【ねこのふらり一人旅 #17】ちょっと奮発!世界最古のレストランでディナーを楽しむ

マドリードで有名なレストランのひとつに〔Botín(ボティン)〕というお店があります。「現存する世界最古のレストラン」として、ギネスにも認定されているのだとか。世界中からファンが訪れるそうです。せっかくなので旅のちょっとした贅沢に訪れてみました!

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ヘミグウェイも愛した世界最古のレストラン

“世界最古”というだけにどれほど格式が高いのかしら……。と、ちょっとドキドキして出かけたに〔Botín(ボティン)〕。創業はなんと、1725年! 長い歴史を持つ名店だけあり、さまざまな逸話が残されていました。

例えば、スペイン絵画の巨匠であるフランシスコ・デ・ゴヤがマドリードへ上京した際に厨房で皿洗いをしていた、作家のアーネスト・ヘミングウェイも常連で彼の“指定席”が今も残っている……。そのヘミングウェイの代表作『日はまた昇る』の中にも記述があり、〔ボティン〕の知名度が一気に高まりました。

名物《子豚の丸焼き》そのお味はいかに!?

〔ボティン〕の名物は、何といっても、創業以来から変わらずに使われている薪のオーブンで焼いた《子豚の丸焼き》です。これを試さなければはじまりません!

母乳のみで育った子豚を、薪オーブンで職人たちが丁寧に焼いたこちらの一品。“丸焼き”と言っても1人分に切り分けられて運ばれてくるのでご安心を。

気になるのそのお味は、柔らく臭みの少ないミルキーな肉質とパリパリの皮の香ばしさと行ったら! 結構なボリュームなのですが、ペロリと平らげてしまいました。

メインの子豚の丸焼きに、スープ、デザート、パン、ドリンクがついたセットは44.35ユーロ。一人旅のお財布にはなかなかの出費でしたが、自炊やコスパ抜群のバルのタパスで食事を抑えられている分、ちょっとだけ贅沢というのも、たまには良いものです。

さて、3日間滞在のマドリードの残りわずか。最終日はピカソのゲルニカやゴヤの名画を訪ね、美術館巡りに出かけます。

●文/写真 ねこりょうこ
雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。

▽「ねこのふらり一人旅」スペイン編はこちら!▽

▽パリ編の一覧はこちら♪▽

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