ガルバリウム鋼板の屋根に太陽光発電を設置!気を付けたいことって?

日本人に馴染み深い屋根といえば粘度系の瓦屋根ですが、現在屋根材にはセメント系やスレート系など、さまざまな種類が存在します。自宅に太陽光発電を導入する際は自宅の屋根材について学び、設置のしやすさなどについても知っておきましょう。今回は金属系屋根の1つであるガルバリウム鋼板の屋根について、その特徴から注意点まで紹介します。

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軽くて丈夫!ガルバリウムの屋根とは?

ガルバリウム鋼板は、芯材である鋼板にアルミ・亜鉛・シリコンなどで両面加工した屋根材です。

金属系の屋根といえば、ひと昔前まではトタン板が主流でした。トタン屋根といえば非常に軽く安価である一方、耐久性が低くて劣化しやすく、サビが発生するという難点がありました。トタン屋根の劣化がひどくなると、雨漏りが起こるなどのトラブルも発生します。また、金属特有の遮音性や断熱性の低さもネックになることが多く、こまめなメンテナンスが必要な素材です。

ガルバリウム鋼板はそんなトタン板と同じ金属系の屋根でありながら、トタン板のメリットはそのままに、デメリットが改善された素材として注目されています。その特徴はおもに以下の5つが挙げられます。

【特徴1:軽さ】
現在日本国内で多く普及している屋根材の中では非常に薄く、もっとも軽い部類に入ります。もっとも重いとされる瓦屋根と比べると、8分の1から9分の1程度しかありません。そのため地震などが起きた際も軽微な損傷で済むなど、安全性も高い素材です。

【特徴2:耐久性】
金属をメッキ加工してあるため、金属系であるにも関わらずサビにくいことが大きな利点です。細かな傷はできやすいものの、強度は日本瓦に勝るとも劣らないといわれます。またトタン板と同じく防音性や断熱性の問題はありますが、これらも工法の工夫や仕上げの屋根材などを追加することにより改善することができます。

【特徴3:安さ】
上記のようなメリットを持ちながらも、瓦に比べて非常に安価であることも人気の理由です。

【特徴4:デザイン性】
金属のため非常に加工がしやすく、スタイリッシュな雰囲気から昔ながらの瓦風まで、さまざまなデザインやカラーバリエーションに対応できます。

【特徴5:耐用年数】
耐用年数は30年程度で、トタン屋根の10年から15年程度の耐用年数に比べると非常に長く使うことができます。ただし塗装は10年程度で劣化してしまうため、定期的なメンテナンスは必要です。

ソーラーパネルが設置しやすいガルバリウムの屋根

太陽光発電は屋根の種類によって施工のしやすさが変わるため、それに応じて費用も変動します。ガルバリウム鋼板の場合は、瓦屋根やスレート屋根に比べて安価に工事をおこなうことができるのがポイントです。ガルバリウム鋼板最大の特徴である軽さも、ソーラーパネル設置の際は大きなメリットになります。屋根が軽ければそれだけ屋根への負担を気にせずに太陽光パネルを設置できます。乗せられる枚数も増えるため、より多くの発電量を期待できるでしょう。

また太陽光発電の工事で心配なのは、施工後に「雨漏りしないか」という点です。これもガルバリウム鋼板なら、屋根に穴を開けないキャッチ工法と呼ばれる方法で解決できます。キャッチ工法の手順は以下のようなものです。

・金具の取り付け位置を決定
・屋根材をキャッチ金具で挟み、ボルトでしっかり固定する
・キャッチ金具にフレームを取り付け、高さを調節する
・固定金具でパネルを取り付ける

雨漏りの原因は屋根自体がもともと劣化していたり、業者による施工不備があったりといくつか原因があります。ただその中でも多いのは、屋根に穴を開けたために発生するものです。キャッチ工法の場合は、屋根材を金具でしっかり挟んでパネルを固定するため、穴を開ける必要がなく、雨漏りの心配もありません。金具の高さを微調整して、パネルを美しく並べられるという利点もあります。

ガルバリウムの屋根は定期的にメンテナンスが必要

非常に優れた屋根材であるガルバリウム鋼板ですが、どんなに優秀な素材でも長年使用している限り劣化は避けられません。太陽光発電を設置するにあたっては、事前に屋根の状態を詳しくチェックしておくことが大切です。サビはないか、野地板や防水下地がボロボロになっていないかなど、施工業者にしっかりと見てもらうようにしましょう。ガルバリウム鋼板の耐用年数や家の築年数などを鑑みて、劣化が進んでいるようであれば補修ではなく葺き替えリフォームなどをおこなうのも1つの手です。

1度太陽光発電を設置してしまうと屋根のメンテナンスをおこなうのも容易ではないため、いつメンテナンスをおこなうのか、いつ太陽光パネルを設置するのかなど、施工のタイミングもあらかじめ検討しておくと安心です。

まとめ

非常に優れた性能を持ち安価なガルバリウム鋼板は、現在広く普及しています。太陽光発電も大きな問題なく設置できるケースがほとんどでしょう。とはいえ、屋根の特性や現在の状態などがわからないと、どんな補修や施工が可能なのかもわかりません。家主としてしっかり状況を把握して、将来の屋根の状態まで見据えた計画を立てましょう。


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