意外と多い主婦の「○○ソムリエ」!一流の舌の資格に挑戦♪

たくさんの種類がある資格の中には、ワインソムリエのように味覚が試される種類も数多くあります。飲食業界を中心にさまざまな分野で役立てることができるため、飲食業界に興味がある方や、就職、転職、復職を希望している主婦の方は資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。今回は、飲食業界への就職や転職が有利になる資格の中から「ソムリエ」と呼ばれる資格を3つご紹介します。

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味覚が試される資格を取ろう! 「◯◯ソムリエ」には何がある?

味覚を使った資格には、さまざまなものがあります。取得することで専門的な知識を持つスペシャリストだと認められるため、主婦の方の中で飲食業界に転職したいという方はもちろん、日常的に料理を作る方にもおすすめです。

●ワインソムリエ
ホテルやレストランなどに勤務し、料理に合ったワインをおすすめするワインのプロフェッショナルです。仕入れや保管、品質管理など携わる業務は多岐にわたります。お客さまと接する機会が多いことから、高い接客スキルを求められるのも特徴です。コミュニケーション力にすぐれた方に向いています。日本では国家資格、公的資格ではありませんが、本場フランスでは国家資格として認められるほど重要な資格です。

ワインソムリエに関する資格は複数あり、「日本ソムリエ協会(JSA)」と「全日本ソムリエ連盟(ANSA)」という2つの機関が認定しています。前者で取得できる資格は「マスターソムリエ」「シニアソムリエ」「ソムリエ」「ワインエキスパート」、後者で取得できるの資格は「プロフェッショナルソムリエ」「ソムリエ」「ワインコーディネーター」となっています。

なお、日本ソムリエ協会はソムリエの世界機構である「国際ソムリエ協会(ASI)」に加盟しているので、世界に通用する「国際ソムリエ協会認定ソムリエ資格」の試験に挑戦することができます。

●野菜ソムリエ
野菜やフルーツに関する知識を身につけ、おいしい食べ方やレシピを人に伝えるスペシャリスト。国家資格ではありませんが、国内だけでなく海外からも受講に訪れる方がいるほど知名度が高い資格です。食の安全、安心が問われていることもあり、野菜ソムリエの有資格者を積極的に採用する職場も増えています。主婦の方の中で食品業界への就職、転職を希望している方に特におすすめです。

そんな野菜ソムリエは、「日本野菜ソムリエ協会」が認定する民間資格。「ジュニア野菜ソムリエ」、「野菜ソムリエ」、「シニア野菜ソムリエ」があり、ジュニア野菜ソムリエは最短3日間の講習と認定試験を受けることで資格を取得できます。合格率が約85%と高いことから、取得のしやすさも人気の理由となっています。

●コーヒーソムリエ
コーヒーに関する知識を持つエキスパート。コーヒー豆の産地や種類、ばい煎、おいしいコーヒー豆の見分け方などの基本的なことはもちろん、コーヒーのいれ方やラテアートなど技術的なことにも精通しています。

そんなコーヒーソムリエは、「日本安全食料料理協会(JSFCA)」が認定する民間資格。2016年にコーヒーアドバイザーという名称から変更されましたが、試験内容や合格基準などは変わっていません。コーヒーの基本的な知識を学ぶことができるため、カフェや喫茶店で働いているという方だけでなくコーヒーについて初めて学ぶという初心者の方にもおすすめです。

なお、コーヒーソムリエのほかにも「カーサバリスタ」、「コーヒーマイスター」など、コーヒーに関する資格はたくさんあります。資格によって対象としている層が異なるほか、身につけられる知識にも違いがあります。

主婦でソムリエの資格を取得! どんな業種・職種で活躍できる?

上記でご紹介した資格を取得すれば、主婦の方も飲食業界を中心にさまざまな業種・職種で活躍できます。

●ワインソムリエ
多くのワインソムリエは、ホテル内にあるレストランやバーなどで働いています。小さなレストランだとシェフやウェイターが幅広く業務をこなすことが多いので、ワインソムリエだけの仕事が発生しにくいためです。ワインソムリエにはワインに関する豊富な知識と高い接客スキルが求められるため、まずはワインを扱う飲食店に就職または転職し、現場で学びながら接客スキルを磨きましょう。

●野菜ソムリエ
野菜ソムリエは、レストランやカフェでレシピを開発したり、スーパーや青果店で販売業務に携わったりします。中には食品関係の企業に勤め、知識を生かして商品開発を行う方もいます。飲食店の中には野菜ソムリエの有資格者を優遇しているところもありますし、大手食品メーカーに就職や転職ができれば安定した収入を得られる可能性が高まります。

●コーヒーソムリエ
コーヒーソムリエは、カフェや喫茶店、コーヒー豆を扱う専門店などで働いています。お客さまにおいしいコーヒーを提供したり、専門の機材を使ってコーヒー豆をばい煎したりと、知識をフル活用できる職場なら資格を十二分に活かして働くことができます。缶コーヒーなどを取り扱う飲料品メーカーに就職または転職ができれば、製品開発に知識を役立てることが可能です。

幅広い業種・職種から自分に合った仕事を探したい場合は、転職サイトを利用しましょう。専任アドバイザーに就職活動や転職活動をサポートしてもらえるサイトもあり、そこでは「資格を生かせる職場で働きたい」という要望に添った転職先を紹介してもらえます。履歴書・職務経歴書の書き方や面接の注意点などを教えてくれる転職サイトもあるので、不安を感じている主婦の方も安心して就職活動や転職活動に挑戦できますよ。

就職や転職に勢いがつく! ソムリエ資格の取得方法

資格取得の方法は、資格を認定する協会によってさまざまです。

●ワインソムリエ
日本ソムリエ協会が認定する資格の場合、一次試験に合格しなければ二次試験を受けることができません。一次試験はワインの作り方や名前を問われるマークシート式の筆記試験であり、二次試験は銘柄や産地などを問われるマークシート式のテイスティング試験となっています。ソムリエ資格を受験する方にのみ三次試験があり、試験官をお客さまに見立ててワインの抜栓とデキャンタージュを行います。

なお、ワインエキスパート以外の日本ソムリエ協会認定の資格を取得するためには、実務経験が必要です。そのため、まずはワインを扱う飲食店などで働いてある程度の知識を習得しましょう。

全日本ソムリエ連盟認定の資格を取得するためには、講習を受ける必要があります。「通信コース」、「在宅受講・試験コース」、「2日間集中受講・試験コース」の3つがあり、完全在宅の通信コースでは学習用と資格認定用のテイスティングワインが自宅に届きます。実務経験がなくても受講できるので、ワイン愛好家からも人気があります。

●野菜ソムリエ
野菜ソムリエの資格を取得するためには、日本野菜ソムリエ協会が主催する養成講座を受講する必要があります。

養成講座は初級、中級、上級と難易度によってコースが分かれており、最初は初級のジュニア野菜ソムリエからスタートします。通学制と通信制から選ぶことができ、カリキュラムを終えたら課題を提出し、修了試験を受けて合格したら資格取得です。野菜ソムリエと名乗れるのは中級以上の資格を取った方のみなので、最低でも中級までは受けることをおすすめします。

上級資格であるシニア野菜ソムリエまで持っている方はまだまだ少ないため、取得できれば大きなアピールポイントになるかもしれません。

●コーヒーソムリエ
コーヒーソムリエの資格試験は誰でも受けられます。申し込みはインターネットで簡単に行うことができ、在宅受験なので自宅のパソコンで気軽に試験を受けることができます。

コーヒーソムリエの勉強方法は、専門書を読みながらコツコツと知識を蓄えるのが一般的。しかし「なるべく早く、確実に資格を取りたい」という場合は、日本安全食料料理協会が推奨している講座の受講がおすすめです。修了すれば試験そのものが免除になる特典を受けられるので、経済的に余裕がある場合にぴったりです。

◯◯ソムリエの資格を取って、味のわかる主婦に!

今回ご紹介した3つの資格以外にも、飲食業界で役立つ資格はたくさんあります。飲食業界への就職、転職、復職を考えている主婦の方は、この機会にぜひ資格取得にチャレンジしてみてください。資格を取得すれば専門的な知識を身につけられますし、なによりも自分の自信につながります。まずは、興味のある業種・職種に関係する資格のピックアップから始めてみてはいかがでしょうか。

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