主婦でも気軽に挑戦できる！派遣で「農業」の世界に飛び込もう

主婦にもおすすめ！　派遣で農業？　農家だけではない2つの働き方について

農業というと、農家が農産物を育てているというイメージを持っている主婦の方が多いのではないでしょうか。もちろんそれも間違いではありませんが、農業を行っているのが必ずしも農家とは限りません。企業が事業として農業を行っている場合もあるのです。農業を仕事にすることを「就農」といい、「独立自営就農」と「雇用就農」の2パターンにわけられます。

・独立自営就農
独立自営就農は、自分で農業を行う土地を探し、かつ自らがオーナーとなり農産物を育てて出荷すること。栽培方法や販売方法など、すべてにおいて自分の希望を通すことができます。その一方で資金をはじめ、機材や住居も自分で確保しなければならないため、営農計画をしっかりと立てることが大切です。

・雇用就農
雇用就農は、農業法人などの会社に入社、または人材派遣会社に登録したのち、その会社の従業員として農産物の生産・出荷に携わること。安定した給料を得られるほか、働きながらスキルを習得することができます。ただし、あくまでも雇用なので作業ひいては経営に制約が設けられる場合があります。

独立自営就農と雇用就農、それぞれに特有のやりがいや面白さがあるため、どちらか一方がよいとは一概にいえません。ただし、農業の知識やノウハウがないままゼロからスタートするのは極めて困難なので、主婦業と仕事を両立させるためにも、まず雇用就農にて農業で生計を立てるうえで必要なスキルを身につけることをおすすめします。

主婦でもできる♪　インターネットを活用！　派遣でできる農家の方々をサポートする農業の仕事

「直接的に農業を行うこと」だけが農業に携わる方法ではありません。農業関連の仕事はほかにもあり、その仕事を通して農家の方々をサポートすることもできます。

農業で育てた農産物は、基本的に農業協同組合（以下農協）が買い取って各小売店などに卸しています。このときの買い取り価格は一律で、有機野菜などこだわった農産物であっても変動することはありません。そのため、農家はなかなか利益を得ることができないのです。

農協を介さずに農産物を買い取ってもらうためには、自分で販路を開拓する必要があります。しかし大きな営業力を持っていない農家にとって、販路の開拓は決して容易なことではありません。そこで役立つのがインターネットです。インターネットの普及により、誰でも簡単に商品の購入・販売が可能になった現代。農業においてもインターネットをフルに活用すれば、気軽に農協を介さない販路の開拓を行うことができます。

しかし農家の方々がサイトを運営するとなると、発送や入金確認に手間がかかり仕事量が増えてしまいます。農家をサポートするECサービスやアプリがあれば、農家の方々は負担を抱えることなく十分な利益を得ることができます。

こうした点から、サイト制作会社などインターネットに携わる業種なら、農家の方々をサポートできる可能性があります。そのため「農業に興味はあるけど間接的に関わりたい」という主婦の方は、派遣を通してインターネットに携わる業種で働いてみるのもよいかもしれません。

どんな種類があるの？　主婦が挑戦できる派遣の農業求人について

派遣における農業求人と一言でいってもその種類はさまざま。例えば、農業に直接的に関わる野菜の収穫・出荷の補助業務があり、こちらは時給1,050円程度で各種保険が備わっているだけでなく週払いのケースもあります。また、専用マシンの塗装・検査・組み立てなどを行う業務もあり、こちらは時給1,350円程度でシフト制が多くなっているので、平日のみの出勤も可能です。

ほかにも農業用ネットの加工補助など、さまざまなバリエーションの農業求人があります。それぞれで仕事内容や時給が異なるため、事前に内容をしっかりと確認して自分に合ったところを探しましょう。

主婦なら派遣で！　農業に挑戦してみよう

若年層や女性の就農が増えている昨今、主婦の方でも気軽に就農に挑戦することができます。農業に興味を持っている方は、ぜひ派遣を通して直に農業を体験してみてください。新たな発見があったり、食の大切さにあらためて気づいたりと、きっと農業の素晴らしさを感じられます。

また、直接的ではなく農業に間接的に関わる仕事に就くのもおすすめです。派遣では数多くの求人が扱われているので、農業の世界に興味があるという主婦の方は気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。