類と特徴をご紹介しました。

部屋の雰囲気も大切ですが、それぞれの部屋に適した性能を持つ壁紙を選ぶことも大切です。それぞれの種類のメリット・デメリットに注意して、その部屋に適した壁紙の種類を選ぶと良いでしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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