【子どもの片づけ】理想と正解と出来ること

「片づけが上手くいかない!」
そう思う要因のひとつに、片づけに【正解】を求めている場合があると思います。
特に子どもの片づけには、【正解】や親の【理想】を絡ませがちですので、気をつけたいですね。


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「○○は、このように納めましょう」「△年使っていないモノは捨てましょう」・・・そんな自分にできないことを【正解】だと思い込んでいると、いつまでも解決しません。
だからと言って、「あなたの片づけレベルは、この程度です。レベルを下げた”あなたが出来る方法”を実践しましょう。」と言われたとして、受け入れられるのか?受け入れたとして、それって本当に自分が求めている暮らしなのか?疑問が残ります。

大切なことは、片づけには【正解】はないと気づくこと。

そして【理想】と【出来ること】が噛み合った方法を見つけること。

そうすることで、単にモノが片づくだけではなく大切にしたい暮らしが生まれるのだと思います。

片づけには正解がない

まずはじめに、片づけに【正解】はありません。

このことに気がついていないと、昨今の整理収納片づけブームに巻き込まれ

「私は○○が出来ないから、片づけられないんだ」
「家に△△が無いから、片づかないんだ」

などと、得た情報を【正解】と思い込むあまり、自分に合った方法や出来ることを見つけられなくなります。

子どもに対しても、「○○は、この中に収めるもの」という固定概念にこだわって、出来ないことを無理にさせようとしていませんか?
それはもしかしたら、【正解】だと思っていることや【理想】を押し付けているのかもしれません。

片づけで大切なことは、【正解】を知ることではないのです。

こちらは先日片づけ方法を見直した、子どもが絵を描く時に使っている鉛筆類です。

私はずっと、色鉛筆などの片づけの【正解】はコレ↓だと思っていました。

幼稚園の時から
「次のクレヨンを出す前に、使ったクレヨンを箱に戻しましょう。」
と言われてきました。

それが普通だと思っていたし、何の疑いもなく【正解】だと思っていました。

たしかに、幼稚園や学校のような集団生活では

「常にケースに収まっていて片づいた状態」
「1本でも無くなったらすぐに分かる」
「省スペース」

など、メリットの多いこの方法がベストです。
みんなが好き勝手に出しまくって絵を描いていては大変です。

でも、家でもその方法にしなければならない?
と考えると、どうでしょうか。

それは【正解】ではなく【理想】では?

ケースに入れる方法は【正解】ではなく【理想】だったのです。

しかも、子どもではなく私の【理想】です。

絵を描くことに夢中になっていると、1本1本ケースに戻すことが出来ないことはありませんか?
どんどん出して、どんどん描いて、気がついたら辺りには鉛筆だらけなんてこと、ありますよね。

親としては、次の色鉛筆を出す時に戻せばいいのにな、と思います。
しかし、子どもにとってはケースにきちんと入っているなんてことは「どうでもいいこと」かもしれません。

欲しい鉛筆がすぐ手に取ることが出来て、最終的に簡単に納めることが出来ればよいのです。

親と子供の【理想】は違う?

欲しい鉛筆がすぐ手に取ることが出来て、最終的に簡単に納めることが出来る、それらを考えた子どもにとっての【理想】はこちら

雑貨屋で購入したプランターボックスに小瓶を入れて、種類別に収納しています。
(左から、木炭類、鉛筆、色鉛筆、水彩色鉛筆、と分けています。)

「種類別に入っている」「出し入れしやすい」「見た目が好み」

わが家では、この3つの要素が揃って息子の【理想】と【出来ること】が噛み合った収納になっています。

大切なことは【理想】と【出来ること】のすり合わせ

「種類別に入っている」「出し入れしやすい」「見た目が好み」

この中で「見た目が好み」が無くなると子どもの【理想】にはならないようでした。
反対に「見た目が好み」だけ追い求めてキッチリし過ぎた収納にすると、【出来ること】が置き去りになって片づけられなくなります。

子どもにとって「見た目が好み」ということは、思った以上に重要だったようです。

子どもの片づけを考える時は、親の理想や固定概念を外して
「子どもが何を重視しているのか?」
「どんな状態を理想と考えているのか?」
を、しっかり聞いてみることが大切ですね。

わが家の場合、「出し入れしやすい」という【出来ること】だけに着目すると何かの瓶に立てておけばいいんじゃない?ということになりますが、見た目重視の子どもにはテンションが下がる要因になるようでした。

入れている瓶は、Morozoffのプリンの空瓶。

これだと、「ギリギリ許せる見た目。でも出来れば隠したいかな?」くらいの感じだそうです。
これが例えば、「磯海苔」とか大きく書いてある瓶だとアウトで、ロゴがアルファベットというところがポイントのようです。

たかが収納ですが、見た目にこだわるお子さまの場合は、ニヤニヤしちゃうくらい好みの見た目だと、使った後にきちんと戻せるのです。

一緒に使う鉛筆削り器は、マジックテープを付けてケースに貼り付けています。
これは「出来ること」を優先した片づけ方。
でも、見た目が好みの鉛筆削り器にしていますので、そちらの理想もカバー。

片づけの【理想】と【正解】と【出来ること】

片づけで大切なことは、【理想】と【出来ること】のすり合わせです。
子どもの片づけに限らず、大人でも同じですね。

特に子どもの片づけに関しては、親が【正解】と思っていることや【理想】を押し付けてしまいがちです。
大切なことは、子どもにとっての【理想】は何か?【出来ることは】何か?を一緒に考えることではないでしょうか。

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私は「片づけられない女」から「ライフオーガナイザー」になりました。 子どもの頃からお片づけがとっっても苦手で、 そのまま「片づけられない女」へと成長し、 部屋の…

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