複雑な流れを徹底解説!太陽光発電の申し込みから発電までの手続き

太陽光発電システムを導入するときには、通常の電気と同じように電力会社に申し込めば終わりということではありません。複数の書類が必要な上、提出する先も複数あります。こうした手続きは設置業者が代わりにおこなってくれますが、自分でもしっかり理解しておくようにしましょう。今回は太陽光発電の申し込みから発電までの流れを紹介いたします。

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太陽光発電は手続きの流れを理解しておくことが重要

太陽光発電は勝手に設置して勝手に発電を始めることはできません。さまざまな手続きが必要ですし、導入の検討を始めてから発電に至るまで多くの時間を要します。

これほど時間や手続きが必要な理由は、太陽光発電を導入することは国のエネルギー事情に関わるためです。また余った電気を売ることができる「売電」をおこなうには、電力会社と特殊な契約を結ばなくてはなりません。

こうした手続きはおもに設置業者が代行しますが、家主としてどのような流れで進んでいくのかを知っておくことはとても重要です。手続きが滞ってしまうと予定どおりに発電を開始できません。また売電価格は年度ごとに決まっているため、申請が遅くなったために当該年度の売電価格で契約できないこともあります。

そうした事態を防ぐためにも、太陽光発電にはどのような流れで進み、その間にはどのような手続きがあるのか、またどのくらいの時間がかかるのかもしっかり学んでおきましょう。

おおよその期間を知っておく! 太陽光発電の発電までのスケジュール

既存の住宅に太陽光発電システムを設置し、発電および売電できるまでには下記のようなスケジュールになります。必要となるおおよその期間も記していますので、参考にしてください。

【1.設置業者に見積もりを依頼する(1〜2週間)】
設置業者を決めるために見積もりを出してもらいます。この際、最低でも2社以上の業者に依頼しましょう。電話をかけたときや現地調査に訪れたときの対応の仕方などもチェック項目となります。

見積書は通常2〜3日で出してもらえますが、複数の業者の見積書が揃うのに1〜2週間かかると見ておきましょう。

【2.見積もりを検討し、設置業者と契約(1〜2週間)】
見積もりの仕様は業者によって違いますが、どのような機器を導入するのか、そのために費用がいくらかかるのかがわかるようになっています。また太陽光発電で重要なのが、予想年間発電量と予想年間売電収入です。見積書を比較検討するときはこれらが的確に記入されているか、しっかりチェックしましょう。

最終的に1社に絞ったら契約を結びます。契約が成立すると、工事の準備に取りかかるとともに申請などの手続きの準備も始まります。

【3.電力会社(送配電事業者)に接続申し込み(2週間〜3ヶ月)】
電柱など電力会社の配線設備と接続することを系統連系といいます。太陽光発電システムはこの系統連系をおこなわないと利用できません。そのために電力会社と受給契約(接続契約)を結びます。余った電力を買い取ってもらい、足りないときには電力を供給してもらうという契約です。

申し込み後、電力会社で技術的な検討をおこない、その結果が知らされます。ちなみに新たに電力系統の改修が必要となる場合は工事後にその工事費を負担することになります。電力会社によって違いますが、早くて2週間、遅いと3ヶ月以上かかります。

【4.資源エネルギー庁に事業計画認定の申請(1〜3ヶ月)】
固定価格買取制度を適用してもらうためには、資源エネルギー庁に事業契約認定の申請をしなければなりません。申請のためには複数の書類が必要で、電力会社と受給契約を結ぶことも前提となっています。申請の際に受給契約の締結が完了していなくても、事業計画の認定までに完了していれば問題ありません。

申請の状況にもよりますが、長いと認定までに3ヶ月以上かかることもあります。

【5.設置工事(3日〜1週間)】
太陽光発電システムを設置する工事は、太陽電池モジュールやパワーコンディショナーなどを取り付ける工事と、取り付けた機器がきちんと動くよう電気配線をおこなう工事があります。設置は3日~1週間ほどと、日数はかかりません。規模にもよりますが、早いと2日で終わるケースもあります。

【6.連系立ち会い、発電開始】
太陽光発電システムの設置工事が終わったら、電力会社と設置業者、さらに家主の立ち会いのもと、太陽光発電システムがきちんと運転しているか確認します。特に問題がなければ10分程度で終わります。この連系立ち会いが終わると、正式に発電と売電ができるようになります。

工事が終わっても発電できない場合がある? 申し込みから発電時の注意点

前述したように多くの時間と手間がかかるのが、太陽光発電の設置です。さらに太陽光発電で気を付けたいことは、スケジュールどおりにいかないこともあるという点です。

紹介したスケジュールはあくまでも一般的なものであり、そのとおりに進むとは限りません。特に事業計画の認定は2017年度に新しいシステムに変わったことで混乱しており、申請から認定までかなりの期間を要しています。

一方、電力会社との受給契約も、必要となる設備の費用算出などに時間がかかり待たされることがあります。また、連系立ち会いを申し込んでも混み具合によっては何日も待たされるケースもあるようです。このため、設置工事が済んでもなかなか発電ができないこともあります。

太陽光発電は申請が下りないと工事を始められませんし、工事が終わっても連系立ち会いが終わらなければ引き渡しにはなりません。こうした場合にはとにかく待つことしかできないため、事前にスケジュールが遅れる可能性を加味しておくのも家主として必要なことです。

まとめ

太陽光発電はそのシステムを導入し、発電するまでに複雑な流れがあります。通常は設置業者が代行しますが、書類を確認したり捺印したりするのは家主です。繁雑な作業が多く、さらに時間もかかることを良く知っておきましょう。


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