【賃貸併用住宅】入居者と同じ建物に住むことについて

賃貸併用住宅について

まずは、賃貸併用住宅について詳しく知っていきましょう。

賃貸併用住宅は、自宅の建物の一部を賃貸の部屋にすることによって、マイホームを実現しながら家賃収入を得ることができるという住宅プランです！マイホームなのに家賃収入を生み出し、その家賃収入をローンの返済にあてることができます。

賃貸併用住宅は、普通に注文住宅を建てたり、戸建てやマンションを買ったり、賃貸を借りるのに比べて、月々の住宅コストの負担がかなり軽くなります。一般的には、月になんと15～20万円ていどのコストカットが可能なのです！
そして、プラン次第では月々の住宅にかかる費用がタダになったり、数万円のプラスにつながることもあるのです。
このように賃貸併用住宅は、住宅ローンの負担ゼロで、人気エリアに夢のマイホームを所有することができます。

賃貸併用住宅の魅力とは？

賃貸併用住宅の魅力は、将来大きな資産を得ることができるという点です。
賃貸部分から月々の家賃でローンを返済していき、返済が終わったときは、老朽化で建物の価値がたとえゼロになったとしても、土地はしっかり自分のものとして残ります。そのため、少なくとも土地価格分は、貯金しているのと同様になるでしょう。

しかも、「首都圏の好立地にある土地付きの一戸建て」という、しっかりとした資産なのが魅力です。

入居者と同じ建物に住むって実際どうなの？

メリットの多い賃貸併用住宅ですが、オーナ（大家）が入居者と住むことに抵抗があるという方もいるでしょう。そこで、賃貸併用住宅でオーナーが入居者と住むことの特徴についてご紹介します。

入居者が集まりやすい

一般的なアパートやマンションのオーナーは、その物件とは異なる場所に住んでいて、物件自体には住んでいません。すると、物件に対する管理が行き届かなくなることが多くなるでしょう。

しかし、賃貸併用住宅では、オーナーが入居者と同じ物件に住んでいるので、いつでもオーナーの目が隅々まで行き届きます。自分も住んでいるので、ゴミが落ちていたとしてもすぐに気づきますよね。汚れた部分があっても、管理会社や掃除会社に連絡して、すぐに掃除をすることができます。
このように、オーナーが一緒に暮らしている賃貸併用住宅は、清掃などが行き届いていることが多くなり、入居者や入居検討者の印象が良くなるでしょう。

この結果、近隣の一般的な賃貸物件に比べて、賃貸併用住宅の方が入居率が高くなることが多いのです。

オーナーのプライバシーはどうなの？

入居者と同じ建物に暮らすことになると、「オーナーのプライバシーが心配…」という方もいるでしょう。

しかし、賃貸併用住宅では、建物の設計をオーナーと入居者でそれぞれのプライバシーを重視したものにすることができるのです。できれば入居者の方とあまり顔を合わせたくない、と考えるオーナーさんも多いのが現実です。
たとえば、オーナーの玄関は南側、入居者の玄関は北側というように、全く異なる場所に玄関を設置します。こうすることで、お互いが顔を合わせる頻度が非常に低くなり、隣に住んでいる人くらいの間隔にすることができます。
ほかにも、オーナーが二階、入居者が一階といった形で、階数を違えてしまうことも可能です。

自分がオーナーだと言わなくてもOK！

オーナーの意向で、「賃貸併用住宅に魅力を感じるけれど、プライバシーを大切にしたいので、入居者の方と全く交流を持ちたくない」という場合もあるでしょう。このような場合は、オーナーが同じ物件に住んでいるということを伏せて、入居者を募集することもできるのです！

これは特に不正なことでもありません。
オーナーの居住部分と賃貸部分の間取りや広さが異なっても、同じ物件の中に間取りや広さが異なる部屋が混在している通常の賃貸物件も多くありますので、特に不自然でもないのです。
このように賃貸併用住宅は、オーナーが同じ建物に住んでいることを入居者に伏せておくことも全く問題なくできます。

まとめ

いかがでしたか？

ご紹介したように、賃貸併用住宅はオーナーのプライバシーもしっかり守ることができます。
自分がオーナーになった時、入居者との距離感やプライバシーが気になるという方も、希望に合わせて建物の設計を変えたりできるのが、賃貸併用住宅のメリットです。

このように、メリットの多い賃貸併用住宅。
気になった方は、ぜひはたらくおうちにご相談くださいね。